『半分、青い。』ロンバケ風のトレンディドラマが放送。北川悦吏子先生やりやがった-第65話
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『半分、青い。』第11週・第65話(2018年6月15日8時0分~)の感想・評価の分析記事です。
前回の続きで、ボクテの裏切りのくだり。ラストでは裏切りが秋風や鈴愛にも知られるところとなりました。
しかし最も盛り上がったシーンは、劇中で放送されていたトレンディドラマのシーン。どこかで見たことあるようなドラマ、シーン。木村拓哉さん風のブッチャー(役名は「テレビドラマ男」)、山口智子さんっぽい菜生(役名は「テレビドラマ女」)、LA・LA・LA LOVE SONG風の歌。
北川悦吏子先生脚本の名作「ロングバケーション(ロンバケ)」(1996年)ですね。
キャスト影響度
まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。
各キャスト言及数・関連語分析
SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。
藤堂誠 役 志尊淳
1位は藤堂誠役の志尊淳さん。
西園寺龍之介 役 矢本悠馬
2位は西園寺龍之介役の矢本悠馬さん。
矢本悠馬さんは、劇中のロンバケ風のドラマに「テレビドラマ男」として出演した。
楡野鈴愛 役 永野芽郁
3位は楡野鈴愛役の永野芽郁さん。
秋風羽織 役 豊川悦司
4位は秋風羽織役の豊川悦司さん。
木田原菜生 役 奈緒
5位は木田原菜生役の奈緒さん。
奈緒さんは劇中のロンバケ風のテレビドラマに「テレビドラマ女」として出演した。
小宮裕子 役 清野菜名
6位は小宮裕子役の清野菜名さん。
楡野草太 役 上村海成
7位は楡野草太役の上村海成さん。
菱本若菜 役 井川遥
8位は菱本若菜役の井川遥さん。
他の関連語
SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。
このブログでは、ドラマに関してSNSに投稿されている言葉をリアルタイムにトレンド分析、掲載しています。
ドラマ視聴のお供にどうぞ。
ハイライト・名場面(あらすじ含)
今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。
各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。
ボクテ、金沢の呉服店の跡取り息子だった
ボクテに実家の母親から手紙がきた。
ボクテは金沢の「藤堂呉服店」の息子だったのだ。父は病気で、母はその呉服店をボクテに継がせたいと思っている。ボクテの焦りは募る。
この時点のSNSでの反応:
「ボクテ、金沢の呉服屋の跡取り息子か」
「おぼっちゃまかー」
「ボクテ、呉服屋さんのボンやったんや」
「いろんな方向からボクテにプレッシャーが」
ロンバケのパロディ
秋風が、研究のためにトレンディドラマを視聴していた。
劇中劇ではララララブソングに似たソングが流れ、キムタクに寄せたブッチャーこと「テレビドラマ男」、山口智子さんっぽい喋りをする菜生こと「テレビドラマ女」がいちゃついている。
ブッチャーはスーパーボールを窓から落とした。スーパーボールが戻ってくる。
秋風はそのドラマを見て「これ、スーパーボールって投げた所まで本当に戻るの?」などと、どうでもいい疑問を感じていた。
この時点のSNSでの反応:
「ロンバケの名シーンwww」
「トレンディなドラマにブッチャーと菜生ちゃんが出てるwww 」
「ロンバケのパチもんwww」
「ロンバケ懐かしいww」
「偽キムタクなブッチャーw 」
「くるくるぅぅ〜まわるぅ〜ってなんだこの歌www」
ボクテの裏切りが露呈
ボクテの原稿が「月刊アモーレ」に掲載された。
鈴愛の「神様のメモ」をパクったやつが、そのまま別の雑誌に掲載されたのだ。
衝撃を受ける鈴愛、そして秋風、ユーコは・・・。
「金沢の鬼才」と呼ばれコミケに参加していたボクテが、ついに明確に、ダークサイドに堕ちていった。
この時点のSNSでの反応:
「ペンネームボクテのまんまかいwww」
「ボクテデビューキタ━━━━」
「あ~ ボクテが 暗黒面に~」
補足情報としては、この直後のあさイチで劇中のトレンディドラマの話題になり、博多華丸さんが、ブッチャーと菜生について「あそこは木村拓哉さんと山口智子さんの役でしょ」と言ってました。
視聴者の概況
SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。
投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後3分間の各値。
初回からの推移図を示します。
以下のページでは、ドラマに関するニュース記事などを時系列にまとめています。
『半分、青い。』に関するニュース、Twitterのタイムライン(まとめ)はこちら
数値化された評価と感想
最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。
初回からの推移図です。
今回はボクテの素性が明らかになり、彼が焦る背景もわかった。
秋風の弟子に対する愛情がよくわかったところで、ボクテの裏切りも明らかに。
そんな暗い話になりがちなところでロンバケのパロディ。北川悦吏子先生、さすがすぎる。
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