『半分、青い。』鈴愛、律の前で涙腺崩壊。弟もグルグル定規あげるしみんな優しい-第11話
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『半分、青い。』第2週・第11話(2018年4月13日8時0分~)の感想・評価の分析記事です。
前回、鈴愛の左耳の聴力が完全に、永久に失われたことが伝えられました。鈴愛は、家族の前では涙一つ流さなかったのですが、今回律の前で涙腺が崩壊してしまいました。
今回もグルグル定規(商品名はスピログラフ、幾何学模様が描ける定規)という当時の流行の文房具が出てきたりしましたが、女子のブルマはありませんでした。
キャスト影響度
まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。
各キャスト言及数・関連語分析
SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。
萩尾律 役 佐藤健/高村佳偉人
1位は萩尾律役の佐藤健/高村佳偉人さん。
鈴愛の片耳が聞こえなくなったことを知り、その状況を理解しようとする。
片方の耳に耳栓をして、川の飛び石を渡ろうとした。
体育の授業で平均台を渡らされそうになる鈴愛を、機転を利かせて助けた。
楡野鈴愛 役 永野芽郁/矢崎由紗
2位は楡野鈴愛役の永野芽郁/矢崎由紗さん。
家族の前では涙を見せなかった鈴愛。
律の前で泣いた。
楡野晴 役 松雪泰子
3位は楡野晴役の松雪泰子さん。
左耳の聴力を失ってしまった鈴愛と、代わってあげたいと泣く母。
松雪泰子さんはあさイチのプレミアムトークのゲストだった。
楡野草太 役 上村海成/志水透哉
4位は楡野草太役の上村海成/志水透哉さん。
左耳が聞こえなくなった姉に、グルグル定規をプレゼントした優しい弟。
他の関連語
SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。
このブログでは、ドラマに関してSNSに投稿されている言葉をリアルタイムにトレンド分析、掲載しています。
ドラマ視聴のお供にどうぞ。
ハイライト・名場面(あらすじ含)
今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。
各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。
草太、グルグル定規プレゼント
草太が鈴愛にグルグル定規をプレゼントした場面。
鈴愛は「これ欲しかった!」と喜んだ。
「お小遣いが余ったから」という草太だが、実はブタの貯金箱をハンマーでかち割っていた。姉を不憫におもったのだろう。
また同じ頃律も、片耳に耳栓をして飛び石を渡り、鈴愛の状況を理解しようとしていた。
この時点のSNSでの反応:
「弟がいい子でそれだけで泣ける…」
「ぐるぐる定規!うわ、懐かしい! 」
「もうずっと子供時代でいいわ・・・・・」
マグマ大使の笛が聞こえた気がした
体育の授業で、鈴愛が平均台を渡る順番になった。
自ら体験して鈴愛の平衡感覚がおかしくなっていることを知っていた律は、とっさに「あっ! 先生の背中にヤモリ!!」と叫び、授業を混乱させ、終了させた。
その後の二人の会話。
鈴愛「なんで助けた?」
律「マグマ大使の笛が、聞こえた気がした」
前掲した盛り上がりグラフでわかるように、ここからはずっとSNS上は盛り上がりっぱなしだった。川辺での、律と鈴愛の場面である。
なお体育の授業の際、女子はブルマではなかった。当時はブルマが多数派だったと思うが、一部ではそうではない学校もあったみたいなので。
この時点のSNSでの反応:
「律くん優しすぎて惚れるわマジで…」
「先生にまだ話してなかったのかな。先生も後で責められたら可哀想だ」
「もうすずめと律は結婚した方がいいんじゃないか?」
私の世界は半分になった
川辺で、律と鈴愛の会話。
鈴愛は、家族の前では流せなかった涙を、律の前で流した。
律は川に石を投げる水切りをして、鈴愛に付き合った。
鈴愛の心の声「1980年、9歳になった秋、私は左耳の聴力をなくした。私の世界は、半分になった。私は、生き物として弱くなった。両方の耳で音を聞いている時、世界は力強く逞しかった。しっかりそこにあった。今は、何の音も、か細く、頼りない。足元がグラグラした。心もとなかった」
律「鈴愛、マーブルマシン見に来るか? また改良した」
鈴愛「行く!」
鈴愛の心の声「でも、本能が生きようとした。世界を楽しもうと、していた」
この時点のSNSでの反応:
「律の前で泣くのか…今回も子役たちいいなあ」
「すずめちゃん、泣ける場所が見つかって良かった」
「今日も泣かされたわ…」
その他ネタバレ、あらすじ、解説等
以前、名大の医師の話であったように、鈴愛の平衡感覚はしばらくは失われているが、いずれ回復する。左耳の聴力は失われたままだが、その状態に慣れると平衡感覚だけは回復するようだ。
なお今回、律を演じている子役の高村佳偉人(たかむら かいと)くんが気になった人もいると思うが、今年6月に公開される映画「空飛ぶタイヤ」(主演:長瀬智也)に出演しているのでそちらも注目である。
視聴者の概況
SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。
投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後3分間の各値。
初回からの推移図を示します。
以下のページでは、ドラマに関するニュース記事などを時系列にまとめています。
『半分、青い。』に関するニュース、Twitterのタイムライン(まとめ)はこちら
数値化された評価と感想
最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。
初回からの推移図です。
今回は鈴愛が聴力を失ってからのことが描かれた。
前半で鈴愛と晴の「以心伝心」のくだりがあり、後半では律と鈴愛が「以心伝心」という構成だった。二人は今後も恋愛関係ではないのだろうが、以心伝心の関係であるとうことを印象づけるエピソードだった。
律はイケメンだった。
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