『相棒16』後天性サヴァン症候群の少年が犯罪に利用される胸糞悪い展開-第4話感想・評価

感想・評価相棒

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

テレビ朝日『相棒16(相棒 season16)』第4話(2017年11月8日21時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回の記事はこちら

このブログではSNSの投稿データによってドラマの評価をしています。

人気ドラマで固定客が多いと「視聴率」は安定して高くなりますが、その分、厳しい評価を下す視聴者も多いです。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

 

1位は米沢守役の六角精児さん。今回は登場しません。次回予告に登場しただけで圧倒的1位に。

2位は杉下右京役の水谷豊さん。

3位は冠城亘役の反町隆史さん。

4位は月本幸子役の鈴木杏樹さんでした。女将さん、意外な趣味があります。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

ストーリーは公式サイトも参考にして下さい。

 

数学が趣味の幸子、空集合を説明

★20分30秒(盛り上がり度:145)

花の里」でのシーン。右京、冠城、幸子が会話。

被害者の手に、「Φ(ファイ)」や「空集合(機種依存文字)」のような記号、または「」のような漢字に見える線が書かれていることがわかった。

 

冠城は「空集合」の意味がわからない様子。

 

すると幸子が「集合論の概念です。例えば身長が5メートル以上の人間の集まり、って言う具合に、あてはなるもののない集まりのことなんです」と、スラスラと説明した。

幸子、意外と数学もイケる。

 

幸子は「趣味として、たしなむ程度に」数学もお好きだそうだ。

 

この時点のSNSでの反応:

幸子さん数学ネタ 久々だ
趣味ってwww
数学を嗜む幸子さん

 

サヴァン症候群

★30分(盛り上がり度:142)

今回の被害者・森山健次郎(西井幸人)が、サヴァン症候群だったと判明した場面。しかも共感覚を持っていて「素数が光って見える」などの能力を持っていた。

後にわかるのだが、彼は2年前の事故の影響でサヴァン症候群になったらしい。

 

勉強が苦手だったはずが、難しい数学の問題をスラスラ解いたり、一瞬でバラバラになったお札の枚数を数えたり、数式を覚えたりできるようになった。

 

この時点のSNSでの反応:

やっぱりサヴァンか
共感覚・サヴァンまで出す?ちょっと盛りすぎ
サヴァン症候群って、後天的になることもなるの?

 

ドラマ内では説明されなかったが、後天性のサヴァン症候群というのもまれにあるそうだ。

何らかの事情によって脳が傷ついた場合だと思われるが、彼のようにまったく日常生活に支障がなく、見た目や性格も変わらず、それでいて後天性のサヴァンってありえるのだろうか・・・?

 

犯行動機

★49分(盛り上がり度:151)

犯人は、大学講師の服部(池田良)だったのだが、その犯行動機が酷かった。

 

まず、彼は大学入試の問題を、不正入試ブローカーに流出させようとしていた。その動機は、後輩らが准教授になっているのに才能ある自分がまだ講師だ、という不満・嫉妬からのものだった。

 

さらに、健次郎をボーリングのピンで殴り亡き者にした理由も妬みだった。

健次郎は大学入試の問題に、間違い(選択肢に答えがない)を見つけた。健次郎は問題を服部に見せ「(間違いが)わからないんですか? おかしいじゃないですか」と言ったのだが、服部はこの言葉を自分をバカにしているととらえた。

 

この時点のSNSでの反応:

犯人超クズだった
犯人ヤベーやつだった
胸糞案件だ

 

次回予告に米沢が登場

★54分(盛り上がり度:328。今回最高の盛り上がり)

今回圧倒的に盛り上がったのは次回予告のシーンだった。米沢がいて、右京と会話している。

 

米沢「杉下警部!

右京「なんだか、昔に戻ったようですねぇ

 

この時点のSNSでの反応:

米沢さんキタ━━━
米沢さんカムバック
六角さんでるのかー!

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

被害者・健次郎の手にあった記号は、「空集合」だった。

 

健次郎はボーリングのピンで殴られる直前、服部に脅されて、大学入試の問題をアルバイト先の印刷所で覚え、流出に加担していた。

 

印刷所で覚えた問題の中に、前述の答えが選択肢にない問題があった。そこで彼は、その問題の答えとして「空集合」を手に書いていたのだった。

 

なお健次郎の兄・真一郎(内田朝陽)は、自分が経営している会社の経営がピンチだったので、弟を不正入試ビジネスに協力させた。彼もまた弟の才能を妬むクズだった。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

兄ちゃん 兄貴 クズ」「瞬間記憶能力」「事故 サヴァン症候群」「素数 共感覚 見える」「才能 嫉妬」「数学 幸子」などの言葉が多く投稿された。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

低い評価となっている。

ストーリーとしては悪くはなかったと思うが、とにかく後味が悪すぎた(相棒ではよくあることとはいえ)。純粋無垢なサヴァンの弟を利用する兄、しかも弟が好きだった女性と交際、大学講師の犯罪も嫉妬が動機。救いがなかった。

 

また、後天的にサヴァン症候群になることについて、ドラマ内での説明が不足していたように思う。前述の通り、まったく日常生活に支障がなく、見た目や性格も変わらずサヴァンになるということがありえるのか。事件のキーとなることだけに、丁寧な説明が欲しかった。

 

冒頭に記した通り、固定客の多いドラマは厳しい評価となりやすい点は、ご容赦をいただきたいと思う。