『FINAL CUT』高田(佐々木蔵之介)は味方だった!「HELLO Dad?」は兄・小河原翔太からのメッセージ?-第7話
関西テレビ制作・フジテレビ系『FINAL CUT(ファイナル・カット)』第7話(2018年2月27日21時0分~)の感想・評価の分析記事です。
先週は平昌オリンピックの影響でお休みでしたので、2週間ぶりの放送。15分拡大。
激動の回でした。
あの人が味方だった!! っていうところから、謎のキス、そして「HELLO Dad?」のメッセージ。
キャスト影響度
まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。
各キャスト言及数・関連語分析
SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。
中村慶介 役 亀梨和也
1位は中村慶介役の亀梨和也さん。
今回は、敵味方がいろいろわかってきた。
高田が事実上の味方になってくれたのは心強い。目下の敵は芳賀刑事部長。
後半にはキスシーンや、次回予告ではベッドのシーンもあった。
高田清一郎 役 佐々木蔵之介
2位は高田清一郎役の佐々木蔵之介さん。
なんと慶介の味方・・・というより同じ目的を持っていた。
12年前の事件を担当した。不可解な点を上層部に指摘すると現場から外されていたのだが、それ以来、真相にたどり着くべく密かに動いていた。
百々瀬への接触も、そのためだった。
野田大地 役 髙木雄也
3位は野田大地役の髙木雄也さん。
もしかして裏切るのかと思っていたが、大丈夫だった。ごめんなさい。
慶介の母親に恩義を感じていて、慶介の味方だ。
今回はミッションの途中でイカツいやつらにボコられるという、危険な目にあってしまった。
その分、慶介との絆は深まったか。
ここまでやってくれるんだから、裏切るってことはないだろう・・・とは思う。でも何か慶介の知らない事実を知ってそう。
また、今回は暴露動画のナレーションも担当した。
小河原若葉 役 橋本環奈
4位は小河原若葉役の橋本環奈さん。
慶介がマモルではないことがわかっても、慶介のことが好きで、恋人にしてもらおうと粘る。
しかも、12年前の件の真相解明のために味方になってくれるという。
これを利用しない手はないぞ・・・!
小河原雪子 役 栗山千明
5位は小河原雪子役の栗山千明さん。
ラストでは慶介が彼女にキス、そしてビンタされながらもキス。さらに次回予告でベッドのシーンまであった。
なぜ慶介は彼女にこれほどまで惹かれているのか・・・。
芳賀恒彦 役 鶴見辰吾
6位は芳賀恒彦役の鶴見辰吾さん。
警視庁のエリート、刑事部長である。
今回慶介は彼と対峙した。
娘の万引事件の示談交渉で世話になった小河原達夫(升毅)の息子・小河原翔太を、12年前の事件の参考人リストから削除した疑いがある。
百々瀬塁 役 藤木直人
7位は百々瀬塁役の藤木直人さん。
慶介を追い詰めるべく動き出したのだが、彼のチームは小河原翔太のことにまでたどり着いた。
果たして今後彼や彼のチームはどう動くのだろうか。
他の関連語
SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。
まだ、大地が何らかの真相を知っているのではないか、という説が根強い。犯人とか裏切るとかではないにしても、慶介が知らない重要なことを知っているとか。
ハイライト・名場面(あらすじ含)
今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。
各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。
高田、味方だった!!
高田が、味方だとわかった場面。味方というよりも、慶介より前から同じ目的を持って動いていたのだ。
彼も12年前のことは不可解に思っていて、真相の究明が責務だと感じていたようだ。
だが、慶介のように目立った動きをしてしまうと、逆に真相にはたどり着けないと考え、自重しながら慎重に動いてきた。
高田は、芳賀刑事部長に「もう一度、小河原翔太を洗い直すべきです」と迫った。
芳賀は「高田! 自戒しろ。お前一体何の権限があって!! 誰の取り立てで今の地位があるかよく覚えておけ!!」と激怒したが、慶介は「覚えておくのは!! あんたのほうだよ刑事部長!」と言った。
この時点のSNSでの反応:
「蔵之介が味方あああああああ」
「佐々木蔵之介まさかの展開すぎ」
「蔵之介さんは山猫からずっと仲間だったのかな」
「え?副署長が味方についたー!」
「味方だったぁぁぁぁぁあああ!!」
高田の見解
上述の出来事のあと、慶介と高田の会話。
慶介は、高田を疑っていたことを正直に話し、謝罪した。
高田は「俺は、君のお母さんは無実だと思っている」と断言した。
この時点のSNSでの反応:
「味方でいてくれる人がいて、良かったね…慶介」
「蔵之介さんかっこいぃぃぃぃぃ!」
「しかしながら、本当に味方と信じてよいものか。まだ若干の疑いはある」
慶介と雪子が路チュー。ちょっと意味不明
慶介が雪子にめっちゃキスした場面。
もうね、路上で何度もチュー。
状況としては、慶介は雪子にもう一度12年前のことについて、新しい事実に基づく証言をしてほしかった。新しい証拠があれば、再捜査への道が開ける。慶介は当時の状況を説明し、雪子に証言するように迫った。
兄を疑われている雪子は「あんたさえいなければ、こんな風に思うことも・・・」と泣いた。そこで慶介から突然のチュー。雪子はビンタ。
しかしその後めっちゃチュー。求め合うように。次回はベッドインまですることになるからね。
この時点のSNSでの反応:
「は?なんでちゅっちゅしてんの?意味不明ww」
「ちょっと意味がわからないwwwwwwwしんどwwwww」
「路上でキスしすぎやろwww」
HELLO Dad? の謎
ラスト付近では、小河原翔太かもしれない人物(?)が、美人姉妹の父親・小河原達夫のものだと思われるパソコンに「HELLO Dad? (ハロー父さん)」とメッセージを送ってきた描写があった。
それを若葉が見て返信したところ「久しぶり」と帰ってきてた。メッセージのやりとり全文はこうだ。
相手(翔太?)「HELLO」
相手「Dad?」
若葉「お兄ちゃん?」
若葉「わかば」
相手「若葉?」
相手「久しぶり。元気?」
「わかば」を「若葉」に漢字変換できてるし、「久しぶり。元気?」というメッセージも、一応若葉との関係性があるととれる。
相手はやっぱり兄・翔太なのだろうか。翔太は渡米したことになっている。Dad(父さん)と呼ぶのは、姉妹以外は兄ぐらいしかいない。ってことは、やっぱり翔太は生きてるってことか。
または、まったく別の誰かの罠とか探りの可能性もあるけど。
次回予告
次回予告のシーン。
いろいろあって長かった。
高田が「小河原翔太、生きている可能性大」だと言った。
ザ・プレミアワイドチームも小河原翔太の行方を追い、小河原家を洗う。
若葉は、12年前の真相解明への協力を表明。
百々瀬は慶介に「君には取り戻して欲しい、普通の生活を」と言った。更に百々瀬は誰かに「この事実、彼が知ったら怒り狂うだろうね」とか「撮るんだ、やつのファイナルカットを」とも言ってた。
慶介は雪子を脅そうとする。
若葉は小河原家に慶介を迎え入れる。若葉が刃物を持っているシーンもあった。
この時点のSNSでの反応:
「予告長くてビックリだし、なんかいろいろ大変すぎる」
「次回予告、てんこ盛りで面白そう!」
「来週待ち遠しいwww くっそwww」
「てえへんだ、てえへんだ!」
その他ネタバレ、あらすじ、解説等
ストーリーは公式サイトも参考に。
上述したとおり、高田は慶介と同じ目的をもち、密かに12年前のことを探っていた。今後は二人が共同で真相解明にあたることになると思われる。
12年前の件で、小河原翔太の存在を隠蔽し、またメディアに情報を流したのは芳賀刑事部長だと示唆された。ただし、小河原翔太が犯人であるかは、わからない。彼は当時受験生であり、単に捜査に巻き込まれて勉強の妨げになると思ったからの措置かもしれない。
芳賀刑事部長にしたって、単なる娘の万引事件と12年前の大事件との引き換えでは分が悪すぎる。真相はまだわからない。
視聴者の概況
SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。
投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後9分間の各値。
初回からの推移図を示します。
15分拡大だったこともあり、すべての値が上昇に転じた。今回は特に後半、怒涛の展開だったのもよかったかもしれない。
数値化された評価と感想
最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。
初回からの推移図です。
第4回ぐらいまでは低下を続けたが、その後上昇傾向になっていて、今回は結構高い。このドラマは全9話だが、今回は第7話で、ちょうど面白いところ。次回も怒涛の展開が予想される。
正直、第3話、第4話あたりのワンパターン感がなければもうちょっと伸びたんじゃないかなと思って、ややもったいない気がしてる。
今回は高田が味方になってくれるという大イベントがあった。ほっとした。よかった。
ラストの「HELLO Dad?(ハロー、父さん?)」は何なのだろうか? 翔太(兄)からのメッセージだとしても、なぜ英語!? 怪しい。しかもなぜいまどきパソコンにメッセージ!?
すべてに意味があってほしい。ちょっと、キスも意味が飲み込めないけど。すべての出来事に意味があってほしい。きれいな完結を観たい。
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