『99.9刑事専門弁護士II』松本潤さんのファン以外の評価傾向の分析および第4話感想

感想・評価99.9

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

TBS日曜劇場枠『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』第4話(2018年2月4日21時0分~)の感想・評価の分析記事です。

今回も小ネタ満載。面白かったですね。

さて今回の記事では、このドラマの主演である松本潤さん及び所属する嵐、ジャニーズ事務所のファンの方以外(以下、単に松本さんのファンの方以外、と書くことにする)の方のみの評価傾向もあわせて分析する。

評価や盛り上がりの傾向に違いは見られるのか、というところが注目ポイントです。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。まずは全体。

役名キャスト言及数グラフ

次に松本さんのファンの方以外の投稿データを集計した。これは全体の約40%にあたる(つまり、逆に松本さんのファンの方の投稿数は全体の約60%ということになる)。

さすがに松本さんの投稿は大きく減るが、それでも圧倒的な1位。全体の順位の傾向としても変化はないようだ。

 

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

深山大翔 役 松本 潤

投稿数:6353(1位), ユーザ数:1474(1ユーザあたり4.31回)
関連語:深山(5248), 大翔(624), 松本(3498), 潤(3637), コート(226), 千尋(140), 事実(188), マゼラン(109), 海峡(108), いただき(88), 小ネタ(57), ギャグ(48), 美しい(32), スッキリ(33), エプロン(20), オヤジギャグ(19), ダジャレ(50)

1位は深山大翔役の松本 潤さん。
毎回注目されるオヤジギャグ。
今回は「いただきマゼラン海峡」や「絶対間違いありま千と千尋の神隠し」が出た。後者は緊張感のある場面で出て、これまでの最高傑作と呼び声高い(!?)。

佐田篤弘 役 香川照之

投稿数:1053(2位), ユーザ数:602(1ユーザあたり1.75回)
関連語:佐田(973), 篤弘(2), 香川(112), 照之(90), キャッシュ(45), 最高(24), 見栄(23), 見得(19), 特許(17), 大好き(14), コンビ(12), さすが(12), 顔芸(7), 演技 好き(5), 頑張れ(3), ダジャレ(3)

2位は佐田篤弘役の香川照之さん。
今回は主役級(!?)の活躍を見せた。
明石が建て替えた鑑定料金50万円をポンとキャッシュで出してあげた。

明石達也 役 片桐仁

投稿数:747(3位), ユーザ数:530(1ユーザあたり1.41回)
関連語:明石(703), 達也(32), 片桐(66), 仁(63), 土下寝(34), マフラー(25), オープニング(17), 土下座(7), パンツ(6), 冒頭(4), ガンダムネタ(3)

3位は明石達也役の片桐仁さん。
今回はオープニングから登場した明石。
夢の中で弁護士になっていて「この私が弁護人になったからには、無実の者に罪を着せるなど、99.99%許さない」とか言っていた。

今回も土下寝が出た。マフラーには赤い「A」の字。

尾崎舞子 役 木村文乃

投稿数:500(4位), ユーザ数:305(1ユーザあたり1.64回)
関連語:尾崎(125), 舞子(234), 木村(152), 文乃(161), 腹話(31), 術(19), いっこく(13), カミングアウト(3), 勝利(8), 人形(8)

4位は尾崎舞子役の木村文乃さん。
中学時代に腹話術部だったことをカミングアウトして吹っ切れたのか、デスクには「いっこく堂」うちわなどのグッズが置かれていた。ネット通販で腹話術人形も購入した。

謎の男 役 佐藤勝利

投稿数:325(5位), ユーザ数:282(1ユーザあたり1.15回)
関連語:謎の男(38), 佐藤(85), 勝利(309), 写真(103), 最後(46), 笑顔(10), ジャニショ(5), イケメン(3)

5位は謎の男役の佐藤勝利さん。
相変わらず謎の男である。
今回はラスト付近に、写真で登場。笑顔でステーキかハンバーグを食べている写真だった。
舞子がその写真を落とし、深山が拾った。明石らに彼氏だとか腹話術部の仲間だとか勘違いされた。

足立靖男 役 塚地武雅

投稿数:106(6位), ユーザ数:93(1ユーザあたり1.14回)
関連語:足立(3), 靖男(0), 塚地(103), 武雅(4), 裸(6), 大将(3), ドランクドラゴン(3), 買収(3)

6位は足立靖男役の塚地武雅さん。
彼の登場シーン、よく見ると裸の大将が歩いていた。
塚地さんはドラマ版の「裸の大将」の主演・山下清役。

藤野宏樹 役 マギー

投稿数:85(7位), ユーザ数:68(1ユーザあたり1.25回)
関連語:藤野(57), 宏樹(0), マギー(32)

7位は藤野宏樹役のマギーさん。
今回のラストで舞子に言った「時々、深山先生のおかげで仕事が遅くなって、家族と遊べなくなったのは寂しいですけど、尊敬しています。もし僕の家族に何かあったら、絶対深山先生に(弁護を)お願いします」というセリフが視聴者の心に残ったようだ。

岩村梢 役 有森也実

投稿数:77(8位), ユーザ数:73(1ユーザあたり1.05回)
関連語:岩村(9), 梢(0), 有森(66), 也実(41), ラブストーリー(34), 東京(20), イントロ(18), 一瞬(10), 流れ(15)

8位は岩村梢役の有森也実さん。
登場シーンで、「依頼人 岩村梢」のテロップが出る時に、一瞬だけ「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロが流れた。同曲が主題歌となったドラマ「東京ラブストーリー」は有森也実さんの代表作。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:マゼラン 海峡(529), 千 千尋(634), 三谷 幸喜(247), 東京 ラブストーリー(220), ロマンス カニカマ(142), 事実 ひとつ(148), いっこく 堂(154), ラブストーリー 突然(131), 親父 ギャグ(121), 深山 コート(109), 法廷 ダジャレ(99), 金田一(97), 勝利 写真(94), 土下寝(97), キャッシュ(92), オープニング(88), 志賀 先生(76), 倉本 聰(67), 突然 イントロ(65), パラダイスロック(60), チーズフォンデュ 大会(58), 歌広場(62), ユリオカ 超特Q(61), 法廷 ギャグ(54), 方向 音痴(52), 見栄 切り(49), 明石 マフラー(49), 東京ラブストーリー(38), 来週 アキラ(32), 今日 小ネタ(31), 小ネタ 探し(29), 歌舞 伎(28), モンスタークッキング(25), 小ネタ 満載(25), パキラ 成長(23), 料理 番組(22)

 

金田一」は、深山が法廷で真犯人を言い当てるシーンが、「金田一少年の事件簿」っぽかったため。「金田一少年の事件簿」は、2001年、松本潤さんの初主演となった作品。ただし日テレ。今回の演出である木村ひさしさんは、「TRICK」シリーズや「金田一少年の事件簿N」(神木隆之介さん主演)でも演出を務めた。

三谷幸喜」や「倉本聰」は、後述する会社名のダジャレである。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

まずは全体。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

次に、松本さんのファン以外の方の盛り上がりポイントを以下に示す。

盛り上がりポイントの傾向もほぼ同じとなっている。

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

舞子の腹話術人形が届く

★4分30秒:盛り上がり度:211
この時点の関連語:舞子(29), 腹話(24), いっこく(16), 堂(16), ロマンス(10), カニカマ(6), ただき(12), マゼラン(13), 海峡(14)

舞子のデスクに、ネット通販で購入した腹話術人形が届いた場面。

その人形は今回のオープニング、明石の悪夢にも登場したものである。

 

舞子は前回、中学時代に腹話術部だったことをカミングアウトしたが、今でも腹話術を愛しているようだ。彼女のデスクにはいっこく堂グッズも置かれている。

 

なお、この直前の場面では深山の「いただきマゼラン海峡」が出た。

また、加奈子(岸井ゆきの)の2018年新春第一弾シングルで、スキー用品のナイペンCMソング「ロマンスのカニカマ(KANI-KAMA of ROMANCE)」のジャケットも披露された。同シングルには特大お年玉エディションもあり、ジャケットでは加奈子が特大のカニカマを持っている。

この時点のSNSでの反応:

尾崎先生、腹話術の人形を通販で購入したwww
尾崎先生はいっこく堂のファンなのw
舞子ちゃん、ヤバいwww

 

三谷工機で明石が土下寝

★13分:盛り上がり度:248(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:三谷(64), 土下(43), 明石(36), 幸喜(31), 土下寝(18)

株式会社三谷工機にて。

今回も防犯カメラ映像をゲットすべく、舞子と明石が交渉。
しかし「プライバシーの問題」などで断られた。

そこで舞子が、土下座の姿勢に・・・なるかと思いきや「私には無理!」と直前で回避。
結局明石が土下寝し、防犯カメラ映像をゲットした。

ちなみにその時間、深山は「くらもと倉庫」に向かっていた。

この時点のSNSでの反応:

無理だったか舞子ちゃんw
みたにこうき……くらもとそう、こ……
でたー! 土下寝!

 

絶対に間違いありま千と千尋の神隠し

★43分30秒:盛り上がり度:228
この時点の関連語:千尋(82), 神隠(81), 法廷(57), ダジャレ(25), 絶対(26), ギャグ(17), オヤジギャグ(12)

法廷にて。

深山「あなたがご覧になったのは、本当に岩村さんでしたか?
足立「ええ、たしかに見ました
深山「だとしたら岩村さんの服装もちゃんと覚えてますよね?
足立「ええもちろんです。アイボリーのセーターを着ていました
深山「本当にご覧になりましたか?
足立「はい
深山「アイボリーのセーターで間違いありませんか?
足立「はい
深山「本当に間違いありませんか?
足立「間違いありません
深山「絶対に間違いありませんか?
足立「絶対に間違いありません
深山「絶対に間違いありま千と千尋の神隠し!・・・ヒヒヒ

法廷に、寒い風が吹いた。

舞子は「0点」と言ったが、佐田は「100点に近い、むしろ100点。だって神隠しでしょ『かくし』がかかっている」と絶賛した。

この時点のSNSでの反応:

千と千尋の神隠しwwwww
法廷でダジャレでたーw
ここで言うかwww

 

敵を欺くにはまずは佐田先生

★48分30秒:盛り上がり度:204
この時点の関連語:事実(39), 深山(38), 佐田(31), ひとつ(21), 嘘つき(19), コナン(4), カッコイイ(3)

裁判終了後の場面。

舞子「佐田先生は最初から(深山の狙いを)知ってたんですか?
佐田「もちのろんだ
深山「敵を欺くにはまずは佐田先生、ってね
佐田「いちいちうるさい!
舞子「嘘つきおじさん

深山は、相手弁護士の森本貴(近藤芳正)に「事実は一つですから」と、名探偵コナンっぽいことを言った。

この時点のSNSでの反応:

嘘つきおじさんwwwww
大翔と佐田先生の掛けあい面白すぎw
敵を欺くにはまずは佐田先生www

 

謎の男の写真

★52分30秒:盛り上がり度:186
この時点の関連語:写真(23), 勝利(19), アキラ(14), 謎(5), 男(5), ジャニショ(3)

ラストの場面。

前述の通り、舞子が「謎の男」の写真を落とし、深山が拾った。
写真には、笑顔でステーキかハンバーグを食べる「謎の男」が映っていた。

なお来週はアキラ100%さんが出るようだ。

この時点のSNSでの反応:

そのもぐもぐ謎の男のブロマイドください!
早く、舞子先生と勝利くんの物語観たい
普通にジャニショの勝利のお写真かと思ったよ

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

ストーリーは公式サイトも参考に。

 

今回は、佐田=被告側と、彼のライバル的存在で大手法律事務所の森本貴(近藤芳正)=原告側との対決がメインだった。

原告側の依頼人は、証人をでっち上げたのだが、その証言は防犯カメラの映像と食い違うものだった。その証言によると、加害者とされた人物はアイボリーのセーターを着ていたと。しかし、防犯カメラの映像ではコートを着ていた。コートには原告側に都合の悪いものが付着していたため、コートを着ていなかったように証言をせざるをえなかった。

一連のことは深山が仕組んだ罠だった。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後6分間の各値。

・投稿数:12249(Q1:3494, Q2:2068, Q3:2277, Q4:3312, 放送後6分間:1098)
・ユーザ数:2978(Q1:1367, Q2:1078, Q3:1046, Q4:1444, 放送後6分間:926)
・SNSでの影響度数(独自指標):45705

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

投稿数、ユーザー数はほぼ横ばいとなっている。影響度は歌広場淳さんの影響により大幅に上がったと思われる。歌広場淳さんについて詳しくは前回の記事で。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。これもまずは全体から。

評価グラフ

相変わらずめっちゃ高い。

次に、松本さんのファン以外の方の集計です。

さすがにわずかに低下するものの、それでもかなり高い水準となっている。各項目の傾向もほぼ同じである。

初回からの推移図(全体)です。

相当に高い水準を維持している。

今回は、深山と佐田を軸とした話だった。このドラマにおいて佐田の人気は高い。出番が多くても少なくても、SNSにおけるキャスト言及数は常に2番手につける。今回も、深山との掛け合いが面白いという意見が、かなり多かった。

 

この記事の集計でわかったように、松本さんのファンであってもなくても、盛り上がりのポイント、評価の傾向にそれほど変化はない。したがって、松本さんのファンではなくても楽しんで観られるドラマとなっている、と言えると思う。

感想・評価99.9

Posted by tomo