『99.9刑事専門弁護士II』最終回の感想・評価。「司法への信頼」を考える2時間

感想・評価99.9

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

TBS日曜劇場枠『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』第9話=最終回(2018年3月18日21時0分~)の感想・評価の分析記事です。

最終回は2時間スペシャル! 今回もネタが満載され、深山のダジャレはガラケー絡みでキレがありました。そして立花彩乃が帰ってきました。後述しますが、彼女が帰ってきた場面が、SNSにおけるこのドラマ最大の盛り上がりシーンとなりました。

そんな華々しいシーンの連続でしたが、テーマは「再審請求」。刑事事件で無罪を勝ち取るのも0.1%の確率ですが、再審請求が認められるとなるとさらに困難、という重いテーマ。「司法への信頼」とは何かを考える2時間でした。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

深山大翔 役 松本 潤

投稿数:13958(1位), ユーザ数:3545(1ユーザあたり3.94回)
関連語:深山(11581), 大翔(1028), 松本(6363), 潤(6861), 最後(671), 佐田(636), 最高(424), 川上(421), 可愛(355), 立花(333), 舞子(305), 会える(282), 確率(187), 裁判(191), 期待(175), 斑目(174), 落合(168), 映画(167), 親父(163), 笑顔(163), 裕翔(163), 再審(153), 続編(151), 無罪(136), 法律(135), 素敵(119), 信じ(109), 楽しい(107), 小ネタ(93), オヤジギャグ(92), いただき(81), ガラケー(79), 演技 好き(76), 嬉しい(61), 証明(62), 冤罪(66), 最新(64), 鼻声(55), バイブス(53), 感謝(51), 松平(50), 感動(44), 無理(43), 悲しい(41), 愉快(42), ドキドキ(39), 美しい(35), レシピ(34), 完全(30), またいつか(26), エプロン(24), マイナス(23), かっこいい(23), ストップウォッチ(18), ベイスターズ(15), ふかやまと(15), 掛け合い(14), カッコイイ(13), 証拠(12), 飴ちゃん(12)

1位は深山大翔役の松本 潤さん。
最後までダジャレが出た。彼の影響か、佐田だけではなく舞子までもがダジャレを試みるようになった。

今回は「いただき松平健は暴れん坊」や「最新と再審」をかけたギャグが出た他、例によって謎が解けた時のダジャレの連発もあった。後述する。

また、視聴者の間では松本潤さんが鼻声だったことも話題だった。花粉症だろうか。

立花彩乃 役 榮倉奈々

投稿数:1995(2位), ユーザ数:1621(1ユーザあたり1.23回)
関連語:立花(1026), 彩乃(169), 榮倉(719), 奈々(808), 最後(141), 深山(122), 可愛(83), おかえり(74), やっぱり(70), 登場(57), 面白(45), 最高(68), 続編(35), 尾崎(34), 中塚(34), 佐田(23), テンション(19), 知り合い(16), 小ネタ(15), プロレス(14), 素敵(11), 安定(7), 希望(7), お帰り(7), 帰国(6), アドリブ(5)

2位は立花彩乃役の榮倉奈々さん。
シーズン1のメンバー。
今回のシーズンではアメリカ・ボストンに留学した設定になっていたが、この最終回で帰ってきた!「いとこんち」で、プロレス談義に花を咲かせていた。

後に掲載されている盛り上がりグラフを見ていただければわかるが、今回、そしてこのドラマ通じて最も盛り上がったのは彼女の登場シーンであり、登場人物別のグラフでも最も盛り上がっている。人気キャラなのだ。次のシーズンでどうなるんだろう。

久世亮平 役 中島裕翔

投稿数:1923(3位), ユーザ数:747(1ユーザあたり2.57回)
関連語:亮平(333), 中島(1352), 裕翔(1780), 演技 泣き(136), 演技 上手(123), 演技 感動(114), カバン(64), イケメン(49), 俳優(44), ゲスト(34), 素晴(30), すぎる(31), 無罪(25), 上手(24), 蕎麦屋(24), 楽しみ(17)

3位は久世亮平役の中島裕翔さん。
今回のゲスト。再審請求をしている父親の無罪を信じる息子の役。
今回は怒りながら立ち去るシーンがあったのだが、そのシーンで一端カバンを忘れたのは素なのだろうか、アドリブなのだろうか。

佐田篤弘 役 香川照之

投稿数:1595(4位), ユーザ数:918(1ユーザあたり1.74回)
関連語:佐田(1300), 篤弘(3), 香川(332), 照之(265), 深山(277), 最後(93), 舞子(72), パパ(66), ギャグ(49), 面白(32), 写真(31), 上司(28), 斑目(28), コンビ(19), オヤジギャグ(17), 事務所(15), シーズン(13), 週刊(12), 楽しみ(11), 掛け合い(6), ウクライナ(6), ガッツポーズ(5), バイブス(5)

4位は佐田篤弘役の香川照之さん。
週刊誌に悪人のように報じられてしまい、一度は依頼人からの信用を失ってしまった。

また、第5話で深山が佐田家のキャビネットの「S」「a」「D」「a」の順で置いてあった文字の置物(?)を、に「D」「a」「S」「a」に変えた件、ようやく気づいた(第5話)。

最後は岸部一徳さんの前で「私、引退しないので」とドクターXネタをぶちかました。岸部さんはドクターXでは神原名医紹介所の所長役。佐田は第7話でも「私、計算ミスしないので」と言っていたし、どうやら大門未知子の大ファンだなこれは(第7話)。

なお娘のかすみ(畑芽育)にはアレキサンダー君というウクライナ人の彼氏がいることがわかった。

川上憲一郎 役 笑福亭鶴瓶

投稿数:1535(5位), ユーザ数:975(1ユーザあたり1.57回)
関連語:鶴瓶(590), 川上(993), 憲一郎(4), 笑福亭(59), 裁判(151), 怖い(115), 判決(87), 最後(67), 師匠(63), 裁判官(32), 無罪(30), 過去(29), 良い(22), 演技 怖い(21), 嫌い(14), 再審(15), 司法(13), 冤罪(11), カツラ(10), 出世(9)

5位は川上憲一郎役の笑福亭鶴瓶さん。
かつて、先輩の判決を否定するような判断を下したことをきっかけに、左遷された。その時の屈辱から、それ以来、組織を守るような判断ばかりを下してきたようだ。

口癖は「ええ判決せえよ」。「司法への信頼」を大切にしているという。深山はその言葉に疑問を抱く。

今回は最後にどんな判断を下すか。

尾崎舞子 役 木村文乃

投稿数:1419(6位), ユーザ数:823(1ユーザあたり1.72回)
関連語:尾崎(360), 舞子(578), 木村(503), 文乃(431), 最後(72), ギャグ(70), 監督(62), ダジャレ(54), 可愛(53), 立花(45), 最高(40), 川上(34), 親父(34), オヤジギャグ(23), シーズン(21), 弁護(15), 生い立ち(13), 再審(10), 事務所(10), マイナス(9)

6位は尾崎舞子役の木村文乃さん。
オヤジギャグを言ってみたり、ラストでは「生い立ちから」と聞くのをやってみたりと、深山の影響をもろに受けているようだ。

山岡真一 役 三四郎・小宮

投稿数:924(7位), ユーザ数:758(1ユーザあたり1.22回)
関連語:三四郎(139), 小宮(696), 山岡(221), 真一(30), 滑舌(122), 問題(40), 遺影(32), 美味(27), 士郎(25), しんぼ(19), 出演(11), 真実(12), バチボコ(5)

7位は山岡真一役の三四郎・小宮さん。

小宮さんは滑舌の悪さで有名だが、今回は「燃えちまう」を「燃えちまえ」と聞き違えられたという役だった。

名前が「山岡」なので「山岡士郎」ネタもあった。このドラマの視聴者は、「山岡」と聞いて「士郎」と思い浮かぶのだろうか。漫画「美味しんぼ」の主人公です。

なお山岡は既に亡くなった人物であり、遺影で登場した。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:最終 回(1668), 重版 出来(1534), 週刊 バイブス(1079), 私 引退(756), 親父 ギャグ(609), 法律 事務所(541), 落合 先生(497), 庄野 真代(487), 会える 確率(467), ドラゴン 急流(445), 川上 裁判(435), 続編(418), 天かす(420), ギャグ(399), 大好き(377), 無罪(361), ハマ 番長(349), 深山 ロス(351), 再審(356), バイブス 重版(342), 最新 再審(262), 飛んで イスタンブール(259), ダジャレ(245), 最終回(231), 天かす 自然(231), ガラケー(226), 続編 期待(224), 3ヶ月 間(223), 私引退(221), 天かす 発火(219), 松平 健(208), 素敵 ドラマ(205), 木村 監督(198), 鶴瓶 師匠(187), 体操 服泥棒(184), 続編 希望(170), 悪魔 証明(164), 青唐 辛子(163), 最後 アドリブ(153), カバン(151), ウクライナ 人(133), 久世 亮平くん(133), 暴れん 坊(130), イスタンブール(126), オヤジギャグ(122), イケメン(114), カバン 忘れる(112), 武井壮(110), 蕎麦 屋(109), 小 ネタ(109), 渡海 先生(106), 傷 ガラケー(104), 不条理(103), 気持ち 悪い(103), 次 ニノ(101), 感動(99), 懐かしい(99), 高木 渉(94), スレッジ(94), タイガーマスク 棚橋(91), 中野 ブロードウェイ(88), 立花 先生ー(88), おかえり なさい(88), 豪華(86), 携帯 ケース(85), 深山 笑顔(84), 絶対 アドリブ(84), 部活 先生(82), 週刊 誌(79), 三蔵山 先生(76), 火事(75), 運転(75)

 

庄野真代」はラストで登場した。第6話では「いただきマスカレード」が出たが、最後で御本人が出演である。しかも歌いながら。舞子に生い立ちを聞かれて「(出身は)トルコです。5歳までイスタンブールにいました」と答えていた。庄野真代さんといえば1978年の「飛んでイスタンブール」が代表曲。

武井壮さんもゲスト出演した。消防士役だった。

他には「ハマの番長」こと元プロ野球選手の三浦大輔さんも「三村大介」というガソリンスタンド店員役で登場。横浜ベイスターズの大ファンという設定だった。

また、「週刊バイブス」や漫画「ドラゴン急流」は2016年のTBS火曜ドラマ枠「重版出来!」に登場するものだ。

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

佐田と舞子がオヤジギャグ

★22分:盛り上がり度:306
この時点の関連語:舞子(62), www(40), 尾崎(39), ダジャレ(34), 佐田(30), ギャグ(30), マイナス(20), 舌打ち(15), 親父(18), オヤジギャグ(9)

深山が、2010年3月31日の横浜ベイスターズの試合映像におけるスレッジの逆転満塁ホームランのシーンから、時刻の違和感に気づいた場面。

いつものように深山がギャグを言うぞ・・・と思わせといて、佐田が割り込んで「横浜ベイ舌ーズッ(自分の舌を指さして)。グッバーイベイスボール!」と言った。深山は「マイナス10点」と評価した。

更に続けて舞子も「これで再審請求はいけ増田恵子はピンクレディー・・・UFO(振り付き)」と言った。深山は舌打ちして無視した。

この時点のSNSでの反応:

佐田先生と尾崎先生www
尾崎先生まで最終回にギャグを…!
マイナス10点wwww

 

小宮さん、遺影で登場

★55分:盛り上がり度:416
この時点の関連語:小宮(177), 三(39), 郎(39), 四(39), www(33), まさか(10), 遺影(10), wwwww(10), 写真(7), 山岡(6)

火災現場で「燃えちまえ」と言っていた(後に「燃えちまう」と言っていたのだとわかる。滑舌が悪いのだ)、山岡真一(三四郎・小宮)が、既に亡くなっていたとわかったシーン。

既に遺影になっていた。

 

彼の母が「バチが当たったんですよ。人様に迷惑ばっかりかけてる、ろくでなしのドラ息子でしたから」と言っていた。

母親役は青木和代さんだった。青木さんといえば、アニメ「ドラえもん」のジャイアンの母ちゃん役の声優を長年務めた。まさかドラえもんとドラ息子がかかってるってことは・・・考え過ぎか。

この時点のSNSでの反応:

え、小宮まさかの遺影かよwwwwwww
まって小宮はネタwwwwwwwwwwwwww
山岡真一って小宮かよwwww

 

小宮さんの滑舌の問題

★59分:盛り上がり度:425
この時点の関連語:滑舌(108), 小宮(77), 落合(99), 問題(36)

山岡真一は火災現場で「燃えちまえ」と言っていたと思われていたが、実は「燃えちまう」と言っていたのだとわかった場面。滑舌の問題だったのだ。

演じている人の滑舌の悪さは有名だが、ここで滑舌ネタを入れてくるとは!

なおこの場面、字幕つきで観ていた人は、突然字幕の中に「全角」というセリフにない言葉が出てきたのに気づいた人もいたのではないか。字幕を入れる人の打ち間違いだろう。

スタッフも最終回は急ピッチで編集作業を仕上げていたと思われる。多少のミスはある。お疲れ様である。

この時点のSNSでの反応:

小宮の滑舌の問題wwwwww
滑舌の問題ってww小宮だからwwww
滑舌いじられてる小宮www

 

深山、最後のダジャレ連発

★65分30秒:盛り上がり度:293
この時点の関連語:法律(49), ガラケー(44), 先生(37), 事務所(37), ギャグ(18), ダジャレ(15), フィニッシュ(11), マギー(12), 最終回(5)

深山のオヤジギャグ連発が出た場面。最終回は、証拠品である山岡のガラケーを使ったギャグだった。

深山「このガラケー、傷ガラケー

これはほんの序の口である。

深山「結構毛ガラケー猫灰ガラケー、おしりの周りはクソガラケーってね(寅さん風)
佐田「寅さんキター! お兄ちゃん、帰ってきた
深山「おい、さくら(寅さん風)
佐田「さくらって言われちゃあ、もう千恵子の気分。だって、灰だらけと火事と燃えるが全部かかんじゃん

そして最後は!

深山「ここ、どこでしたっけ? そうだ。まガラケー法律事務所だ

佐田は「ついにうちの事務所でフィニッシュして、グッバイベースボール!」と喜んだ。

 

松本潤さんのファンの方は「男はつらいよ」ネタとかわかるのだろうか。一応解説しておこう。

男はつらいよ」は1969年から1997年まで制作された映画シリーズで、主演・渥美清が演じたのは車寅次郎、通称「寅さん」。映画シリーズ自体も「寅さん」と呼ばれることがある。渥美清の独特の台詞回しに味があって、「結構毛だらけ猫灰だらけ(お尻の周りは糞だらけ)」は、簡単に言えば「もう結構だよ」という意味の決まり文句である。

さくら」は倍賞千恵子さんが演じた寅さんの妹である。

この時点のSNSでの反応:

まがらけ法律事務所wwww
寅さんネタだ~!
馬場園さんとマギーさんこらえきれてないwwww

 

川上、無罪判決

★94分:盛り上がり度:298
この時点の関連語:無罪(99), 川上(33), 良かっ(27), 判決(23), 再審(12), 最新(11), 裁判(8), 深山(7), 鶴瓶(6), 裕翔(5), 泣ける(5), 無罪キタ(3)

川上が、久世貴弘(小林隆)に無罪を言い渡した場面。

貴弘は取り調べで自白させられ、一度は有罪になった。が、息子らの尽力もあってそこから再審請求を勝ち取り、ここについに無罪となった。

ドラマの作りとしては、わりとあっさりと無罪になった。後にわかるのだが、そこには川上の出世が絡んでいた。

この時点のSNSでの反応:

無罪キタ━━━
うおおおおおお!!!!!鶴瓶えええええええ!!
あっさりと無罪に…

 

立花彩乃が帰ってきた

★101分:盛り上がり度:660(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:立花(154), 先生(105), 榮倉(94), おかえり(30), 知り合い(28), 彩乃(23), キター(7)

いとこんち」に、立花彩乃(榮倉奈々)が入ってきた。

一同「あああーーー!!」と言って、再会を懐かしむのかと思いきや、立花はまっさきに店の奥にいた棚橋弘至とタイガーマスクの元へ。

立花「棚橋選手!
棚橋「はい
立花「タイガーマスク選手!
タイガーマスク「はい
立花「うわあああ、写真撮っていいですかぁー!

中塚美麗(馬場園梓)が「ちょっとごめんなさい、今プライベートなんで」と割り込んだ。

立花「副団長!?
中塚「彩乃ちゃーん!

二人はプロレス繋がりで知り合いだったのだ。ただ、斑目法律事務所に勤務している(していた)とは、お互い知らなかった。

深山は、立花の髪型(前髪ぱっつん)をイジってから「相変わらず、変な携帯ケース」と言った。

この場面が、このドラマ最大の盛り上がりとなった。

この時点のSNSでの反応:

立花先生ー!奈々ちゃんおかえりなさい!
立花先生えええええええええええ!!
おぉ榮倉奈々ちゃん!嬉しい!
彩乃ちゃんきたーーーーーーーーー!!!
おかえりいいいいいいい!!!

 

またお会いする確率!?

★107分:盛り上がり度:516
この時点の関連語:終わっちゃっ(76), 最後(59), 面白(49), 深山(47), 先生(40), 確率(38), 最高(32), 会える(20), 本当(19), アドリブ(14), 大好き(11), 3ヶ月(9), 笑顔(9), ロス(10), ニノ(9)

ラストは、深山がまた佐田をおちょくっているという日常が描かれた。

 

終了場面のスポンサー掲示の上下のスーパーには、

3ヶ月間ご視聴いただきありがとうございました!
『99.9』の残りの0.1%は皆さんの愛で出来ています
深山たちは、今日もたった一つの真実を追い求めています
冤罪にお悩みの方はぜひ斑目法律事務所へ

と書いてあった。

さらに「またお会いする確率〇〇%」と表示され、〇〇の部分は数字が流れていって、最後まで確定しなかった。

この時点のSNSでの反応:

お会いする確率!!!99.9%でお願いします!!
3ヶ月間楽しませてくれて、ありがとーーーー!!
やだ〜〜〜終わっちゃった〜〜〜
終わっちまったあああああぁぁぁもう深山に会えないなんてえええええ
またお会いできる確率……!!いくつですか!!可能性あるんですね?

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

ストーリーは公式サイトも参考に。

今回は再審請求がテーマだった。

蕎麦屋の久世亮平は、警察の取り調べで自白を誘導されていた。それが大きな証拠となり有罪となっていた。

 

深山たちは地道に当時の状況を検証し、久世の犯行は不可能だと立証。再審請求が認められ、その後無罪に。

 

最後までは描かれなかったが、真犯人は教師の海老沢晋(成河)。動機は自身の別の犯罪の証拠隠滅のため。

 

海老沢は教師でありながら、体操服泥棒であり、自宅に体操服を保管していた。

海老沢の部屋と同じ建物にある蕎麦屋で、天かすの自然発火による火災が発生した。あとで火災の現場検証をされると、自分の部屋にある体操服が見つかってしまう。そこで証拠隠滅のため、全てを燃やすことを思いついてガソリンを撒いたのだった。

 

なお川上は、今回の無罪判決により(以前に有罪判決を下していた)ライバルたちを追い落とすことになり、事務総長に異例の昇進を果たした。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後12分間の各値。

・投稿数:39003(Q1:5702, Q2:7507, Q3:7763, Q4:12808, 放送後12分間:5223)
・ユーザ数:9637(Q1:2361, Q2:2797, Q3:3166, Q4:4348, 放送後12分間:4289)
・SNSでの影響度数(独自指標):115419

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

全ての指標でこのドラマ史上最高を更新した。

投稿数は4万に迫る39,003、ユーザ数も1万に迫る9,637となった。とてつもない数字だ。いずれも『アンナチュラル』最終回に次ぐ今期全ドラマ中2位の数字。

 

さらに、おそらく歌広場淳さんがいつにも増してたくさん投稿されたことにより、この最終回のSNSにおける影響度数(当ブログ独自指標で、SNSで影響力がある人が参加すると大きくなる)は、115,419。今期全ドラマのなかで最高となった。

SNS影響度数に関しては、このドラマの各回が、今期全ドラマの1位から7位までを独占している。今期全ドラマ中第7位がこのドラマの第4話でその値は45,705。8位にアンナチュラル最終回の43,472。そう考えると、このドラマにおける歌広場さんの役割は大きくて偉大だ。

 

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

初回からの推移図です。

評価の推移図

非常に高い状態をキープして終えた。

この最終回、「可愛い・かっこいい」の数字が極端に低いが、これは理由が明確だ。「佐田がダサい」というくだりがあったことによる。もちろん役者陣がダサいわけではない。これが今の所の自動判定システムの限界なので、今後も改善を続けたい。

それが加味されても、総合的な評価は相当に高い。

 

最終回のテーマも、非常に重いものだった。冤罪。再審請求。以前にも書いているが、警察の取り調べというのは本当に精神的に追い詰めてくる。決してフィクションではない。今回は「自白したら息子に会わせてやる」という酷いくだりがあったが、これも決してフィクションの世界だけではない。「素直に認めれば早く帰れるよ」「認めないならいつまで経っても帰れないよ。そしたら職場にも迷惑かけるでしょ」なんていう取り調べの仕方は日常的にあると思う。重大な犯罪でもそうなのだから、軽犯罪なんて本当にたくさんの冤罪があるはずだ。それがまさに有罪率「99.9」という、常識ではありえない数字に現れている。

司法への信頼とは

さらにこのシーズン2では、裁判所という組織の思惑まで絡んできていた。

組織において、組織内の別の誰かを全否定することは難しい。聖徳太子の時代から「和をもって尊しとなす」と言われてきた我々は、誰かが一度判断したことを、覆すような別の判断をするのは本能的に嫌がるのかもしれない。ましてや自分より先輩の人が一度「有罪」と判断したことを「無罪」にするなんて、組織を否定しかねないことだから。

川上が大切にしていると言った「司法への信頼」は、「司法は今までも間違えたことがないし、これからも間違えない」という傲慢な考えであり、それが「誰のためにあるか」といえば、「組織のため」ってことですよね。いろいろな解釈ができるかもしれないけど、私はそう解釈した。我々が普通に考える「司法への信頼」とは違うということ。視聴者それぞれ考えて、いろんな解釈があってもいいと思う。

 

このドラマ、オヤジギャグとか小ネタとかジャニーズとかいろんな要素があるけど、やっぱり際どいテーマをぶっ込んでると思う。いつか警察とか法務省とかに潰されやしないかと心配するぐらい。テレビ局に圧力かかってもおかしくなさそう。それぐらい際どいテーマを、前述のいろんな要素でオブラートに包んで視聴者にお伝えしてるんだと思う。警察を礼賛するかのようなドラマやテレビ番組も多い中でね。そっちのほうが楽だと思うのに、あえて困難な道を行ってるので応援したい。

お疲れ様でした。シーズン3にも期待。

感想・評価99.9

Posted by tomo