『コード・ブルー 3rdシーズン』第6話-落胆は成長につながる。でもそれは若い人の場合だ

感想・評価コード・ブルー

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フジテレビ月9『コード・ブルー 3rdシーズン』第6話(2017年8月21日21時0分~)を視聴しました。

前々回、前回とあった恋愛要素は今回一切なし。今回は「生命」をテーマにした重いストーリーだった。


この記事の目次

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを元にした共起ネットワーク図。「灰谷 横峯 頑張る」「フェロー 成長」「痛い」「今回 辛い」といった言葉が並びます。

 

次に、SNSのデータを元にした評価を確認します。

まずまずです。やっぱり恋愛要素がないほうが良いのかもしれないですね。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

ハイライト(名場面)

今回の盛り上がりグラフです。前半、後半バランスよく盛り上がっています。

 

盛り上がりグラフの説明に入る前に、特記事項として冒頭のシーンに触れておきます。

冴島はるか(比嘉愛未)が早くも復帰。しかし、その復帰に気づかず冴島の悪口(!?)を言い合う白石(新垣結衣)と緋山(戸田恵梨香)。

最近雰囲気が良くなった雪村(馬場ふみか)が「冴島さんが、周りの雰囲気をよくするものナースの仕事だって」と発言すると、緋山は「ウッソ! あいつこそいつも仏頂面じゃんね。ニコニコしてみろって感じだわ」、白石は「冴島さんがニコニコしてたら逆に怖い!」、さらに緋山が「確かに、考えただけでゾクっとするわ」とトーク。

そこに藍沢(山下智久)が「お前ら、なかなか勇気あるな。冴島おはよう」と、冴島の存在を知らせた。

冴島は「(ヘリは)明日からです。担当は緋山先生なのでよろしくお願いします」と不気味に微笑み、白石と緋山は「そっかぁ、戻ってきてくれてよかった」「よかったねぇ」と言い合った。

冴島はギロッと藍沢を見たが、藍沢は「俺は何も言ってない」とつぶやいた。

 

・・・冴島さん、復帰おめでとうございます(早いけど)。

 

灰谷が暗闇で負傷者を発見

★16分(盛り上がり度:47)

今回は巨大冷凍庫内での荷崩れによる事故という現場だった。さらに、停電によってその冷凍庫内に、灰谷(成田凌)と横峯(新木優子)が、患者とともに閉じ込められてしまった。

そして冷凍庫内を捜索するうちに、もう一人、大量出血している重症患者が見つかった。庫内に医者は灰谷と横峯しかいない。このフェローの二人で、大量出血の患者をみることになった。

 

横峯「できません!」

★25分(盛り上がり度:60)

庫内の患者は、フェロー2人で対処するとともに、白石がテレビ電話で指示することになった。フェローらは麻酔もないなかで対処しきれない。横峯が果敢にチャレンジするが、患者は痛がる。

白石は「もう一度切って」と指示するが、横峯は「できません!」と答えた。

 

臓器摘出手術

★35分(盛り上がり度:40)

今回は、冷凍庫での事故とともに、17歳で脳死となってしまった少年から、臓器移植のために臓器を取り出すシーンもあった。

橘(椎名桔平)・三井(りょう)夫妻の息子・優輔(歸山竜成)は、心臓が悪く臓器提供を待っている。

17歳少年からの臓器の摘出を複雑な心境で見守る橘。

 

視聴者の中には(私もだがドラマとは言え)臓器を摘出する手術のシーンを初めてみた人も多かったようだ。各臓器の担当チームがあり(今回は6つの臓器があったため6チーム)、大人数の医者が手術室につめかける。コーディネーターの合図で黙祷をして、分刻みのスケジュールで動く。摘出された臓器はクーラーボックスに入れられ運ばれていく。

思わず見入ってしまったシーンだった。

 

なお、優輔の移植の優先順位は今回2位であり、移植は実現しなかった。

 

名取の成長

★47分30秒(盛り上がり度:44)

名取(有岡大貴)は自分のミスを、「いい経験だよね」と済ませてしまった(後に謝罪したが)ことがあり、どこかクールで他人事で血の通っていないようなキャラクターだった。

臓器摘出手術の様子を見てもあまり何も感じていなかったようだが、実は自分なりに努力していた。臓器を摘出されたあとの少年の髪を洗いながら「ありがとう君のおかげで、6人が生きる」と話した。また、書類もきっちり仕上げていた。

 

 

生命よりも大事なものを奪った

★52分30秒(盛り上がり度:72。今回最高の盛り上がり)

前回脳外科を手術したピアニストの奏(田鍋梨々花)だが、手の震えが残ってしまった。また元通りにピアノを弾くことは難しい。藍沢は「約束を守れなかった」と謝罪したが、奏は「嘘つき・・・。先生は、私の生命よりも大事なものを奪った!」と涙を流した。

 

今回の終盤で、白石のナレーションで以下のような言葉があった。

自分に落胆することは悪いことじゃない。心底自分が嫌になって初めて、人は変わろうと思えるから。

落胆は、成長につながる。でもそれは若い人の場合だ。

私たちはもう、昔の自分じゃない。落胆が成長につながる時期はとっくに過ぎてしまった。

今の私たちに求められるのは、成長ではなく、結果。それだけだ。

 

今回、フェローの二人は冷凍庫内でビビリながらも手術を乗り切り、特に灰谷は極限状態で執刀して成長を見せた。また、名取も前回のミスを乗り越え成長をしているように見える。

何度も落胆したフェローたちだが、それは成長につながっている。しかし・・・。

 

 

また、藍沢は奏について「生命を救ったのは俺じゃない。俺は約束を破っただけだ」とも述べている。何を意味するのだろうか・・・?

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

各キャストの影響度(言及数)

主要キャストの言及数を比較します。

やはり山下智久さんが1位。2位には今回も成長を見せた有岡大貴さんが入った。

3位は成田凌さん。今回最も成長したといってもいいと思う。4位には復帰した比嘉愛未さん。

今回は全体的に重苦しいムードだった。私自身は医療には詳しくないが、思わず見入ったシーンもあった。医療ドラマは生命を扱うだけに、リアリティが大事だと思うし、このドラマでもそうあってほしい。今シリーズのテーマとなっている、フェローの成長の描き方については、ワンパターンとか非現実的とかにならないように、これからもよろしくお願いしたいと思う。