『99.9刑事専門弁護士II』桂正和が再出演、王泉幼稚園→奈ッ楠幼稚園、白い教頭、家なき子ネタなど満載の第3話

感想・評価99.9

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

TBS日曜劇場枠『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』第3話(2018年1月28日21時0分~)の感想・評価の分析記事です。

今回は、前シリーズに続き漫画家の桂正和さんが登場。ゲストの安達祐実さんの「家なき子」からは犬のリュウや「同情するなら金をくれ」などのネタ、同じくゲストの宇崎竜童さんの「あんたあの娘のなんなのさ」ネタなど、小ネタが満載されていました。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

深山大翔 役 松本 潤

投稿数:6579(1位), ユーザ数:1612(1ユーザあたり4.08回)
関連語:深山(5461), 大翔(539), 松本(3614), 潤(3763), 松任谷由実(108), いただき(95), ギャグ(97), 小ネタ(94), ダジャレ(85), モヤイ(70), キラキラ(6)

1位は深山大翔役の松本 潤さん。
今回は佐田の尻拭い的な仕事で、本格的に舞子とセットで行動した。
相変わらずダジャレを連発したが、まだ舞子には受け入れられていないようだ。

佐田篤弘 役 香川照之

投稿数:1103(2位), ユーザ数:640(1ユーザあたり1.72回)
関連語:佐田(992), 篤弘(11), 香川(149), 照之(127), 変装(53), 面白(29), すぎる(29), 爆笑(13), コスプレ(10), 傍聴席(5)

2位は佐田篤弘役の香川照之さん。
今回は弁護方針のミスでやらかしてしまい、後半ではクオリティの低いコスプレを披露した。

尾崎舞子 役 木村文乃

投稿数:716(3位), ユーザ数:399(1ユーザあたり1.79回)
関連語:尾崎(139), 舞子(360), 木村(265), 文乃(281), 腹話(67), 術部(46), がんばれ(10)

3位は尾崎舞子役の木村文乃さん。
今回は、彼女の中のカエルの秘密が明らかになった。
あのカエルは腹話術だったのだ。中学時代は腹話術部だったという舞子のクセだ。後述する。

明石達也 役 片桐仁

投稿数:410(4位), ユーザ数:302(1ユーザあたり1.36回)
関連語:明石(358), 達也(2), 片桐(67), 仁(62), 土下寝(51), 髪型(29), 行きまー(11), 土下座(9), リーゼント(4), ラーメンズ(3)

4位は明石達也役の片桐仁さん。
今回は彼の得意技である土下寝が出た。

川上憲一郎 役 笑福亭鶴瓶

投稿数:338(5位), ユーザ数:293(1ユーザあたり1.15回)
関連語:鶴瓶(274), 川上(72), 憲一郎(0), 笑福亭(12), 怖い(38), 裁判官(20), 悪い人(11), ラスボス(9), 悪者(3)

5位は川上憲一郎役の笑福亭鶴瓶さん。
東京地裁の所長代行。今回の件の裁判長となった山内徹(松尾諭)に助言をする、よい上司のようにも見えたが・・・。

石川敦子 役 安達祐実

投稿数:154(6位), ユーザ数:139(1ユーザあたり1.11回)
関連語:石川(7), 敦子(2), 安達(146), 祐実(139), 寝言(25), 家(23), なき子(14), 小ネタ(11), 演技 綺麗(3), 演技 寒気(3), 可愛い(6), リュウ(5)

6位は石川敦子役の安達祐実さん。
今回のゲスト。被害者の一人。
住んでいるマンションの名前が「コーポラス リュウ」。
マンションの前ではランドセルを背負った女の子が犬と遊んでいた。
敦子は寝言で「同情するなら・・・」と言っていた。

すべて安達祐実さんの出世作である「家なき子」ネタだ。
リュウは犬の名前。「同情するなら金をくれ」は、彼女が言った名ゼリフ。

ジョーカー茅ヶ崎 役 宇崎竜童

投稿数:118(7位), ユーザ数:95(1ユーザあたり1.24回)
関連語:ジョーカー(11), 茅ヶ崎(18), 宇崎(86), 竜童(80), あんた(20), あの子(8), 万次郎(5)

7位はジョーカー茅ヶ崎役の宇崎竜童さん。
本名は茅ヶ崎万次郎。

宇崎竜童さんが所属していたダウン・タウン・ブギウギ・バンドの名曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の歌詞「あんたあの娘のなんなのさ」がセリフ(ネタ)として劇中に使用された。

謎の男 役 佐藤勝利

投稿数:112(8位), ユーザ数:84(1ユーザあたり1.33回)
関連語:謎の男(38), 佐藤(52), 勝利(98), 回想(7), 裁判(7), 舞子(6), そろそろ(6)

8位は謎の男役の佐藤勝利さん。
相変わらず、舞子の回想シーンに登場する謎の男である。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:裁判 官(400), モアイ 像(256), なっくす 幼稚園(247), モアイ(191), 腹話 術(190), 大泉幼 稚園(146), モアイ モヤイ(123), オロゴンホビー 社(121), 寝言 同情(120), 明石 土下寝(98), 腹話術(98), 週刊 ダウノ(88), ギャグ 連発(68), ヨーコ ヨコハマ(52), 相思相 モアイ(52), 鶴瓶 怖い(48), オヤジギャグ(47), ゲテモノGO 笑(40), 大泉洋 ナックス(32), あいつ 来る(29), 安田 企画(28), リピートアフターミー(27), アンタ(27), オヤジギャグ 連発(27), NACS 幼稚園(26), 桂正和(26), 保坂 知寿(25), 今日 歌広場(25), 白い 巨塔(25), 金田 一(58)

 

モアイ像、相思相モアイなどは今回の件に深く関わる重要なキーワードだ。

 

大泉洋」や彼が所属する「ナックス(TEAM NACS)」関連の言葉が現れているが、これは今回、検察側の証人・敦子の証言が虚偽だと証明するくだりで重要になった。

証人は「王泉幼稚園(おういずみようちえん)」の看板が見えたと証言した。だが、事前に明石らがその幼稚園の看板を「奈ッ楠幼稚園(なっくすようちえん)」に張り替えておいたので、「王泉幼稚園」の看板は見えなかったはずだ。これにより、証人の証言が虚偽であること、そして証人の視力が極端に低下していることを暴いた(つまり証人は、被告の顔を特定することができなかったはずだ、ということになる)。

なお今回の被害者の一人は「安田」であり、「安田企画」という事務所もあり、NACS感あった。

 

ジョーカー茅ヶ崎は、自身の無罪が決定的になると、証人の恋人である村野正義(永岡卓也)に「あんた、あの子のなんなのさ」と言った。

劇中のニュースでは「オロゴンホビー社」が「ゲテモノGO」日本語版の配信を開始した、と伝えていた。

 

週刊ダウノ編集部にはいろんなポスターが貼ってあった。「白い教頭(白い巨塔のもじりだろう)」「続・蜘蛛の意図(蜘蛛の糸)」「後藤、やっぱり強盗やめるってよ(桐島、部活やめるってよ?)」「マディソン君の箸(マディソン郡の橋)」「華麗なる一条君(華麗なる一族)」などいろいろあった。18分~19分頃のシーンだ。

 

また、今回は「桂正和」さんが登場した。冒頭の小料理屋「いとこんち」でのシーンに注目。前シーズンでも登場しているので、2回目だと思われる。前回同様、アフロを外された。「やっぱり先生、ここにいた! 締め切り間近になるとここに来るんだから、帰りますよ!」と言われ連行された。桂正和さんは連行されながら「ごめん、つけといて! つけといて、ごめんね」と言ってた。桂先生は近年ちょこちょこドラマにカメオ出演している。

 

今日 歌広場」というワードについては、後述する「視聴者の概況」のところで説明する。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

土下寝とピンポン連発

★18分30秒:盛り上がり度:288(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:土下寝(22), ピンポン(18), リズム(14), 連打(11), ダウノ(10), ボタン(7), インターホン(5)

深山が、ヴァーン出版の週刊ダウノ編集部に清水かずき(吹原幸太)を訪ねた場面。

深山は、被害者となった男(安田)が、加害者だと思われる男に何らかのネタで脅され、揺すられていた可能性があると推測。そのため深山は、安田が週刊誌記者らにそのネタを持ち込んでいる可能性を調査したかった。

 

SNS上で注目が集まったのは、深山が清水を呼び出すときのチャイム(呼び鈴)の鳴らし方。

リズミカルに、30数回連打していた。

ピンポン・・・ピンポン・・・ピピピピピピピピンポン・・・ピピピピピンポン・・・ピピピピ・・・ピピピピ・・・ピピピピピンポン・・・。鳴り響くピンポン。

 

なお、この直前には明石の土下寝シーンがあった。

土下寝とピンポン、この二つの出来事の相乗効果で、この時点で今回最大の盛り上がりとなった。

この時点のSNSでの反応:

ピンポン押しすぎwwwwwwww
ピンポン芸めっちゃ笑うwwww
めっちゃ鳴らすやんwwwww
リズム刻まないでwwww
でたー!あかしさんの土下寝ー!

 

佐田、コスプレする

★24分:盛り上がり度:280
この時点の関連語:佐田(129), 仲間(99), 変装(20), BGM(8), ヨーコ(8), ネクタイ(6), カマキリ(4)

今回、佐田は弁護方針をめぐってミスをしてしまった。しかも弁護する被告人(ジョーカー茅ヶ崎)が有名人であり、佐田は会見までしていた。そんな状況だったため、佐田が法廷にいると裁判員らの心証を悪くしてしまう。

 

しかし佐田は裁判を傍聴したい。

そこで佐田は、被告人の仲間かファンのふり(!?)をして、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドっぽい(!?)変装で傍聴席に現れた。髪型はリーゼント。

クオリティの低い、佐田のコスプレである。

 

BGMには、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が流れていた。

この時点のSNSでの反応:

佐田先生ワロタwwww
佐田先生リーゼント!笑
香川照之の全力の変装笑う
ちょwwww佐田先生がコスプレwwwロッカー www
BGMから面白いww

 

舞子、中学時代は腹話術部

★33分30秒:盛り上がり度:236
この時点の関連語:腹話(78), 術部(48), 坊主(19), 逆てる(6)

舞子が、中学校時代に腹話術部だと発覚した場面。

舞子は、担当している裁判のニュースを見ながら、自分が何をすればいいのか考え始めた。そして、手でカエルの形を作った。

 

その時、彼女の後ろから深山が「ゲコ」と言った。

慌てて振り向く舞子。

深山「ねえ? それ何なの?
舞子「ふ・・・腹話術です
深山「腹話術!?

その言葉を聞いて、みんなが興味津々になり寄ってくる。

舞子「中学時代、腹話術部にいて
深山「腹話術部!?
舞子「うまくなるのに、日常的に練習するクセがついてしまって・・・

舞子は恥ずかしくなり、手で顔を覆った。

この時点のSNSでの反応:

舞子ちゃんかわいいwww腹話術部ww
なんてクセだwwww
あれ腹話術だったのかwwww

 

深山のギャグ4連発

★42分:盛り上がり度:274
この時点の関連語:ギャグ(30), ダジャレ(28), 舞子(16), モアイ(7)

今週の深山のオヤジギャグのコーナー。モアイ像のフォトフレームを前に、深山と舞子が会話する。

 

深山「写真がぼけてなくて、フォットしたよ。写真を撮る時はしょしん忘るべからず

室内なのに、どこからともなく寒い風が吹いた。深山は暗に、舞子に採点を要求した。

舞子「えっと・・・3点!
深山「君とはやっぱり合いそうもない。合いそうモアイ。ヒヒヒ・・・ねえ、もうあいつ来るかな? モーアイつくるかな? もーあいつ・・・
舞子「助けて・・・

今回はモアイ像があしらわれたフォトフレームが鍵だった。これらのギャグのために、モアイ像のフォトフレームなんていうものが登場したのだろうか。

この時点のSNSでの反応:

オヤジギャグ4連発お腹痛すぎるwww
深山先生絶好調www
舞子の立場だったら深山めっちゃうざい
がんばれ舞子!

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

 

ストーリーは公式サイトも参考に。

 

今回は証人の証言をどうやって崩すか? が鍵だった。

証人は現場となった建物から出るときの「被告(ジョーカー茅ヶ崎)の顔を見た」と証言していた。

 

しかし深山は、証人に近頃異変が起きていたことに気付いていた。いつもマンションの廊下を綺麗に掃除してたはずの彼女が、最近は雑になっている、という情報をマンションの管理人から得ていた。

実は証人は白内障で、視力が極端に低下していた。深山らはそれを「王泉幼稚園」と「奈ッ楠幼稚園」のくだりで証明した(前述)。

 

証人は証言を撤回した。証人に不利な証言をされていた被告のジョーカー茅ヶ崎は無罪。では誰が? というと、証人の恋人である村野だった。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後6分間の各値。

・投稿数:12536(Q1:2902, Q2:3051, Q3:2151, Q4:3270, 放送後6分間:1162)
・ユーザ数:3086(Q1:1223, Q2:1341, Q3:1084, Q4:1536, 放送後6分間:969)
・SNSでの影響度数(独自指標):12810

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

今回は、前回とくらべて投稿数、ユーザ数ともに40%ほど低下した。しかし前回が20分拡大版で、かつ深山の過去に関わる重要な回だったことを考えると、これぐらいの低下でも気にすることはないかもしれない。

 

また、初回、前回と、このドラマに関することをリアルタイムに連続ツイートされていたゴールデンボンバーの歌広場淳さんが、今回は都合により参加されていなかったようだ。そのためこのドラマのSNSにおける影響度数(当ブログ独自指標で、SNSで影響力のある有名人などが参加すると高くなりやすい)は前回と比べて大きく低下した。

歌広場淳さんに限らないが、有名人の方がドラマに関するツイートをして盛り上げてくれるのは、ドラマ好きとしてはありがたいことだ。でもいろいろ都合や事情もあると思うので、ありがたいことではあっても要望すべきことではない。

だいたい、今期のドラマでリアルタイムに連続ツイートしてくれている(SNSで大きな影響力のある)有名人は、歌広場さんと海月姫第2話の松井玲奈さんぐらいのもの。松井玲奈さんの場合は同ドラマ出演者なのでちょっと歌広場さんとは意味合いが違う。このドラマにまったく利害関係がないと思われる歌広場さんが、自身のSNSでの影響力をつかって盛り上げてくれていたことは、特別なことだととらえるべきだと思う。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

初回からの推移図です。

評価の推移図

今回もかなり高い評価となった。

このドラマの面白さの部分は、初回、前回の記事で散々書いてきたので今回は省略し、今回はちょっと気になることを一つ。

今回の盛り上がりグラフを見てみると、盛り上がった部分はすべて小ネタやギャグの部分であり、ストーリー本線の盛り上がりはやや欠けた。まあ小ネタだけでもかなり面白いわけだが、幅広い人に楽しんでもらうとか、ファン層を拡大するにはストーリー本線の良さは欠かせないと思う。初回、第2回はそれができていて、放送終了後に余韻でSNSがかなり盛り上がるパーフェクトな展開だった。少々贅沢な悩みだが、そういう点も次回は注目し、楽しみにしたいと思います。

感想・評価99.9

Posted by tomo