『ごめん、愛してる』最終回-原作(韓国版)とは違うラストに批判的な意見多く

感想・評価ごめん、愛してる

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(記事内の各図・グラフの意味はこちら

TBS『ごめん、愛してる』最終話(2017年9月17日21時0分~)を視聴しました。

今期最も切なく重いストーリーは、いよいよ最終回。

そして私のこのドラマに対する最も強い興味は、果たして、麗子・サトルのクズ親子は改心したのだろうかということだった。そこはある程度は消化したのだが・・・。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

1位は律役の長瀬智也さん。SNS上では初回から終始、演技力を評価されていました。

2位には凛華役の吉岡里帆さん。愛する人を失う悲しみを最も感じるのは、彼女でしょうね。

3位にはサトル役の坂口健太郎さん。今回は最終回にして突然の重大発表がありました。

4位には麗子役の大竹しのぶさん。律が自分の息子だということをどう受け入れるか?

5位には凛華の父で、長年麗子に仕えてきた恒夫役の中村梅雀さん。今回はすべてを告白し律に謝罪。

6位は若菜役の池脇千鶴さん。今回はちょっと雰囲気が違う姿もありました。

7位には塔子役の大西礼芳さん。律が最後に頼ろうとしたのが彼女。

8位には魚役の大智さんが入りました。

 

ハイライト(名場面)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

前半から盛り上がりがありますが、ラストで巨大な盛り上がりがあります。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

サトル、養子だった

★18分30秒(盛り上がり度:97)

律と凛華がデートしている最中に、サトルが割り込み、サトルと律が二人で話をするシーン。

サトルは「リュウさんの命を貰ってまで生きたいとは思わない」と発言。律は「俺はどうせ死ぬんだ。だから俺の心臓でおまえが生きられるなら、俺は嬉しいんだ」と。

そして最終回にしてサトルが突然の告白。

サトルは「僕は、お母さんの本当の子供じゃないんだ。養子なんだよ」。

 

この時点のSNSでの反応:

ええええええええええ
はっ!?はああああ!?
こ…ここに来て養子だと…
ほんとの子じゃないのに心臓は適合

 

サトルが養子という設定は、原作の通りらしい。

養子なのに心臓が適合してるのは奇跡としか言いようがない。

ここでの言動で、サトルは母に愛されているのか、不安をいだいていたような風にも感じ取れた。

 

律、全てを削除

★42分30秒(盛り上がり度:112)

律は麗子に、心臓をサトルにあげることを改めて告げた。麗子が「何かお礼がしたい」と言うと、律は「メシ、作ってくれ」と望んだ。

麗子が作ったお粥を少しだけ食べ、日向家を飛び出す律。

 

これまで自分が撮ってきた自撮りの動画を、すべて削除。

産んでくれてありがとう。生まれ変わっても、また親子になろうな」と呟いた。

 

その勢いで、寝ている凛華からスマホをこっそり取り、そこに入っている自分の写真も全部削除した。

 

この時点のSNSでの反応:

不味かったのか、玉子がゆ
なんで消したんだぁあぁああああああ
思い出たちがーーー
画像削除するシーンつらい
こういう時のためにバックアップは大事

 

ごめん、愛してる

★45分30秒(盛り上がり度:152)

凛華が起きると、自分のスマホに入っていた律の写真が全て消えていることに気付いた。

慌てて外に飛び出す凛華。その時、律から電話があった。

 

律はあの砂浜にいた。サファイアの指輪とお守りを海に投げ捨てた。そして凛華に、電話口で。

 

律「ボケチン

凛華「なあに?

律「ごめん、愛してる

 

この時点のSNSでの反応:

タイトルコールきた
タイトル回収〜
切ないよ 悲しい
うわーーーーん

 

凛華は泣いて、声にならなかった。

律は砂浜を歩いた。遠くまで。

 

 

涙を流す資格

★52分30秒(盛り上がり度:269。今回最高の盛り上がり)

最後は「1年後」が描かれた。

 

サトルはピアノのコンサートで「僕には一人の兄がいます。その兄のおかげで、僕は命をつなぐことができました。今日の演奏を兄に捧げます」と言った。

 

それを聞いていた麗子は泣いた。泣いたが「私の息子はサトル一人だけよ。もう一人息子がいたけど、遠い昔に捨てたの。その子のために涙を流す資格は、私にはないわ」と言った。

 

最後の最後は、凛華が韓国・ソウルに行き、律との思い出の地を訪れる、という場面で終了した。

 

SNSでは、このラストに賛否両論の意見があった。

この時点のSNSでの反応:

やっぱりいいドラマだった
無理号泣
泣きすぎて苦しい
終わり方が原作と違った
何だか長瀬がかわいそ過ぎ
終わり方がイマイチ
あっさり過ぎてちょっと感情移入しにくかった
律どうやって亡くなったの?!ちょっと残念な終わり方

 

凛華は生きていた。

原作(韓国版)では、凛華も律の後を追って亡くなってしまう。そこは日本で受け入れられるように改変したのだろうか。

ちなみに原作は2004年に韓国KBSで放送された。以後、何度もリメイクされている。

 

先程も書いたが、ラストは賛否あった。律が亡くなるシーンは、砂浜を遠くまで歩くシーンで暗喩していたのだろうと思われる。

律が亡くなった後の描き方が雑だという意見は多かったし、原作と違うラストにも批判的な意見が多かった。

後述の評価にもそれが現れる。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

韓国 ラスト 原作 違う」「宇多田 良い 曲」「涙 出る」「最終回 泣く」などの感想があった。

また、演技力については、長瀬智也さんと池脇千鶴さんに対する言及が多く、両者とも好評価だった。大竹しのぶさんも好評のほうが多かった。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

平均よりやや低い。

やはり、消化不良のラスト、原作(韓国版)とは違ったラストに批判的な意見が多かった。

 

ただ、最終回に至る過程までは問題なかったような気がするし、上記のグラフでも「面白い」の評価は平均程度だ。確かに、韓流ドラマや韓国風の演出にはアレルギーがある人もいると思う。私も、第1話を観て、古臭い演出や一部キャストの演技力に疑問をいだいた。ところがストーリーはとても良く、飽きずに最終回を迎えることができた。

今期最も重いテーマを扱ったというところも評価できると思う。まさに「」をテーマにした作品だ。重いドラマは観るのが疲れる。それでも多くの視聴者に、最後まで観たいと思わせたと思う。

私は視聴率について気にかけるときに、1話からどれだけ落ちたかを見ることがある。このドラマは前回までほとんど視聴率を維持していた。

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

 

これも、視聴者が飽きずに最後まで観た証拠だと思う。

それだけに、ラストが賛否両論、やや批判が多めのものとなってしまったのは残念に思うが、これはこれで評価される日が来るのだろうか。

お疲れ様でした。