『コウノドリ2』星野源の鼻声、四宮の私服、吉田羊の小ジワ、謎の美女・倉崎恵美との密会など第2話感想
TBS金曜ドラマ枠『コウノドリ2(コウノドリ第2シリーズ)』第2話(2017年10月20日22時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。
今回の副題は「答えのない選択 2つの大切な命を守るために」ということで、人の命というものをめぐって答えのない選択肢を突きつけられるというストーリーでした。自分が患者の立場だったら怖すぎるわ、と思いながら観てました。
タイトルに書いたように、星野源さんが鼻声でした。後半で分析しますね。
各キャストの影響度(言及数)
まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。
1位は四宮春樹役の星野源さん。産婦人科医。前回に続いて圧倒的な1位となった。今回も活躍した。後述のハイライトシーンを参照下さい。また視聴者からは鼻声であることを指摘されていた。この記事の最後の方に鼻声の分析も行う。
2位は鴻鳥サクラ役の綾野剛さん。主演。産婦人科医。第1シリーズと髪型が違って見える。おそらく気のせいではないと思う。時々見せる笑顔が素敵。今回のラストの四宮と小松の罵り合いの後のサクラの笑顔良かった。
3位は佐野康孝役のナオト・インティライミさん。前回から出演して、ちょっとクズな夫なのだが、今回も視聴者の怒りは彼に向いた。
4位は佐野彩加役の高橋メアリージュンさん。康孝の妻。前回出産。産後鬱のようだ。だからこそ夫にしっかりしてほしいのだが。
5位は小松留美子役の吉田羊さん。助産師長。今のところ独身である。四宮に小ジワをイジられる。
6位は白川領役の坂口健太郎さん。新生児科医。下屋加江との絡みが良い。この若い二人は絵になる気がする。
7位は久保慎吾役の福士誠治さん。今回のゲスト。妊娠した妻が、子宮頚部線がんだと診断される。
8位は下屋加江役の松岡茉優さん。産婦人科医。公式情報では、白川とは恋に発展する気配は今のところないとされている。時々見せる可愛さが破壊力抜群だが白川とセットだとさらに破壊力を増す。
9位は佐和子役の土村芳さん。今回のゲスト。妊娠しているが、子宮頚部線がんだと診断され、難しい判断を迫られる。
ハイライト・名場面(あらすじ含む)
今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。
16分時点が最大の盛り上がりでした。以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。
四宮先生、私服で倉崎恵美と密会
★16分(盛り上がり度:180。今回最高の盛り上がり)
四宮がレストランで謎の美女・倉崎恵美(松本若菜)と密会する。恵美は、夫と正式に離婚したという。
倉崎恵美については、公式サイトの情報では「四宮を知るナゾの妊婦」としか書かれていない。だが原作漫画には「倉崎エミ」として登場している。
密会現場を目撃した白川。店の外から二人の様子をじっと見て「これは、今世紀最大のスクープだ」と呟いた。
そんな今世紀最大のスクープをよそに、SNS上では四宮先生の私服で盛り上がっていた。
この時点のSNSでの反応:
「しのりん私服きたー!!」
「おおおおおーしのりんの私服見れたぁぁぁ」
「しのりんの私服かっこよすぎる!」
小松さん、久々に間近で見たら増えましたね
★27分30秒(盛り上がり度:103)
四宮と小松が、子宮頸がんワクチンの接種をめぐって言い合いになる。言い合いの中で、二人の顔が接近していった。すると四宮がと何かに気付いたように、切り出した。
四宮「小松さん」
小松「うん」
四宮「久々に間近で見たら、増えましたね」
小松「うん・・・(何か言いたそうに微笑みながら)何が?」
四宮「いや、いいです」その場を立ち去る
小松「何が! わかってんだぞこの四宮ー! おいこら一回シメたろ」
この時点のSNSでの反応:
「小松さんwwwwwww」
「増えましたねwwwwww」
「何が増えたのかなw」
子宮頸がんワクチンについての議論があった。現実の世界でも、女の子を持つ親の間ではかなり議論があるようだ。実際、この放送中のSNS上でも議論があった。結構神経質な話題でもある。そういうのも入れていく方針なのか。
ナオト・インティライミとは大違い
★37分(盛り上がり度:98)
久保夫妻が話をする。佐和子のガンが進行する中、28週で産むべきか、32週にするべきか。いずれにしてもリスクが有り難しい選択を迫られる。
佐和子は「お腹の中でできるかぎり育てて、慎ちゃんに迷惑かけ内容にしたい。慎ちゃんが一人でも大丈夫なように」と。
それに対して慎ちゃんは「一人じゃないよ。佐和子と俺の子だよ。二人で育てるんだよ。俺たちで育てるんだよ。俺たちの子だよ。3人の人生だよ。一緒に行きたいよ」と。
二人は、28週で産むことを決意する。
SNS上ではこの旦那さんの言葉に賛辞が広がるとともに、それに引き換え前回の佐野康孝(ナオト・インティライミさん)への批判が盛り返してきた。
この時点のSNSでの反応:
「インティライミさんと180度ちがう旦那さん」
「この旦那にインティライミに説教してもらったら良いんじゃないか」
「インティライミとはえらい違いやで」
怒ると繁殖し続けるもの
★52分30秒(盛り上がり度:175)
久保夫妻の件は、母子ともに良い結果となった。
つかの間のほのぼのとした会話。
四宮「まだ怒ってるんですか? そんなに怒ってばかりいると繁殖し続けますよ」
小松「繁殖?」
四宮「小ジワが」
小松「四宮コノヤローてめー!」
その様子を見て笑うサクラ。
次回は、彩加の産後うつが描かれるようだ。
ナオト・インティライミさんは改心するのだろうか。
数値化された評価と感想
冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。
「四宮春樹 私服」「星野源 鼻声」「福士 旦那 素敵」「メアリージュン大丈夫?」「今週 号泣」「涙 出る」「小松 好き」など様々な感想があった。
右下の「子宮頸がんワクチン」については、今回のテーマに近くドラマ内でも議論があったために、SNS上でも議論が盛んだった。
星野源さんの鼻声については、多くの人が気になっていたようだ。
以下は、SNS上で鼻声を指摘された時間帯のグラフだ。
これを見ると、20分過ぎのカンファレンスのシーンで最も多く鼻声を指摘されている。
その後の、子宮頸がんワクチンの議論シーン(26分)、32分ごろのCM中、55分ごろの番組終了直後にも指摘されている。逆に、20分より前のシーン(密会シーンなど)では全く指摘されていない。撮影日が違うものと思われる。
気温の変化が激しい。お大事に。
最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。
前回に続きかなり高い評価となった。
子宮頸がんのような深刻な問題を扱いつつ、それでも高い評価とは驚く。深刻なシーンばかりが続くのではなく、おそらく楽しいシーンがちょくちょく挟まれているのが良いと思われる。
そしてラストへ向かってどんどん感動が増幅していく感じが視聴後の満足感につながっていると思われる。
さて次回は産後うつ。また深刻な問題ですね。
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