『越路吹雪物語』岩谷時子、森継男にブチ切れる。ドラマ史上最大の盛り上がりに-第15回

感想・評価越路吹雪物語

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

テレビ朝日 帯ドラマ劇場枠『越路吹雪物語』第3週・第15回(2018年1月26日12時30分~)の感想・評価の分析記事です。

今回は時子が森にブチ切れる場面がありました。当ブログではドラマ放送中のSNSを観測しているのですが、今回の時子ブチギレ場面がこのドラマ史上現在までの最大の盛り上がりポイントとなりました。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

岩谷時子 役 木南晴夏

投稿数:47(1位), ユーザ数:34(1ユーザあたり1.38回)
関連語:時子(13), 木南(6), 晴夏(3), 時ちゃん(9), お時(24), 森(5), キレ(3)

1位は岩谷時子役の木南晴夏さん。
今回は、森にブチ切れる場面があった。怒ると我を見失ってしまう性格のようだ。

森継男 役 崎本大海

投稿数:29(2位), ユーザ数:22(1ユーザあたり1.32回)
関連語:崎本(2), 大海(2), 森(29), 継男(1)

2位は森継男役の崎本大海さん。
「歌劇」の編集部員。時子にキレられた。ことあるごとに「女はー」「女がー」とか女性を見下す態度をとっていた。

高城幸子(天代麗) 役 音月桂

投稿数:23(3位), ユーザ数:18(1ユーザあたり1.28回)
関連語:高城(1), 幸子(1), 音月(3), 桂(5), KEI(0), タカ(16), 天代(1), 麗(3)

3位は高城幸子(天代麗)役の音月桂さん。
みんなから憧れられる存在のタカちゃんである。
以前も書いたが、彼女のモデルは神代錦だと思われる(第12回の記事参照)。今回は美保子が彼女と仲良くなる場面があった。

片桐八重子 役 市川由衣

投稿数:22(4位), ユーザ数:20(1ユーザあたり1.10回)
関連語:片桐(0), 八重子(0), 市川(0), 由衣(0), 八重(22)

4位は片桐八重子役の市川由衣さん。
今回のラストで、宝塚にやってきた描写があった。来週、美保子と再会するようだ。

河野美保子 役 瀧本美織

投稿数:20(5位), ユーザ数:16(1ユーザあたり1.25回)
関連語:美保子(1), 越路(0), 吹雪(0), コーちゃん(10), こーちゃん(8), 瀧本(2), 美織(2)

5位は河野美保子役の瀧本美織さん。
初恋中のコーちゃんである。タカちゃんからイワン・ツルゲーネフ(ロシアの文豪)の「初恋」を借りた。「初恋」は1919年に日本語訳が出版されているようだ。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:アホンダラ(6), ハズキルーペ(5), 電話 まさか(4), ムラサキ(4), ブチ 切れ(4), タカ 呼び(2)

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

興奮して包丁を振り回す母

★10分:盛り上がり度:12
この時点の関連語:包丁(4)

時子が、父・雄三(佐戸井けん太)と母・秋子(原日出子)と話している場面。

この日時子は、あこがれのタカちゃんの取材に同伴し、お話も聞けてウキウキだった。

時子が父に「タカちゃんと喋っちゃった!」と話すと、台所で聞いていた母が包丁を持ったまま急いで話を聞きに来た。母もタカちゃんの大ファンなのだ。

母、包丁を持ちながら手をブンブン、目を輝かせてた。危ない。

時子、森にキレる

★15分:盛り上がり度:25(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:お時さん(4), アホンダラ(3), キレ(3)

時子が、森にブチ切れた場面。

 

森は取材先から編集部に帰ってくると、怒りながら、月組の琴衣はるかの取材には次からは時子が行くように指示した。琴衣はるかは度々遅刻するらしく、森は怒り心頭。

それだけならまだしも、森は琴衣への不満をぶちまけた挙句「これだから女は困るんだよ。ニッコリ笑って謝ればすむと思って、甘えてんじゃないよ! そんなに楽がしたきゃ、さっさと結婚でもすりゃいいんだ!!」と怒鳴った。

それを聞いていた時子が、「ちょっと言い過ぎなんじゃないでしょうか?」と反応。

二人は言い合いになりヒートアップしていったが、最後は時子が「女だとか男だとか言う前に、みんな一人の人間なんですよ!」「みんな真剣に生きてるんです! 頑張ってるんです!! それを勝手にゴチャゴチャ言ってるんじゃないわよ、このアホンダラ!!」とキレた。

そこに平山編集長(飯田基祐)が帰ってきていて、「お時、落ち着け」となだめた。

この時点のSNSでの反応:

お時さんよく言った
激おこ!あほんだらー!
あほんだら、いただきましたw

 

冒頭に書いたように、この場面が、このドラマにおいて初回から通してこれまで最大の盛り上がりとなった。

ちなみに前回までの最大の盛り上がりだったのは、第5話のラストで、美保子が女学生に成長した場面(子役から、美保子が瀧本美織に、片桐八重子が市川由衣に成長した場面)だった。

 

八重子、宝塚に来る

★16分30秒:盛り上がり度:18

八重子が、宝塚に来た場面。

父の異変を知って(!?)慌てて帰っていく時子と入れ替わりに、八重子が宝塚大劇場の前に立った。

来週、美保子と八重子が再会すると思われる。

この時点のSNSでの反応:

八重ちゃんんんんんん
八重ちゃん…!
キタ━━━━

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

 

今回は、越路吹雪がタカちゃんの自宅を訪れる場面があった。

 

タカちゃんのモデルは神代錦だと思う(第12話の記事参照)が、越路吹雪が彼女の家を訪れることは度々あったようだ。越路吹雪はとにかく寮の門限が嫌だったようで、神代錦の家にも泊まったはず。

 

越路吹雪は、学校の成績は決して良くはなかったが、上級生たちのなかには「見どころがある」と彼女をひいきしてくれる人もいたようだ。

 

またドラマの中では、越路吹雪がいっぱい食べてる描写があるが、史実では阪急百貨店のライスカレーが大好きだったようだ。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後3分間の各値。

・投稿数:261(Q1:32, Q2:57, Q3:77, Q4:87, 放送後3分間:8)
・ユーザ数:64(Q1:19, Q2:31, Q3:37, Q4:48, 放送後3分間:8)
・SNSでの影響度数(独自指標):262

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

初回からの推移図です。

評価の推移図

またまた極端な評価になった(SNS投稿数が少ないため)。

前述の通り、今回は時子のブチギレ場面でドラマ史上最大の盛り上がりとなった。

視聴者の中には、むしろ時子に入れ込んでいる人も多いようだ。どこまでがフィクションなのか史実なのか精査できていないが(わかったことがあればネタバレ解説のところになるべく書いている)、今後ほとんど越路吹雪と二人三脚で歩むことを考えると、この頃のエピソードは興味深い。

感想・評価越路吹雪物語

Posted by tomo