『越路吹雪物語』コーちゃん、余命3ヶ月。本人には知らされず-第58回

感想・評価越路吹雪物語

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

テレビ朝日 帯ドラマ劇場枠『越路吹雪物語』最終週・第58回(2018年3月29日12時30分~)の感想・評価の分析記事です。

ついに最終回の1回前となりました。やはり越路吹雪の人生を描くのに避けられない、最後の、闘病生活が今回と、最終回で描かれるものと思います。

宇野重吉のくだりはあっという間に過ぎ去り・・・。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

内藤美保子 役 大地真央

投稿数:22(1位), ユーザ数:13(1ユーザあたり1.69回)
関連語:美保子(1), 越路(1), 吹雪(0), 大地(5), 真央(5), コーちゃん(15), こーちゃん(0), 嘘(3), 余命(3), 3(5), ヶ月(3)

1位は内藤美保子役の大地真央さん。
宇野重吉演出の舞台は大成功におわった。しかし直後に胃に激痛が。

胃にできたのは潰瘍なのか、がんなのか。
手術してみたところ、がんだとわかったのだが、本人には知らされなかった。

内藤法美 役 吉田栄作

投稿数:11(2位), ユーザ数:8(1ユーザあたり1.38回)
関連語:内藤(2), 法美(5), 吉田(3), 栄作(4)

2位は内藤法美役の吉田栄作さん。
がんであることを本人に告知したくないという内藤。

そんな残酷なこと、美保子さんには無理だ」と。

岩谷時子 役 市毛良枝

投稿数:10(3位), ユーザ数:7(1ユーザあたり1.43回)
関連語:時子(1), 市毛(0), 良枝(0), お時(9)

3位は岩谷時子役の市毛良枝さん。
医師の杉尾から、余命あと3ヶ月だと知らされた。
内藤と一緒に、コーちゃんには秘密にした。

田畑和子 役 三倉佳奈

投稿数:8(4位), ユーザ数:6(1ユーザあたり1.33回)
関連語:田畑(0), 和子(0), カズちゃん(0), かずちゃん(0), 和ちゃん(3), 三倉(2), 佳奈(5), マナ(0), 茉奈(3)

4位は田畑和子役の三倉佳奈さん。
内藤が「がんということを絶対に悟られないように、お願いします」と大声で言うもんだから、カズちゃんまで知ることになってしまった。
カズちゃんは泣き崩れた。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:3 ヶ月(16), 最終 回(16), 明日(12), 家 政婦(7), 歌手 として(5), 腹膜 転移(5), 余命 宣告(4), タバコ 控え(4), 胃潰 瘍(4), 宇野 重吉(4), 腹膜(3), 割れる(3), タバコ(3), 嘘(3), ガン(3), ガラス(3), 辛い(3), 煙草(3), 手遅れ(3), 転移(3), 癌(3), 家族(3)

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

コーちゃん、余命3ヶ月

★13分30秒:盛り上がり度:10(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:余命(5), 3(3), ヶ月(4)

時子が、医師の杉尾からコーちゃんの病状を知らされた場面。

杉尾は「お腹を開けてすぐに、もう手の施しようがない状態だとわかりました」と言い、「越路さんのがんは、幽門付近にかなりの大きで増大しており、胃の外側の腸膜にまで達していました。さらに腹膜にも転移が見られ、申し上げにくいことですが、余命、あと3ヶ月ぐらいかもしれません」と言った。

この時点のSNSでの反応:

余命3ヶ月 宣言・・
時間ないねえ
腹膜に転移…

 

明日は最終回

★17分30秒:盛り上がり度:10
この時点の関連語:明日(2)

病室のコーちゃんがベッドの上で歌っている場面。

ナレーションでは「手術から1ヶ月足らずでコーちゃんは退院。その後しらばくしての検査でも異常無しと言われ、本人はもちろん、時子と内藤もその小康状態を心から喜んだのでした」と説明された。

いよいよ次回は最終回となる。

次回予告では、コーちゃんが「私、フルスピードで走りすぎたかな」と言っていた。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

越路吹雪が「古風なコメディ」を終えてから、亡くなるまでの時系列を記しておく。

 

宇野重吉演出の舞台「古風なコメディ」が千秋楽を迎えたのは、昭和55年(1980年)の6月26日。

その翌日すぐに検査を受け(レントゲン)、精密な検査が必要とされ胃カメラの検査も行われ、その後、手術は7月4日だった。今回のドラマでは、お腹を開けてから「手の施しようがない」とされたが、史実では胃カメラの検査の段階で胃がんだとわかっていたようだ。

 

その後元気そうに見えたのも、史実の通りのようだ。メディアのインタビューやテレビ出演にも応じて、観劇もしてショッピングもした。

しかし長野の別荘で静養していたところで、急に状態が悪くなり、9月末に2度目の入院(秘密裏に)。

 

3度目の入院が10月30日。

亡くなったのは11月7日である。ものすごく急なことだった。

 

なお宇野重吉がコーちゃんに「次は『桜の園』をやろう」と言っていた場面があったが、これも史実の通りのようだ。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後3分間の各値。

・投稿数:151(Q1:30, Q2:26, Q3:43, Q4:46, 放送後3分間:6)
・ユーザ数:37(Q1:17, Q2:15, Q3:22, Q4:23, 放送後3分間:6)
・SNSでの影響度数(独自指標):132

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

初回からの推移図です。

評価の推移図

ついに本格的な闘病生活が始まってしまった(といっても明日は最終回だが)。

やはり、最後まできっちり描かれるようだ。辛いけどしょうがない、という気持ちよりも、むしろそうでなくてはならないな、という気持ちがある。前期の「トットちゃん!」は最終週は振り返りばかりでちょっと物足りなかった思い出があるので、むしろ感謝したいぐらいだ。

ということを差し引いても、やはり辛い。つい昨日まで華やかな舞台に立っていたのに、人生ほんとどうなるかわからない。これが運命というものなのか。

そして明日で、この「帯ドラマ劇場」枠も一旦休止となる。来年4月に再開予定。昼の楽しみが。寂しい。先日発売された「越路吹雪物語 主題歌集」でも聞いて過ごそうか。

感想・評価越路吹雪物語

Posted by tomo