『愛してたって、秘密はある。』第9話-ただの「二重人格オチ」を上回る何かがありそうな最終回予告

感想・評価愛してたって、秘密はある。

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(記事内の各図・グラフの意味はこちら

日本テレビ『愛してたって、秘密はある。(愛ある)』第9話(2017年9月10日23時0分~)を視聴しました。バレーボールの影響で30分遅れです。

いままで多くの謎が提示されてきたドラマですが、今回でいくつかの謎が解けましたね。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

1位は黎役の福士蒼汰さん。衝撃の次回予告。

2位は爽役の川口春奈さん。このドラマで唯一、ほとんど純粋無垢な役なんですが、これが逆に非常に怪しい。

3位には香坂いずみ弁護士役の山本未來さんが入りました。ここにきて、急に怪しさが増してきています。

以下、虎太郎役の白洲迅さん、風見役の鈴木浩介さん、果凛役の吉川愛さん、黎の母・晶子役の鈴木保奈美さん、爽の父・弘晃(検事正)役の遠藤憲一さんと続きます。

 

ハイライト(名場面)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

中頃から何度か盛り上がりがあり、最後にとてつもない盛り上がりを見せます。以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

それでも結婚したい爽、助けに来る虎太郎

★24分(盛り上がり度:75)

晶子が警察に逮捕され犯行を自供。黎は、爽に別れを告げた。身内に犯罪者がいると検察官として採用されるときに不利になる。

 

しかし爽は、そんな状況でも黎と結婚することを望んだ。爽は香坂に「それでもそばにいるって決めたんで。こんなことで揺らぐような中途半端な覚悟じゃないんです」と打ち明けた。

黎は爽からの着信を拒否し続けた。

 

黎の自宅には、記者が押し寄せてくるようになった。それを追っ払ったのが虎太郎だった。

虎太郎は、これまで爽と黎を別れさせようと工作してきたはずだ。だが、黎の母親が犯人だと知って(ただしこれは真実ではない)、黎の気持ちがわかるようになっていた。

 

この時点のSNSでの反応:

「虎太朗いきなり正義面」
「お前ホントはいい奴か!?」
「こたろうくんがイケメン!」

 

香坂弁護士「許しちゃいけない罪がある」

★31分(盛り上がり度:105)

香坂弁護士は男物の腕時計をしている。それを指摘された彼女は「ああ、昔、男にプレゼントしようとしたやつなんですけど。色々あって渡せなくて、その時の気持ちを忘れないように。許しちゃいけない罪ってあると思うんですよね」と発言した。

この発言は何のことなのだろうか。怪しすぎる。

 

なお香坂については、黎の父親・奥森(堀部圭亮)の日記を、爽に渡すような(直接ではないが)描写もあった。その日記には、奥森が立花弘晃検事正から暴力的で執拗な取り調べを受け、身に覚えのない供述調書にサインを迫られていたことが書かれていた。その取り調べが奥森を追い詰め、晶子へのDVにつながった、ということも書かれていた。

つまり、立花検事正が暴力的な取り調べで奥森を追い込んだ、奥森はそのストレスで晶子にDVをするようになった、という構図となる。

 

このような構図を証明する奥森の日記を、爽に読ませた意図とは何なのか。「許しちゃいけない罪」とは、立花検事正の違法な捜査のことなのか。

さらに「腕時計を渡せなかった男」とは誰なのか。ドラマの中で出て来る人物で、該当しそうなのは黎の父・奥森ぐらいだが・・・。

 

この時点のSNSでの反応:

「弁護士の先生?!犯人?怪しくなってきた」
「香坂先生が一番怖い」
「その時計ってもしかしてお父さんの…?」

 

黎の笑い。これは多重人格確定!?

★32分30秒(盛り上がり度:128)

黎が、奥森の日記を読みながら笑うシーンがあった。しかもBGMは、あの事件があった日に流れていた音楽。

黎は自宅の椅子に座り、例の音楽を流し、何かのゲームに勝利したかのように両腕を上に伸ばし震わせた。口元には笑いを浮かべていた。

 

前回、黎の二重人格説を紹介したが、これはもう確定と言えるかもしれない。

 

ただ、「多重人格オチ」にはSNS上で批判的な意見もある。

この時点のSNSでの反応:

「多重人格ものはいらないよ」
「サイコパスしかいねぇ」
「二重人格落ちとかやだーーー!」

 

立花検事正が刺される

★50分(盛り上がり度:112)

自宅に入ろうとする立花検事正に、風見が襲いかかりナイフで刺した。風見もまた奥森と同じように、立花に恨みを抱いている。

立花検事正は、救急車を呼ぼうとする息子・暁人(賀来賢人)の手を握り、笑った。そして目を閉じた。

 

死んだのか? と思ったが、次回予告で立花が病院のベッドに横たわるシーンがあったのでまだ暫く生きてそうだ。

 

100の嘘も、1つの真実にはかなわない

★52分30秒(盛り上がり度:473。今回最高の盛り上がり)

黎は香坂に昔言われたことがある「100の嘘も、1つの真実にはかなわない」という言葉を持ち出して、それでも「1000でも2000でも嘘を重ねるつもりだった。きみと一緒に生きていけるなら」と思っていたが、「やっぱり無理だった」と爽に告げた。

黎は爽に、11年前の事件の犯人は、母親ではなく自分だと告白した。

 

次回、最終回の予告。実は、放送で流れたものより長い、1分バージョンの予告動画が公開されている。

 

これによると黎の「心のどこかで僕の真実を受け入れてくれるんじゃないかと期待していた」「やっぱり突き放すんじゃん!」「大嫌いなんだよね。お前のことも。お前の言う綺麗事も」という台詞がある。

黎は狂ってしまうようだ。「自分が悪いことをしたなんて一ミリも思ってない」という発言もある。

さらに、防犯カメラ映像には黎が映っていて、それを黎自身が見て「ああ・・・どうして!?」と言うシーンもあった。ここでも多重人格説が濃厚となる。

「母だけが知る真実」もあるという。

 

この時点のSNSでの反応:

「やっぱり二重人格だった」
「サイコパスかな」
「こんだけ引っ張って結局二重人格オチか」

 

しかしだ。最終回予告でここまで出してしまって、ただの「二重(多重)人格オチ」では非常に物足りないだろうと思う。

企画・原案は秋元康さんだ。私は、視聴者を「二重人格オチだろうな」という方向に誘導しておいて、別のオチがあると見る。

 

まず怪しいのは弁護士の香坂先生だ。香坂弁護士は、爽から直接「(黎が犯罪者の身内でも)黎と結婚する」という宣言を聞いている。その後に、奥森の日記を爽に見せるという行動に出ている。この行動をする意図がわからない。腕時計の件も解決していない。

次に怪しいのは爽だ。これまでまったく怪しまれるような行動をしていないのが逆に怪しい。香坂はどちらかといえば前回までは目立っていないキャラだし、そんな人がいきなり犯人とは無理があるかもしれない。

爽の母・茜(岡江久美子)も怪しい。そもそも、このドラマの公式サイトでは、風見、晶子、黎、爽、立花検事正、茜の6人が並んでおり「見えない部分も愛せますか?」と書いてある。この6人の中に犯人がいると考えるのが自然だと思ってしまった。

http://www.ntv.co.jp/aishitetatte/index.html

誰かが、黎の「二重人格」を知っていて、彼をコントロールしているのではないかという説が自分の中にあるのだが・・・。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

「香坂 弁護士 先生 怪しい」「福士蒼汰 狂う サイコパス 怖い」「面白い」「全部 自分」などという言葉が投稿された。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

平均よりはやや低めとなっています。

やはり単なる「二重人格」オチでは視聴者は納得しないのではないか。それが「面白い」が低くなっているところに現れていると思う。

そこからさらに想像を上回るオチがあってほしい、それが「期待」の高い数字にあらわれていると思う。想像を上回る何かがあれば、最終回の満足度も高くなると思う。

結局この手のドラマは最終回のオチ次第ということだろうと思います。期待します。