『カンナさーん!』第3話-浮気相手との対決を通して自分を見つめる話

2017年8月2日感想・評価カンナさーん

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TBS火曜ドラマ『カンナさーん!』の第3話(2017年8月1日22時0分~)を視聴しました。

 

このドラマ、高視聴率を獲得しているらしく、内容は「万人が見て純粋に喜ぶ」というよりも考えさせらることが多いので、かなり健闘しているのではないかと思います。

まずは評価を見てみます。

かなり低めに出ていますが、要因の1つは、はっきりしていると思います。それは礼(要潤さん)がクズすぎる設定だから。礼に対するネガティブな意見が多いです。これは設定上のことですので、ドラマの面白さとは本質的には関係ないことです。

例えば、礼関係の言及だけを集めると以下の図のようになります。

いかに礼関係の評価が低いかということになります(これは要潤さんがよく演じているともいえる)。

これについては記事の後半でも記述します。

さて、ここからは盛り上がりグラフを使って今回の名場面を見てみます。ネタバレもありますので、ネタバレが嫌な方は飛ばすボタンを押して下さい。

ここからネタバレ部分です。

今回の盛り上がりグラフです。何度か、大きな盛り上がりがあります。

まずは34分頃の盛り上がり。これは、礼(要潤さん)がカンナ(渡辺直美さん)について「浮気相手と一緒に海に来るなんてすごいよ。あいつのそういうところ」と、しみじみと評価した場面。母親の柳子(斉藤由貴さん)は、真理(シシドカフカさん)のことが気に入ってきているなかでの、礼のこの発言でした。礼の中で、カンナが真理を上回った瞬間かもしれません。

 

次の盛り上がりは42分の時点。これは、一時行方不明になったレオ(川原瑛都)が発見され、カンナがレオを叱った場面。柳子が「そんなに叱っちゃ可哀想」という中、カンナは激叱り。そしてカンナがレオに謝り、レオもカンナに謝った。二人はお互いに抱き合い、泣いていた。親子の絆を再確認した場面。この場面で「泣いた」という視聴者も多かったようだ。

 

この日一番盛り上がったのは、49分の場面。礼と真理は別れた(!?)。真理は「本気じゃなかった」と言いつつ「愛してる。永遠に」。彼女の複雑な心境が垣間見えた。そして、続く次の場面ではカンナが寝ているレオに向かって「レオを見習って、ちゃんと素直な気持ち言えたよ」と言った。カンナはこの日、一緒に海に行った真理に向かって自分の正直な気持ちを告げていた。真理からも、最後には正直な気持ちを打ち明けられていた。

 

最後52分頃の盛り上がりは、放送終了直後のこと。次回予告では、誰かが「余命3ヶ月」などという話があった。礼の余命が3ヶ月なのだろうか・・・?

 

ここまでネタバレ部分でした。

最後に、主要キャストについての言及数を比較しておく。

このドラマのタイトルが「カンナさーん!」であるため、単純に「カンナ」というワードでは、ドラマ自体のことに言及しているのか、主人公であるカンナのことに言及しているのか判別不能である。なので「カンナさん」というワードを用いた。いずれにしても参考値ということになる。

しかし、このドラマにおける渡辺直美さんの存在感は、言うまでもなく圧倒的。彼女あってのドラマとなっている。

 

さて、礼(要潤)さんにはネガティブな意見が多かった。これは役柄上しょうがない。「クズ」とか「ゲス」とかが多かった。よく演じているという証でもある。

 

真理も伸びた。意外にも斉藤由貴さんは伸びを欠いた。このドラマの中で、礼の(イヤミったらしい)母親としてアクセントとなっているが、何しろ見た目が可愛い。礼の父の徹三に至ってはほとんど言及がなかった(表では省略している)。

 

カンナは、対立関係であるはずの真理との対決を通して、自分を見つめ直していく。そんなありがちな展開でも、彼女たちが演じると新鮮に映ったし、特に渡辺直美さんには妙なリアリティがあった。次はどうなるのだろうか。