『FINAL CUT』若葉(橋本環奈)のチャットの相手は、翔太なのか?奇妙なアプリの仕様がヒント?-第8話

感想・評価FINALCUT

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

関西テレビ制作・フジテレビ系『FINAL CUT(ファイナル・カット)』第8話(2018年3月6日21時0分~)の感想・評価の分析記事です。

次回は最終回ということで、今回も怒涛の展開。最大の謎は雪子・若葉の美人姉妹の兄「小河原翔太」の行方。

そこで疑問なのが、若葉(橋本環奈)がメッセージソフト(チャットアプリ)で会話している相手が本当に翔太なのか、というところです。

今回のラストでは若葉の自作自演で慶介(亀梨和也)が捕まるのですが、これってもしかして、慶介も協力した自作自演ってことは? さらには奇妙なチャットアプリの仕様も。詳しくは後述。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

中村慶介 役 亀梨和也/細田佳央太

投稿数:2634(1位), ユーザ数:592(1ユーザあたり4.45回)
関連語:中村(2), 慶介(728), 亀梨(2370), 和也(2318), 早川(2), 細田(0), 佳央太(0), 若葉(332), 雪子(136), 怖い(81), 高田(53), やっぱり(50), プレミアワイド(27), 信用(22), 綺麗(20), 不気味(18), ベッドシーン(16), 家族(13), いきなり(12), 完全(10), 嫉妬(10), 笑顔(10), 最悪(8), お願い(7), イケメン(6), 裏切(6)

1位は中村慶介役の亀梨和也/細田佳央太さん。
百々瀬に誘われ「ザ・プレミアワイド」のメンバーと接触。

共同で小河原翔太を追うことを提案されるが、12年前の経験から、その提案を拒否する。お互い独自に翔太を追うことに。

小河原若葉 役 橋本環奈

投稿数:997(2位), ユーザ数:649(1ユーザあたり1.54回)
関連語:若葉(838), 橋本(129), 環奈(198), 怖い(116), 自分(54), 刺し(35), 嫉妬(23), 演技 怖い(16), 刺さ(11), 可愛い(9), ヤバい(7), 逆転(5)

2位は小河原若葉役の橋本環奈さん。
姉に慶介を盗られたと思い、嫉妬に狂う。
兄・翔太と、パソコンのメッセージ(チャット)アプリを通じて接触しているようだ。だが本当にこれが翔太なのか?

ところでこのメッセージソフト、会話相手が漢字を変換するところも見えるという、珍しいソフトだ。なんとも奇妙ではないか。この謎については、ハイライトの箇所でも後述する。

ラストでは、慶介を自宅に呼び出した上、ナイフを持ち出す。
次の瞬間、自分の腹に刺さっていた。

小河原雪子 役 栗山千明

投稿数:226(3位), ユーザ数:158(1ユーザあたり1.43回)
関連語:雪子(201), 栗山(24), 千明(22), 慶介(72), 若葉(51), 好き(18), 怖い(6), 逆転(5)

3位は小河原雪子役の栗山千明さん。
慶介とのベッドシーン(事後)があった。
慶介に12年前のことを聞かされ、両親に翔太のことを問い詰める。
なんだかんだで慶介をことが好きらしい。

百々瀬塁 役 藤木直人

投稿数:195(4位), ユーザ数:142(1ユーザあたり1.37回)
関連語:百々瀬(166), 塁(7), 藤木(36), 直人(27), 亀梨(34), 怖い(14), やっぱり(11), 信じ(7), クロスワード(5), クズ(5), ダメ(4), プレミアワイド(3)

4位は百々瀬塁役の藤木直人さん。
プレミアワイドのボス。
慶介に共闘をもちかけるが、拒否された。
独自に小河原翔太を追うとともに、慶介のファイナルカットも狙う。

野田大地 役 髙木雄也

投稿数:164(5位), ユーザ数:120(1ユーザあたり1.37回)
関連語:野田(7), 大地(133), 髙木(26), 高木(23), 雄也(35), 惚れ(11), 可愛(6), 高田(5), 好き(4), 最後(3), 嬉しい(3), 怪しい(3)

5位は野田大地役の髙木雄也さん。
これまで慶介の忠実な協力者として描かれているが、最終回では何があるのだろうか。
雪子に惚れた(?)慶介に対して、「惚れんなよ」と一言。

高田清一郎 役 佐々木蔵之介

投稿数:127(6位), ユーザ数:100(1ユーザあたり1.27回)
関連語:高田(76), 清一郎(0), 佐々木(26), 蔵之介(53), 味方(16), 副(8), 署長(8), 慎重(7), 山猫(5), プレミアワイド(3), 邪魔(3)

6位は高田清一郎役の佐々木蔵之介さん。
慶介と協力して小河原翔太を追う。
慎重派である。

小池悠人 役 林遣都

投稿数:20(7位), ユーザ数:18(1ユーザあたり1.11回)
関連語:小池(13), 悠人(0), 林(7), 遣都(7), ナレーション(3), 良心(3)

7位は小池悠人役の林遣都さん。
ザ・プレミアワイドの良心と言われている小池である。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:若葉 ちゃん(463), 最終 回(439), 2 時間(289), 来週 最終(273), 会い 来た(244), 自分 刺し(146), 真犯 人(82), 小河 原家(76), プレミアワイド(56), 若葉 暴走(33), 副 署長(31), 栗山 千明(28), 綺麗(23), 若葉 ヤバイ(22), パルクール(22), 自作 自演(19), 嫉妬 狂っ(19), 事件 解決(17), 楽しみ すぎる(16), 透明 檻(16), チャット(15), 折り紙(15), 若葉 豹変(14), 小河原 翔太(13), プレミアワイド 味方(13), 来週 終わっちゃう(13), チャット 相手(13), ホテル(11), 突きつけ られる(10), 終わっちゃう 寂しい(10), 怒涛 展開(10), 裕木 奈江(10), オッス 会い(10)

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

冒頭からの朝チュン

★1分30秒:盛り上がり度:102
この時点の関連語:亀梨(14), 朝(5), チュン(5), ベッド(5), 背中(4), 綺麗(3)

慶介と雪子、開始早々の朝チュンである。

前回のキスからの流れだ。

雪子は「私達、もう合わない方がいい」と言った。
だが、慶介は「俺は会いに行く。小河原翔太を見つけるまでは」と、つきまとい宣言。

この時点のSNSでの反応:

朝チュンからのスタートwww
あら!そのまま朝!
背中が綺麗なんだよな〜

 

慶介、百々瀬からの提案を拒否

★15分:盛り上がり度:89
この時点の関連語:信じ(15), 慶介(11), ダメ(10), 亀梨(8), 味方(6), 信用(6), 怪しい(3), 反省(3)

百々瀬に呼ばれ、「ザ・プレミアワイド」の会議室を訪れた慶介。

百々瀬からは、自分たちを利用して一緒に小河原翔太を追えばいい、と提案された。

慶介は「お願い、します」とつぶやいた・・・かと思ったら「ふふっ、なんて言うと思った?」と拒否。

慶介には、12年前のことが心に強く残っている。当時も「力になる」と言われたが、その後に地獄に落とされたのだった。

この時点のSNSでの反応:

信じたらあかんで
いやー信用しない方がいいと思うなー
信じるなよ!!と思ったらよかったー

 

奇妙なチャットアプリ

★49分:盛り上がり度:126
この時点の関連語:若葉(68), 怖い(29), ちゃん(17), 環奈(13), 雪子(9), こわい(8), 壊れ(6), 暴走(5), 嫉妬(2)

若葉が暴走していく。

若葉は、姉の雪子と慶介の朝チュンの件に気づいていた。
若葉は姉に「あの男の目当ては、お兄ちゃん。それだけよ」と忠告するが、雪子は「でも彼が好き。好きなの」と返答。これが若葉の嫉妬心に油を注いだ。

 

若葉は嫉妬に狂っていく。
メッセージソフト(チャット)の相手(翔太?)に「お姉ちゃん、私の彼を盗ったの。嘘つき、許さない、許さない、許さない」と送った。

で、さっきも書いたけど相手からのメッセージに注目。
わかb」→「わかば」→「若葉
だいじょうb」→「だいじょうぶ」→「大丈夫
みたいに、相手の変換途中まで見ることができるっていう珍しいアプリ。
まあありえないですよね、こんなアプリは。スタッフのミスでしょ。このやりとり、絶対にストーリーのキーになるところなのに。
そういえば初回ではオープニング映像の英語のスペルミスもあったしさ。

しっかりしてほしいな・・・と思っていたが、実はこのチャットアプリの仕様には別の意味があるのかもしれない。スタッフのミスじゃない可能性。これについてはこの記事の最後の「若葉のチャット相手は小河原翔太なのか」のところで考察している。

この時点のSNSでの反応:

若葉怖い、病みすぎ
若葉ちゃんもうアカン…
若葉が爆走してるぞ

 

若葉の自作自演

★52分:盛り上がり度:149(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:若葉(39), 最終(24), 回(19), 自分(13), 刺し(11), 怖い(7), 自演(3)

ラストの場面では、若葉が自宅に慶介を呼び出した上、自分の腹を刺した。

自作自演して、警察に慶介を捕まえさせるってことかな。

次回の最終回は2時間SPとなる。

この時点のSNSでの反応:

若葉やばぁ…愛が憎しみにってやつ
環奈ちゃん怖いよ
小河原祥太が、自分が逮捕されると思って若葉になんか吹き込んだな…

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

ストーリーは公式サイトも参考に。

 

次回、慶介はなぜか罪を認める展開になる。

公式サイトの次回予告にはこうある。

誰も予想しなかった驚きの方法で、ついに真犯人と対峙することに

さらにこうも書かれている。

慶介、真犯人、そして“ミスターメディア”百々瀬が一堂に会して、慶介の一世一代の大勝負がついに始まる。その時、高田(佐々木蔵之介)は…?そして、雪子は…?

この文章の書き方だと「真犯人」は、慶介自身、百々瀬、高田、雪子、少なくともこの4人ではないことがわかる。

主要人物のうち、「大地」の名前がないのが非常に気になる。「真犯人」が大地にあたるのか、という疑いが。12年前って大地は14歳か。

若葉」の名前もないけど、若葉は今回派手な動きをしたから除外かな。

そして意外ことも書かれている。

しかし、慶介の復讐のクライマックスは…この対決の先にあった!
慶介が、ファイナルカットを突きつけてきた真の目的とは?待ち受けるのは驚愕のラスト!!

え? 慶介がファイナルカットですって言っていたのって別の理由があったってこと?

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後6分間の各値。

・投稿数:5693(Q1:1214, Q2:1223, Q3:872, Q4:1802, 放送後6分間:582)
・ユーザ数:1457(Q1:558, Q2:483, Q3:480, Q4:795, 放送後6分間:475)
・SNSでの影響度数(独自指標):6686

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

初回からの推移図です。

評価の推移図

今回は怒涛の展開で、最終回に向けた下準備的な意味合いもあったと思う。

このドラマ、やっぱり序盤のプレミアワイドメンバーを追い詰めていってたときよりも、後半の小河原翔太の謎のほうが楽しい。

冒頭にも書いたが今回最大の疑問は、若葉のチャットの相手が本当に小河原翔太なのか? ということなので以下に考察を書いておく。

若葉のチャット相手は小河原翔太か

状況を整理しよう。

若葉のチャットシーンは前回のラスト(今回の冒頭で振り返りがあった)と、今回の25分頃と48分頃。

ほとんど、若葉が一方的に送っていて、内容は姉の裏切りについて書いている。相手からは「許せない」「大丈夫」「若葉、大丈夫だよ」「お前は世界一、可愛い」などと返ってきている。今のところ複雑な言葉を返してきてはいない。前回も「HELLO Dad?」「わかば」「若葉?」「久しぶり。元気?」ぐらいの言葉しか返ってきてない。

相手は「大丈夫」というワードをよく使う。

 

今回の最後も「大丈夫だよ」で終わっていた。その言葉か、次に送られてくる言葉を見て、若葉はなにか思いついたような、ハッとした顔をしていた。

いくつかの説を考えた。

 

人工知能(AI、ボット)説

最近では、人工知能(AI)によるチャットアプリがたくさんリリースされている。チャットボットというものだ。

相手からの返信内容は、ごく単純なものだった。最初の言葉は「HELLO Dad?」だったし。

その後、若葉が「わかば」と自分で名乗ってから、相手から「若葉?」と返ってきている(前回のやりとりは前回の記事参照)。単に漢字に変換しただけだ。それ以降は「若葉」という単語を学習したのだろう。

 

前述したが、このチャットアプリの仕様は奇妙だ。相手の変換途中の文字まで、こちらに送られてくる。相手が少しでも打ち間違えたりして修正しても、こちらには手に取るようにその過程がわかる。変換履歴などもわかるだろう。

これが、チャットボットだったら、お遊び的にこういう仕様を入れていてもおかしくはない(おかしいかもしれないが、少なくとも通常のチャットアプリとして、よりはおかしくない仕様だろう)。

 

さらに奇妙なのは「お前は世界一、可愛い」という言葉。もう10年以上会ってないのに? 単にボットが言った、恋を応援する言葉と考えればわかりやすい。

 

最後に、若葉はこれがボットだと気づいた、ということだろうか。それか、慶介が気づいたか。

 

小河原翔太説

もちろん、兄・小河原翔太が本当に若葉のチャット相手である可能性も捨てきれない。

最後、若葉は自作自演を演じるが、これはチャットの相手に指示されたものなのかもしれない。

 

翔太が自分の罪を免れるため、同時に慶介を陥れるために、チャットで若葉をそそのかし、自作自演を演じさせたという説。でもこれだと単純すぎるかな。

 

もうすこし複雑に考えるとすれば、翔太が若葉に加えて慶介にも協力を要請し、自作自演させ、何かを企んでいる(真犯人をあぶり出すとか)可能性も。だとしたら真犯人は親で、兄は身代わりにされたという話かな。

 

慶介説

慶介が仕組んだ罠だという説もあるだろう。

慶介はめっちゃハッキング技術に詳しい。あれぐらい仕込むのはわけないだろうと。

しかし、若葉からチャット画面の画像が送られてきた時の慶介の顔(49分頃)、しめしめっていう顔ではなかった。訝しげな顔をしていた。

だからこの説は違うかなと思う。逆に最も意外な結末だとすればこの説。

 

大地説

最後に大地説。

妙におとなしいのが逆に怪しい。

慶介に秘密にして若葉とチャットする動機があるとすれば、慶介をミスリードするため・・・だけどなんのためにミスリードしたかがわからない。

チャットの相手であり、ついでに真犯人とつながっているか、自身が真犯人なのかもしれない。そうなると、なぜ慶介に協力してきたのかがわからない。贖罪のためか。

 

色々な説があって議論になるところだと思うが、チャット相手としては個人的には人工知能(ボット)説を推したい。アプリの仕様がスタッフのミスだと思いたくない部分もあるから。

若葉はこの画面を慶介に見せることによって、慶介を誘い出した。そこで慶介を巻き込んだ自作自演が行われた。これは真犯人をあぶり出すためだ。慶介が捕まったことをきっかけに、真犯人が正体を見せる。だとしても真犯人が誰かわからない。大地(前述のネタバレの箇所参照)か、美人姉妹の親なのか、翔太という人物がまだこの世に実在するのか。

感想・評価FINALCUT

Posted by tomo