『黒革の手帖』2017年版第2話-女同士のドロドロで盛り上がるドラマ

感想・評価黒革の手帖

テレビ朝日『黒革の手帖』(2017年版)の第2話(2017年7月27日22:00~)を視聴しました。

 

前回2004年版で米倉涼子さんの評判がよかっただけに、今回の武井咲さん版ではどうなるかかなり心配しています。

初回視聴率は11.7%。もちろん前作には及ばないものの、まあまあなのかなと思った。

 

武井咲さんが悪女を演じる感じではなかったが、見てみると似合っていた。評判をチェックしてみます。

やや低めでしょうか。

第1話ではリアリティのなさを指摘されていました。例えば、派遣の銀行員が、大金を連続して動かすことができること、その大金を1日で引き出すことができたことなど・・・。

はっきり言って心配しています。

 

ここからの部分はネタバレがありますので、回避したい人は以下のボタンを押して下さい。

ここからネタバレ部分です。

盛り上がりのグラフを見てみます。

まず18分30秒時点の盛り上がりは、波子が夜の仕事やお金に溺れていく兆しを見せたところ。この後波子はどんどん、金と夜の世界と金を持っている男に溺れていくことになる。

 

25分は波子が店でトラブルを起こすところ。さらに28分は波子が元子に、同じ銀座で店を出すことを表明するところ。

47分頃にこの日一番の盛り上がりを見せるのだが、これは楢林謙治(奥田瑛二さん)が中岡市子(高畑淳子さん)に別れを告げるところ。

楢林は、市子に「シワだらけの貧乏くさい顔、嫉妬深い目、脱いだストッキングの匂いをクンクン嗅ぐ癖。うんざりだ!!!」と言い放つ。この場面が一番盛り上がった。

 

終盤の盛り上がりは、エンディング中。元子が市子に「退職金」を渡す場面。そして楢林と波子が破綻を迎え、波子が元子の店に殴り込んでくる場面だった。

やはりこのドラマの見所は、人間同士、特に女同士の「ドロドロ」で、そうなれば盛り上がる。

 

そういえば「国有地の払い下げ」のくだりが絡んでくるが、あれはストーリー上重要なのだろうか。今のはやりに乗ったのだろうか。

 

ここまでネタバレ部分でした。

女同士のドロドロが、このドラマの魅力と言ってもいいと思う。そこで今回は、女性の主要4キャストについてツイッターでの言及数を比べてみた。

「波子」の回だっただけあって、波子が最も多くなった。

さらに、高畑淳子さんの演技が光った。

 

高畑さんといえば、最近、家族のトラブルを抱えた。なんかその姿が彼女の演技に重なって見えた。

肝心の武井咲さんだが、まだ脚本上、演技の種類が少ないのでなんとも言えない。悪女になる場面で顔を揺らしたりするのだが、あれは彼女の演技なのだろうか。それとも脚本に書かれていたり、演出家に言われたりしているのか。気になった。

 

ドラマの最後が盛り上がるというのは、いい傾向だと思う。ただ、今回もややリアリティに欠ける描写が気になった。まだまだ心配は続く。

2017年7月27日感想・評価黒革の手帖

Posted by tomo