『99.9 刑事専門弁護士SEASON II』第2話-SNS投稿数が異例の伸び。評価も高く、今期最も盛り上がってるドラマに

感想・評価99.9

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

TBS日曜劇場枠『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』第2話(2018年1月21日21時0分~)の感想・評価の分析記事です。

SNS投稿数は前回よりさらに増えて2万超え。SNSにおいて、今期最も盛り上がっているドラマとなっていると思います。詳しくは後述の「視聴者の概況」に書きました。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

深山大翔 役 松本 潤

投稿数:11357(1位), ユーザ数:2780(1ユーザあたり4.09回)
関連語:深山(10071), 大翔(788), 松本(4680), 潤(5090), いただき(357), 浴衣(320), 好き(208), 事実(195), マツコデラックス(183), ギャグ(143), 金沢(131), 解決(125), 父親(57), マングース(49), オヤジギャグ(47), キーホルダー(46), 演技 表情(44), 演技 凄い(39), 演技 感動(36), ストラップ(35), 演技 登り方(34), ニヤニヤ(28), 綺麗(27), オンパレード(8), ゴクゴク(7)

1位は深山大翔役の松本 潤さん。
今回は彼の父親の、26年前の件の真相に迫る。舞台は金沢。浴衣姿も出たし、オヤジギャグも連発した。

佐田篤弘 役 香川照之

投稿数:1356(2位), ユーザ数:851(1ユーザあたり1.59回)
関連語:佐田(1171), 篤弘(5), 香川(218), 照之(163), カマキリ(83), 金粉(39), 金箔(21), ギャグ(17), ダジャレ(15), ダブルチェック(6), 協力(3), 演技 好き(3)

2位は佐田篤弘役の香川照之さん。
休暇中の身だったが、斑目にけしかけられて深山を追って金沢へ。まさかのカマキリネタがぶっこまれた。

丸川貴久 役 青木崇高

投稿数:939(3位), ユーザ数:624(1ユーザあたり1.50回)
関連語:丸川(893), 貴久(4), 青木(62), 崇高(24), 検事(254), 金沢(27), 協力(26), 髪型(18), かっこいい(18), 毛量(13), イケメン(12), 素晴(5), 左遷(4)

3位は丸川貴久役の青木崇高さん。
金沢地方検察庁に転勤となっていた検察官。彼の働きが、26年前の件の真相のために大きな役割を果たす。髪型が変わったと評判だった。

明石達也 役 片桐仁

投稿数:866(4位), ユーザ数:528(1ユーザあたり1.64回)
関連語:明石(794), 達也(11), 片桐(94), 仁(77), 透明(42), 人間(41), 目開けて寝る(17), マチルダ(9), 大好き(8), アムロ(4)

4位は明石達也役の片桐仁さん。金沢へ。目を開けて寝ることができるようだ。

尾崎舞子 役 木村文乃

投稿数:793(5位), ユーザ数:440(1ユーザあたり1.80回)
関連語:尾崎(169), 舞子(243), 木村(406), 文乃(380), カエル(22), 信念(7), ゲコ(7)

5位は尾崎舞子役の木村文乃さん。
前回1度きりの契約だと思っていたら、なんやかんやで金沢へ向かう。時々、彼女の心の中からカエルが出てきて、彼女と会話するようだ。

大友修一 役 奥田瑛二

投稿数:542(6位), ユーザ数:421(1ユーザあたり1.29回)
関連語:大友(508), 修一(0), 奥田(41), 瑛二(29), 検事(164), 辞職(115), ラスボス(18), 検事正(26), 対峙(25), あっさり(3)

6位は大友修一役の奥田瑛二さん。
26年前の真相を把握しているであろう立場。当時の担当検事であり、現在は検事正。今回の敵である。

斑目春彦 役 岸部一徳

投稿数:436(7位), ユーザ数:373(1ユーザあたり1.17回)
関連語:斑目(401), 春彦(1), 岸部(32), 一徳(39), 所長(97), マングース(28), カッコイイ(8), 上司(7), 素敵(7)

7位は斑目春彦役の岸部一徳さん。
斑目法律事務所のマネージングパートナー・所長。深山の父親・大介とは学生時代の友人だった。彼の冤罪を主張していた。

謎の男 役 佐藤勝利

投稿数:331(8位), ユーザ数:224(1ユーザあたり1.48回)
関連語:謎の男(91), 佐藤(124), 勝利(290), 舞子(19), シーン(18), 裁判(7), 謎すぎ(4), 楽しみ(15), 家族(15), 弟(12), 関係(11), 正体(3)

8位は謎の男役の佐藤勝利さん。
ちょいちょい舞子の回想シーンで登場する謎の男である。舞子の弟という説がある。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:カマキリ 大量(1146), マツコ デラックス(886), 丸川 検事(762), 透明 人間(628), 親父 ギャグ(331),  鶴瓶 師匠(43), 金沢(258), 浴衣 姿(235), 大友 辞職(223), ダジャレ(137), 最終 回感(115), ギャグ 連発(100), アメリカ 留学(73), 誤解 解け(55), 榮倉 奈々(55), 石川 秀美(49), 消臭 剤(49), 金魚(48), 斑目 かっこいい(46), 歌広場(44), ドローン 撮影(44)

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

いただきマツコ・デラックス

★24分30秒:盛り上がり度:416
この時点の関連語:マツコ(125), デラックス(104), www(25), 深山(231)

最初の盛り上がりは、深山のギャグのシーン。旅館にて。浴衣姿。

舞子がカエルとお話しているのをよそ目に、深山は「ひゃくまんゴクゴク フルーツ牛乳」のビンのフタを開け、「いただきマツコ・デラックス!!」と、はっきりとした声で発言し、ゴクゴク飲んだ。

今回の舞台は金沢。加賀百万石の城下町である。「ひゃくまんゴクゴク フルーツ牛乳」とか、ありそうなネーミングだ。

なお今回、深山の父親がオヤジギャグを言ってる回想シーンがあった。深山のギャグは、父親との思い出がそうさせるのだと思うと、楽しくもあり、切なくもある。

この時点のSNSでの反応:

いただきマツコデラックスwww
ゆゆゆゆゆ…浴衣の深山せんせい…うげっへっ
親父譲りの親父ギャグ…色んな意味で泣ける…!!
浴衣とフルーツオレがこんなに似合う人いないよね

 

カマキリ大量発生注意!!

★41分30秒:盛り上がり度:462(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:カマキリ(284), 大量(150), 発生(145), 注意(58), トランキーロ(13)

今回最大の盛り上がりとなったのは、深山、佐田、明石、舞子の4人が西塞山に登る場面。

今回の重要な物証であり、当時現場に落ちていた「お守り」が西塞山にある縁結びの神社・羽津鯉神社のものだと判明した。

 

羽津鯉神社は西塞山の山の頂上にある。深山たちは検証のため徒歩で山頂に向かう。

 

西塞山の登山道の入り口には「ようこそ! 西塞山」と書いてあった。そしてその脇には「カマキリ 大量発生注意!!」と注意書きがあった。

佐田は「行くぞ! みんなも気合い入れて登るぞ! 行けるか? ついてこいよ! やるからには全力で」と意気込んだ。

 

佐田を演じている香川照之さんは、最近はすっかり「カマキリ先生」(Eテレの香川照之の昆虫すごいぜ!)の印象だ。そのカマキリが大量発生しているというネタである。

なお、羽津鯉(はつこい)神社というのは実在せず、ロケ地は武蔵御嶽神社のようだ。

この時点のSNSでの反応:

カマキリ大量発生wwwwwwwww
カマキリ!!!!!香川さーん!!!
カマキリ絶対意図的に看板貼っただろwwww

 

深山、オヤジギャグ連発

★51分30秒:盛り上がり度:373
この時点の関連語:ギャグ(54), 親友(46), ダジャレ(36), 野菜(16), インゲン(16), ナス(14)

深山がオヤジギャグを連発したシーン。

入山記録の中に、深山が何かを発見。この事件の鍵を握る「透明人間」の正体がわかったようで、突然屋外に走り出した。

野菜の無人販売所にたどり着いた深山は、「透明人間・・・と、うめえインゲン」と言いながら、インゲンを掲げた。明石による採点は32点だった。

佐田は「すげえの出た!」と笑った。舞子は「なにこれ?」と冷たい表情をした。明石は「すぐに慣れる」と言った。

深山は「きゅうり走り出して、トマトったでしょ? ナスすべなし?」と重ねてオヤジギャグを炸裂された。佐田は大笑いして「最高のヒットだよこれ、ホームランの後の三塁打」と絶賛した。

明石は「この瞬間は親友なんだけどね」と、舞子に解説した。

この時点のSNSでの反応:

オヤジギャグ地獄ww
オヤジギャグ連発キタ━━━
この瞬間は親友wwwww

 

大友が辞職

★69分30秒:盛り上がり度:307
この時点の関連語:大友(74), 最終(41), 回(25), 事実(8), まさか(8)

大友が辞職したとわかった場面。

斑目が「大友から連絡があってな。辞職したそうだ。あいつなりにけじめをつけたってことかな」と深山に告げた。

ラスボス格かと思われた大友が・・・。

この時点のSNSでの反応:

えええ!!!大友検事辞職?!まだ2話だよ?!
大友さんいなくなっちゃうの?
最終回みたいな第2話だ

 

最終回のような第2話

★73分30秒:盛り上がり度:263
この時点の関連語:最終(55), 9(38), !!(35)

放送終了直後。

今回は26年前の真相が明らかになり、当時の担当検事だった大友も辞職した。
しかし深山の父親は帰ってこないし、しかも真の加害者と思われる元警察官の男は、既にこの世にいない。

考えさせられる結末となった。また、シーズン1最大の懸案だった深山の父親の件が、この2話で解決されたのは意外だったという意見も多かった。

この時点のSNSでの反応:

お父さんの事件が2話で解決するとは…
深すぎる回だったなあ
2話にして最終回か、てくらい重い、面白い
本来は1期でここまで入れる予定だったのかな?

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

 

今回は、26年前の深山の父親の件の真相がテーマだった。

 

深山の父親は無罪だった。では誰が? といえば、それは当時交番勤務の警察官の男・小倉(薬丸翔)だった。

現場に落ちていたお守りは、西塞山の神社で手に入るものだが、その山の入山記録に小倉の名前があった。

 

また、小倉は現場に落ちていた傘をわざと素手で触り、指紋をつけた(以前に自分が触ったことがある傘だったから、カモフラージュのため)。

小倉の上司だった三宅(小倉一郎)は、指紋がおかしいことに気づき、その疑いを上層部に報告したが、検察によって潰されていた。

当時の担当検事は大友。

今回のラストで大友は辞職。斑目の話によれば、彼なりのけじめだろう、とのこと。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後9分間の各値。

・投稿数:20493(Q1:3215, Q2:5010, Q3:5136, Q4:4723, 放送後9分間:2409)
・ユーザ数:5058(Q1:1337, Q2:2020, Q3:2188, Q4:1985, 放送後9分間:1915)
・SNSでの影響度数(独自指標):70125

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

まず注意点として、このドラマの公式ツイッターアカウント(@999_2018tbs)は放送前に、ドラマの公式なハッシュタグを「#日曜劇場999」にすると表明していた。

したがって、このブログでも今回から投稿数などすべての集計を「#日曜劇場999」を用いてすることにした。前回(初回)は「#999tbs」というハッシュタグだった。

 

初回は25分拡大、この第2話は20分拡大ということで放送時間は短くなったのだが、SNS投稿数、ユーザ数、ともに前回より20%ほど伸びた。このような伸びは今期これまでのドラマにはない現象であり、異例のことだ(普通のドラマは初回や最終回の投稿数が最も多い)。

 

投稿数は初回の16220から今回は20493となり、2万を超えた。これは今期2位の数字。ちなみに今期これまでの最高投稿数は大河ドラマ「西郷どん」初回の20989。ただ「西郷どん」は第2回で投稿数がかなり減った(11774)ので、このドラマがいかに異例かがわかる。

影響度数はやや減少したが気にするほどでもなく、これでも「西郷どん」初回の倍以上はある。(影響度数は当ブログの独自指標。なぜこのドラマの影響度が大きくなっているかは前回の記事を参照してほしい)

これらのことを総合的に考えれば、このドラマは、今期SNSで最も盛り上がっているドラマだといえると思う。

 

前述の通り、公式ハッシュタグの変更によってデータの一貫性にやや疑義があることは注意。わかりやすいハッシュタグを考案するのも大変ですね。次回に注目。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

初回からの推移図です。

評価の推移図

なんと総合は、相当に高かった前回よりもさらに伸びた。投稿数が凄まじいことに加えて評価も高いという理想的な形。

面白い」の評価がやや下がっているが、これも相当に高い水準を維持しているので気にするほどじゃないと思う。今回はのストーリーは単純に「面白い」というものではなく、考えさせられる結末だったことが影響したかもしれない。

第2話にしてこの盛り上がり、大丈夫なのか、息切れしないかと心配になるぐらい。深山の父親の件をこの第2話で解決させた。思い切った展開だと思う。父親の件を今シーズン後半まで引っ張ること無く決着させたのは、これからこれ以上の、視聴者を引きつける展開がある、という制作陣の自信なのか。次も楽しみですね。

感想・評価99.9

Posted by tomo