『コウノドリ2』トーラック希望の妊婦、初代ジュニア君、ジャムパンと焼きそばパン、屋形船!?など第4話感想

感想・評価コウノドリ

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

TBS金曜ドラマ枠『コウノドリ2(コウノドリ第2シリーズ)』第4話(2017年11月3日22時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回の記事はこちら

今回は、一度帝王切開で産んだ後、次は自然分娩で産むこと(Trial Of Labor After Cesarean section=TOLAC、トーラックと呼ばれる)を選んだ妊婦の話がメインでした。産道を通して産むことが、子供への愛情につながる・・・!?

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は四宮春樹役の星野源さん。産婦人科医。今回もサクラと意見対立する四宮先生。前回、前々回と指摘された鼻声は、今回もまだシーンによっては指摘されている。

ジュニアくんこと赤西吾郎に厳しい。でもただ厳しいだけではなさそう。

 

2位は赤西吾郎役の宮沢氷魚さん。今回の主役級。今シリーズからの参加。赤西産婦人科の息子。初期研修医。四宮から「ジュニアくん」と呼ばれている。産婦人科医にはなりたくなさそう。でも今回のことがきっかけで、どうなるか・・・。前回は下屋にビンタされた。

 

3位は鴻鳥サクラ役の綾野剛さん。ひたすら優しい。彼の言葉に救われる視聴者も多いようだ。

 

4位は白川領役の坂口健太郎さん。今回はとある勘違いをしてしまう。でも、赤ちゃんを残して旅行に行くふざけた夫婦を窘めるシーンもあって、活躍した。

5位は下屋加江役の松岡茉優さん。前回は赤西にビンタをした。今回は四宮にジャムパンを与えた。

 

6位は今橋貴之役の大森南朋さん。新生児科部長兼周産期母子医療センター長。立場上、人材確保が急務となっていて、自身もなかなか家に帰れない。可哀想ではある。

 

7位は小松留美子役の吉田羊さん。助産師長。出産間近の妻を残して屋形船に乗ろうとする夫を一喝。

8位は倉崎恵美役の松本若菜さんでした。詳しくは後述。

 

今回の主なゲストは、トーラックを希望する妊婦・秋野蓮役の安めぐみさん。その夫、秋野壮太役の前野朋哉さん。

赤ちゃんを病院にあずけて旅行へ行った青木夫婦、朋子役の木下優樹菜さん、三郎役のパーマ大佐さん。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

白川、四宮と倉崎の関係を勘違い

★11分(盛り上がり度:95)

四宮と倉崎が会話しているのを、壁に隠れてこっそりと覗く白川。白川は以前、二人がカフェで密会(!?)しているのを目撃していた。

白川の覗きに気付いた四宮。

 

四宮「おい! 何やってんだよ

白川キョロキョロ

四宮「いやお前だよ

白川「あ、えっと、いや・・・四宮先生言ってくださいよぉ!

四宮「何が?

白川「任せて下さい。二人の赤ちゃんは、僕がしっかりとケアしますので

四宮「はあ?

白川「ちなみにこれって、トップシークレットですよね!? 僕、口堅いんでそこらへんは全然。おめでとうございますぅ

 

ここにサクラ、小松も来て、倉崎の素性が明らかになる。倉崎はサクラらの後輩にあたり、10年ぐらい前は一緒に働いていたとのこと。なおシングルマザーである。

 

この時点のSNSでの反応:

しwwwらwwwかwwwわwwww
白川先生、覗いてないで仕事して!
坂口健太郎かわいすぎる

 

屋形船!?

★32分30秒(盛り上がり度:163。今回最高の盛り上がり)

出産間近の秋野蓮と夫の壮太、娘の美奈が病院に来たシーン。

蓮は車椅子に乗り、痛がっている。美奈も「ママ大丈夫?」と心配。

 

そんな中、夫の壮太が小松に「あの、生まれるのって何時頃ですかね?」と聞く。何のことかわからず「は?」と聞き返す小松。

 

壮太「いや、生まれる予定時間がわかったら、聞いときたいなと思って。もし間に合えば、この後、同僚たちと屋形船にのるよて・・・

小松「屋形船!!??

壮太「あ、そ、す、すみません

 

小松は呆れと怒りがにじみ出た表情で壮太を見て再び「屋形船!?」と言って去った。

 

この時点のSNSでの反応:

屋形船はダメだろ屋形船はwww
屋形船とかお産なめすぎだろ
小松さん好きだわーwww
何なの?このナオト・インティライミ2世!

 

ナオト・インティライミさんは、前回までクズ夫を演じて視聴者をイライラのドン底に叩き落とした名俳優である。

 

ジャムパンと焼きそばパン

★47分30秒(盛り上がり度:102)

ジュニアくんこと赤西吾郎は、初めての前立ち(執刀医の向かいに立つ助手)を経験して成長した。出産の後、誰よりも早く「おめでとう」を言った。吾郎は、「今日の赤ちゃんを初めてみた時の、家族の幸せそうな顔は特別でした。疲れも吹っ飛びます」と。

 

下屋は「いつも笑顔でいなきゃね。そうじゃないと、ご家族にも妊婦さんにも優しくなれないから」と言った。

 

遠くで聞いていた四宮が「まあ、優しさにも程があると思うけどな」と言う。優しく笑うサクラ。

下屋が四宮に近づき、「四宮先生、ジャムパン食べますか?」と言って半ば強制的にジャムパンを渡す。四宮は「はあ?」と言いながらも渡されたパンを数秒間見つめ、開けようとした。おそらく開けた。おそらく食べた。

 

サクラは焼きそばパンを開け一口食べたが、それをすぐに小松が奪って食べ、それをさらに下屋も食べた。回し食いされ慌てるサクラ。吾郎も食べようとする。ほのぼのとしたシーン。

 

この時点のSNSでの反応:

ジャムパンを見つめる四宮先生かわいすぎ
焼きそばパン回し食いされてる
ジュニア君頑張ったな

 

初代ジュニアくん

★52分(盛り上がり度:157)

サクラと吾郎の会話。

サクラ「まあ悩んだらさ、産科医の息子に相談すればいいよ。吾郎くんと同じ研修医時代、『俺は産科医に絶対ならない』ってさんざん言ってたなぁ

吾郎「そんな人ペルソナにいるんですか?

サクラ「そういえばそいつのアダ名も、ジュニアくん、だったよ

 

場面が変わり、四宮が吾郎に「もう戻ってこなくていいからな。せいぜいそっちで頑張れよ。ジュニアくん」と言う。四宮が去った後、今橋が吾郎に「四宮先生の期待に応えなきゃね」と言った。

 

四宮が歩いているところに、サクラが来て並んで歩く。

サクラ「よっ。初代ジュニアくん

四宮「ふんっ

 

この時点のSNSでの反応:

初代ジュニアくんwww
原作同様しのりんは産科医の息子だ!
初代ジュニアくん好きすぎる

 

インスタにこんな画像があったのでどうぞ。

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

今回は、トーラックをめぐる議論やその経過が描かれた。

 

妊婦の蓮はトーラック(自然分娩)を希望。それが子供への愛情につながると信じていた。

 

サクラはあくまで妊婦の希望が優先。蓮がトーラックを希望しているので、それに沿う。四宮は、それは妊婦のリスクだけでなく、自分たちのリスク、負担にもなっているという意見。そこで意見対立があった。

 

結局、妊婦の希望通りトーラックを採用して出産を迎える。しかし痛みは長期化し激しくなり、母子ともにリスクが高まってきた。

蓮はあくまで「がんばって下から」産むことを希望していた。だが、苦しむ母を見た娘が泣きながら言った「ママ、頑張ってる」という言葉や夫の「もう十分頑張ったよ。蓮はいい母親だよ」という言葉もあって、カイザー(帝王切開)に切り替えることを決断した。そして無事出産。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

妊婦 気持ち 分かる」「旦那 屋形船」「ダメ夫」「親 旅行」「初代ジュニア」などの言葉が多く投稿された。中央下の塊は、今回のテーマである「自然分娩か、帝王切開か」ということについて多くの言葉が投稿されたものである。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

今回は、平均より低めの評価となっている。

 

原因としては、いくつかある。まずは前回までのナオト・インティライミさんに続き、今回もダメ夫、ダメ親が出てきた。が、やはりナオト・インティライミさんの焼き直しではストーリーとしてはワンパターンだったと思う。また、盲目的にトーラックを希望し、途中で断念してカイザーに切り替えるというストーリーも、単純でやや安直だったかもしれない。

別の観点としては、人手不足であることの批判の矛先が、定時に帰る研修医に向かってしまうことに対する拒否感もあったようだ(本来批判の矛先が向かうべきは、このような状況を作った体制なのでは? という意見。安直なゆとり世代批判が描かれたことも)。

SNSにおける投稿数は、前回から約3割減っていて、盛り上がるポイントが少なかったのも評価の押し下げに繋がった可能性がある。

 

しかし「面白い」は40%台であり、平均をうかがうところにいる。それほど悲観することもないです。次回はまた泣けそうな話なので楽しみです。