『ブラックリベンジ』最終回の感想。SNS上の評価は分かれた。復讐の理由にやや無理があったか

感想・評価ブラックリベンジ

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

読売テレビ製作・日本テレビ系『ブラックリベンジ』第10話=最終回(2017年12月8日0時9分~)を視聴した感想・評価の記事です。

この復讐劇のすべての謎が明らかになりました。

SNS上の評価としては、面白かったというものと、朱里の復讐の理由がちょっと無理があったのではないかという評価もありました。


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は今宮沙織役の木村多江さん。復讐に燃えてきたが、実は自分が復讐のターゲットだった。

2位は糸賀朱里役の鈴木砂羽さん。今宮への復讐のため、ここまで今宮を操り復讐にかりたててきた。

 

3位は福島勲役の佐藤二朗さん。前回、ビルから飛び降りたはずだが・・・!?

4位は沙織の妹・綾子役の中村映里子さん。前回亡くなっていた妹。

5位は悠斗。綾子と、寺田圭吾の不倫の結果生まれた子供。

6位は天満龍二役の平山浩行さん。元週刊星流メンバーを集め、飲み会を開いていた。福島編集長や今宮以外は、それぞれの場所でうまくやっているようだ。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

朱里、校舎から飛び降りる

★47分30秒(盛り上がり度:34)

朱里がすべてを告白した。これまで今宮をコントロールして、復讐に駆り立てていたのは朱里だった。

朱里は今宮を恨んでいた。

 

かつて中学校時代、朱里は北里玲奈という女子生徒と愛し合っていた。その現場を今宮が偶然目撃。今宮はその二人の秘密を、クラスメートに話してしまった。それを苦にして、玲奈は亡くなってしまったようで、朱里はそれをこの日まで恨みに恨んでいた。

 

復讐が完了した朱里は、かつて玲奈がそうしたように、あの校舎から飛び降りた。

朱里は落下後、「玲奈」とつぶやき、愛し合った時を思い出した。

 

そして彼女は動かなくなった。

 

福島編集長、生きていた

★52分(盛り上がり度:58。今回最高の盛り上がり)

川辺で、今宮と悠斗が遊んでいる場面。

二人の様子をカメラで撮影する男がいた。福島だった。

 

前回ビルから飛び降りたが、生きていたのだった。福島は、一度は撮った写真を削除すると、足を引きずってその場から去っていった。

この時点のSNSでの反応:

生きてたのかよww
やっぱ死んでねぇーー
福島編集長……ゾンビ……

 

私は復讐に生かされている、の意味

★54分(盛り上がり度:54)

ラストは悠斗と手をつなぐ今宮の画だった。

今宮の心の声「私は復讐によって多くの人間を地獄に落とし、復讐によって私自身も地獄の底を這いずり回った。それなのに今も、私は復讐に生かされている

 

最後の「私は復讐に生かされている」の意味の解釈がいろいろあると思う。

ラストの画からして、自分の夫と妹の不倫の結果生まれた子・悠斗に生かされている、という解釈で間違いないと思う。

普通に考えれば、朱里の復讐の結果として(妹と旦那が不倫することになり)悠斗が生まれたわけで、悠斗を育てるために自分は生きている(=生かされている)という意味になるだろう。

ただ、恐ろしく考えると、悠斗もまた不倫の結果として生まれた自分にとっては恨むべき子であり、いつか将来、彼を地獄に叩き込むために、今自分は生きている(=生かされている)、とも解釈できる。

 

この時点のSNSでの反応:

面白かった!最高でした!
木村多江の薄気味悪さが最高だった
やっぱ後味悪かった
復讐の始まりがしょぼいw

 

インスタに色々写真があったので最後に置いておく。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

あらすじは公式サイトのストーリーも参考に。

前述の通り、結局、すべては朱里が復讐のために仕組んだことだった。

 

寺田圭吾のスキャンダルも最初は朱里が捏造。

週刊星流も巻き込んで壮大な復讐劇をやってのけた。

今宮はその中で、いろんな人を復讐と称して地獄に落としてきたが、結局朱里に操られているだけだった、というオチ。

 

朱里の復讐の理由が、正当なものだったか否かは、あれだけの描写ではわからなかった。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

平均よりやや低い評価となった。

ラストでは賛否が別れたが、平均よりやや批判的意見が多かったと思われる。

 

ネガティブな評価となった理由の一つは、朱里の復讐の理由が正当なものであるかどうか、イマイチ視聴者に伝わらなかったことがあると思われる。

少女期のナイーブな心内は理解できるが、それがあれほどまでの復讐劇につながる(しかもまったくの他人を巻き込んでだ)、ということの説得力に乏しかったと思う。

 

後味の悪さ、胸糞悪さを指摘する意見もあった。このドラマ、高評価を得ていた時は、スッキリとした復讐が決まってスカッとして、木村多江さんがめっちゃ不気味な顔をする、といった展開が良かったのだと思う。

その路線で十分に面白いので、取ってつけたかのような朱里の復讐理由などでひねる必要がなかったのではないかと。それより今宮の復讐劇をもっと壮大にして、もっと大物を、もっと派手な方法で、もっと深い地獄に落とす、といった展開のほうが面白かったのではないか、と思ってしまった。

演技については特に木村多江さんが素晴らしかった。さすがだった。

しばらくこの顔は忘れられないだろう。他のドラマで木村さんが出てきても思い出すレベル。