『僕たちがやりました』窪田正孝の圧倒的な演技力が支えた最終回。原作と違うラストには賛否も

感想・評価僕たちがやりました

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

フジテレビ『僕たちがやりました(僕やり)』最終話(2017年9月19日21時0分~)を視聴しました。

原作を超える」ラストになると予告されていました。さてさて、どうだったか。

そしてこの記事の最後の方に書きますが、SNSでは窪田正孝さんの演技力についての言及がとても多かった。多くは「素晴らしい」「ヤバイ」「凄すぎる」などポジティブな評価だった。長台詞もこなし、彼の演技力に支えられた最終回と言っても過言ではないと思う。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

1位は増渕トビオ役の主演・窪田正孝さん。圧倒的な1位で存在感。しかも泣き、笑い、寂しげ、狂気、絶望、いろんな彼の表情が観れるドラマで、それをよく演じていました。演技力については記事の最後のほうに書きます。

 

2位はパイセン役の今野浩喜さん。今野さんも演技が光りました。お笑い芸人ですよね。どこかで稽古しているのだろうか。

3位は丸山友貴(マル)役の葉山奨之さん。4位は蒼川蓮子役の永野芽郁さん。

 

5位には市橋哲人役の新田真剣佑さんが入りました。前回の次回予告で、死んだはずなのに生きて歩いていました。さてどうだったでしょうか。

6位は伊佐美役の間宮祥太朗さん、7位は新里今宵役の川栄李奈さんのカップル。8位には飯室成男刑事役の三浦翔平さんが入りました。

 

ハイライト(名場面)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

前半から度々盛り上がりがあり、ラストで大きく盛り上がります。以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

トビオと蓮子がキス

★28分(盛り上がり度:119)

最終回は、トビオたちが輪島(古田新太)の一味に捕まるところから始まった。

捕まったが、パイセンが奮闘し、途中で刑事が踏み込んだこともあって、トビオ自身は事なきを得た。

しかしトビオはそれでは納得がいかず、自分の罪を再び、凡下高の屋上から叫んで訴えた。

 

凡下高には警察が駆けつけ、トビオは取り押さえられる。

連行されるトビオ。蓮子が声をかける。トビオは苦笑いして舌を出す。

 

トビオが警察の車両に乗ろうとした時、蓮子がトビオに抱きつきキス。

 

蓮子「あなたが一生会いたくなくても、私は会いたい。待ってる

 

この時点のSNSでの反応:

蓮子ぉぉぉおおお
ひっひゃー大胆
公開チュウやん

 

10年後

★34分(盛り上がり度:169)

トビオたちは警察に捕まり、罪をつぐなった。

 

そして10年後が描かれた。トビオは水の宅配のアルバイトをしている。

この時点のSNSでの反応:

いきなりの10年後ですか
10年経ったwwww
えらい話飛ぶなぁ

 

4人が再会

★38分30秒(盛り上がり度:151)

10年後、パイセンが仮出所したことをきっかけに、4人が再会した。

 

マルはキャバクラを2店舗経営するようになっていた。伊佐美は今宵ちゃんとの間に2人目の子供ができていた。

ちなみに、伊佐美の子供の名前は、長男の「トゥモロオ(明日男)」に続き、長女は「ネモ」というそうだ。ネモとは、ネクストモーニング。今宵、明日男、ネクストモーニングだ。

 

マルは髪型が大幅に変わっていてキノコじゃなくなってしまった。パイセンは変わらない。

この時点のSNSでの反応:

マル、キノコカットじゃない
パイセン変わってないww
マル髪型ふつーにしたらイケメン

 

トビオだけが救われないラスト?

★52分30秒(盛り上がり度:282。今回最高の盛り上がり)

前述のように、マルや伊佐美はそこそこの幸せを手に入れていた。

パイセンは仮出所。

 

トビオは罪の意識に苦しんでいた。

道端で蓮子と再会したが、蓮子は別の男と結婚しているようで、お腹には子供ができていた。

 

トビオ「ああっ、おめでとう

蓮子「ふふ、ありがとう

トビオ「じゃあまた

蓮子「じゃあね

歩きだすトビオに、蓮子が「トビオ!」と声をかける。

蓮子「よかった生きてて。頑張ったね

 

蓮子と分かれ、トビオが歩いていると、子供が持っていた風船が破裂する。

その破裂音で、爆破事件がフラッシュバックしたトビオ。

目の前には死んだはずの市橋がいた。市橋は「トビオ、もう楽になれ。裏切り者が」と、トビオにナイフを渡す。

トビオはそのナイフを見て、笑い、自分の喉元にナイフを突き立てた!

 

が、そこにはナイフもなかったし市橋もいなかった。すべては幻だった。「ハア、ハア、ハア」と息を荒らげるトビオ。

 

ラストシーンは、トビオの「生きる。生き続けなきゃ」という心の声で終わった。

 

このラストには、賛否両論があった。

この時点のSNSでの反応:

こんな終わり方か。イマイチ
トビオ、最後までかわいそうな終わり方
最後だけ漫画と違うけど虚しさは一緒
窪田くんファンとしてはマンガ通りの終わり方が良かった
私はこの終わり方好きだよ
主人公のラストがリアルで満足

 

原作(同名の漫画)についてはネタバレなので詳細を書かないが、トビオはドラマよりは少しは幸せになっているようだ。ただ、トビオの別の面も垣間見えるとのこと。

原作と違うラストになったのは「原作も読んで欲しい」という制作陣の思いだろうか。

 

私自身は、これはこれでアリなラストだと思った。ただ、先に原作を知っていて、それがよほど良かったという思いがあったら、別の感想を抱くかもしれない。とにかく漫画も読んでみようと思わせてくれる(思わされた!?)最終回だった。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

原作 漫画 ラスト 違う 展開」「トビオ 生きる 死ぬ 辛い」「市橋 出る」「窪田正孝 演技」などの感想があった。

窪田正孝さんの演技については「凄い」「良い」「さすが」「圧倒された」「彼の演技力ありきだった」「ヤバすぎる」「素晴らしい」「えぐい」など圧倒的に好評だった。

特別に「演技」でフィルターした各キャストの言及数を掲載しておく。

窪田正孝さんの演技に関する言及だけで170件もあった。こんなことは他のドラマではない。しかも多くがポジティブな評価だ。2位のパイセンを圧倒している。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

総合的には平均的な評価となった。ラストが賛否両論のものとなったのが影響している可能性がある。ただし、「面白い」の数値は平均より高い。

窪田さんの演技のことを色々書いたが、ストーリーも悪くなかったし、脇を支えるキャストも、ほとんど良かった。

前回までの視聴率は以下だ。

 

家族の前やお茶の間で見るのはちょっと気が引けるドラマだったと思う。気まずいシーンが多かった。そのへんで視聴率を押し下げたかもしれない。

ただ、全体としては若手の俳優をよく活用し、よくできていたのではないか。

お疲れ様でした。