『今からあなたを脅迫します』カメラ(画面)揺れる問題が継続、酔って気持ち悪いと視聴をやめる人もいてもったいない-第2話

感想・評価今からあなたを脅迫します


(記事内の各図・グラフの意味はこちら

日本テレビ日曜ドラマ枠『今からあなたを脅迫します(今キョー)』第2話(2017年10月29日22時30分~)を視聴した感想・評価の記事です。

衆院選の影響で、前回から1週お休みしての2週間ぶりの放送でした。前回と同じく、緩めのミステリーのような仕上がり。妊娠している武井咲さんが走るシーンがあったりして違う意味でハラハラしました。

 

また、前回に続き「カメラ(画面)揺れ」の件についてSNS上で多くの書き込みがありました。ネガティブな書き込みが多く、評判が良くないです。これは、この記事の後半で詳しく書きます。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は脅迫屋・千川完二役のディーン・フジオカさん。依頼に忠実で優しい脅迫屋さん。今回は週刊誌にスキャンダルを捏造された(!?)シンガーソングライターの名誉回復のために、脅迫を繰り返す。英語の発音が異常に良い。美しいウインクを炸裂させる。

 

2位はハッカー・栃乙女役の島崎遥香さん。腕の良いハッカー。ハッキング以外もIT全般何でもやっちゃうようだ。合成写真を作ったりもする。

 

3位は金坂澪役の武井咲さん。女子大生。古いアパートに住んでいるが、実は現金をたくさんもっている。その現金は、祖父の轟雄之助(近藤正臣)から100万単位で送金されているもの。そのお金は決して自分のためではなく、他人のために使おうとする。しかも使う時は容赦ない。

考え事をする時は、おはぎを大量に生産してしまう癖がある。

 

4位は盗み屋・目黒役の三宅弘城さん。脅迫屋一味で空き巣を担当している。前回といい、今回といい、結構危ない目にあう。今回は身辺調査を担当。

 

5位は澪の隣に住む京田カオル役の鈴木伸之(劇団EXILE)さん。澪が大量生産したおはぎを受け取る担当。つぶあん派。

今回は、澪におはぎのお礼としてゲーセンで獲ったぬいぐるみをプレゼントした。

 

6位はERuこと立花絵瑠役の高月彩良さん。ゲスト。シンガーソングライター。だがゴーストライターが存在するというスキャンダルによって歌手生命を絶たれ、失意の中亡くなってしまう。今回、千川たちは彼女の名誉回復を目指すことになる。

7位は笠谷沙和子役の大後寿々花さん。ERuの親友だった。ERuの名誉回復を依頼する。

この二人の写真がインスタにありましたので。

 

同じく7位はバー青龍の店員・ロビン役の蛭子能収さんでした。蛭子さんがセリフを覚えて、本番でちゃんと言ってるってだけで感動する。

インスタに写真がありましたので。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

盛り上がりが前半にやや偏っている。中頃以降は少し盛り上がりが不足しただろうか。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

うっかり八兵衛に過敏に反応する澪

★10分(盛り上がり度:38)

千川はERuの名誉回復のため、彼女のスキャンダルをスクープした週刊見聞の編集長・ 茂木琢磨(小木茂光)に、名誉回復の記事を書かせようと考えた。

そこで千川は、澪を使って人気俳優のスキャンダルを捏造。これを茂木に持っていって取引しようとした。だが、その作戦は茂木に見破られて失敗する。

 

失敗の責任を押し付け合う千川と澪。

千川「うかつに目撃された君のせいだ。うっかり八兵衛

 

澪は、千川のジョークに妙な食いつき方をする時がある。

 

澪「うっかり八兵衛!? 元は町人で、風車の弥七の弟子だったんです。人懐っこくてお調子者。食いしん坊でお団子が好きなんです

目黒「水戸黄門が好きなのか?

澪「私がうっかり八兵衛のようなうっかり者であることは否定しません。ですが、浅はかな手段で人を騙そうとした千川さんは、悪代官です

千川「フン!

栃乙女「お主も悪よのう、越後屋

千川「いえいえ、お代官様ほどではありません

 

 

・・・水戸黄門ネタ。このドラマを観ている若い人は、このネタ分かるんだろうか?

うっかり八兵衛は、ドラマ水戸黄門において、光圀、助さん、格さんの次ぐらいの序列の重要なキャラだ。

この時点のSNSでの反応:

うかつに目撃されたうっかり八兵衛wwwwww
澪うっかり八兵衛に詳しいな
なんだこのコントw

 

おはぎを大量生産する澪

★19分30秒(盛り上がり度:31)

澪は、千川らに無理やり協力させられていた。だが、依頼人が名誉回復をしたいと願っていたシンガーソングライターERuのことは、気にかかっていた。彼女の汚名を晴らしたいと思っていた。友人たちも、ERuにゴーストライターがいたと信じている。

 

自分になにができるのだろうか? と考える澪。

 

澪は、考え事をするとおはぎを大量に作る癖がある。今回も大量生産した。

映像を見る限り、40個ぐらい作っただろうか。

そしてそれを今回も、隣に住む京田カオルにおすそ分けした。

 

この時点のSNSでの反応:

またおはぎか・・・
おはぎ食べたい
京田さんまた大量のオハギもらってる

 

京田は澪に、おはぎのお礼としてゲーセンで獲ったぬいぐるみをプレゼントした。

 

目黒、おクスリの取引を目撃

★29分(盛り上がり度:41。今回最高の盛り上がり)

調査の結果、ERuが所属していたプロダクションの社長・土浦君枝(片岡礼子)と、週刊見聞の茂木編集長がグルだったことが発覚する。土浦は、茂木が掴んでいた自らのスキャンダルを隠蔽してもらうため、代わりにERuの情報を茂木に流したようだ。

 

その土浦のスキャンダルとは何なのか?

目黒は土浦の身辺調査を開始。

土浦の車に忍び込んで調査していると、運悪く彼女が車に乗ってきた。後部座席で小さくなって隠れる目黒。土浦は後部座席にいる目黒に気付かない。バレてない。運がいい目黒。

 

土浦は車を発進させると、やくざ者の不破(小沢仁志)らと接触。そこで覚せい剤と思われるおクスリの取引を始めた。後部座席で隠れながら、取引を目の当たりにする目黒だった。

 

この時点のSNSでの反応:

いや後部座席バレるだろwwwwwwwww
なんであれでばれないのwwwおかしいだろwww
どんだけ、存在感ないねん目黒

 

次回予告でまたウィンク

★53分(盛り上がり度:31)

事件の真相はこうだ。確かに、ERuにはゴーストライターがいた。そのゴーストライターとは他でもない、依頼人の笠谷沙和子だった。

自分には歌の才能がないと感じていた笠谷は、ERuに自分が作った曲を歌ってもらうことで、お互いにないものを補い合っていた。それは二人だけの秘密だった。だが週刊誌のバッシングによってEruは壊れていった。

ERuは自分を恨んで亡くなったのではないかと感じていた笠谷は、その罪滅ぼしとしてERuの名誉回復を千川らに依頼した。だがERuは笠谷を恨んではいなかった。ERuは亡くなる直前、楽譜にメッセージを残し笠谷への感謝を伝えていた。

千川らは、茂木を脅迫してERuの名誉回復の記事を書かせた。

 

ラストでは、澪の祖父・轟の使いとして新戸部文夫(袴田吉彦)なる人物が澪の元を訪れた。

 

そして次回予告では、またしてもディーン・フジオカさんがウィンクをするシーンがあった。

この時点のSNSでの反応:

来週もまたウィンクキタ━━━
またウィンクしてた~
ありがとう〜

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

栃乙女 可愛い」「来週 ウィンク」「ハッタリ半蔵」「最終 千川(砲)」「目黒 バレそう」「画面 カメラ 揺れる」などの言葉が多く投稿された。

 

ハッタリ半蔵」は、「ハッタリ」と「服部半蔵」をかけた千川のジョークである。

千川砲」とは、千川が放つ捏造スキャンダルの砲撃だ。週刊文春の「文春砲」を意識していると思われる。「千川砲」「千川砲第二弾」「最終千川砲」と3回あった。

 

千川が「秘密が書いてある、君の手帳がほしい」と澪に言うシーンがあった(武井咲さん主演の「黒革の手帖」ネタだと思われるが、考え過ぎ?)が、SNS上ではあまり話題にはならなかったようだ。

 

画面(カメラ揺れ)の問題

また前回と同じく「画面 カメラ 揺れる」という言葉も多く投稿された。カメラ・画面の揺れは今回も確かにあった。

 

SNSを見ていると、画面の揺れが気になる、酔いそう、気持ち悪くなる、そして視聴するのを辞めてしまったという書き込みさえあった。

カメラの揺れに対する意見の中で、ポジティブな意見は皆無だった。なんのためにやっているのだろうか。私は前回、この画面揺れは、そういう演出ではないかと書いたが、ここまでくると本当にカメラマンの腕なのかもしれない、と思った。

 

そこでエンディングのクレジットを見てみた。撮影は「二之宮行弘」という方が担当していることがわかった。

 

二之宮行弘氏について調べると、株式会社ファーストショットという会社に所属するカメラマンのようだ。同社のホームページによると、同社は多くのテレビドラマの撮影に関わっていることがわかる。今期でいえば、このドラマの他、日テレの「先に生まれただけの僕」、読売テレビ製作の「ブラックリベンジ」にも参加している。これまでも日テレ系の連続ドラマに多く参加している。

 

二之宮行弘氏は、少なくとも1999年のドラマ「はれ時々くもり」には撮影技術として参加されているようで、その後も多くの作品に名前がある。つまり、新人とか、技術不足とか、腕が悪いとか、そういう人ではないと思われる。むしろベテランのはずだ。

 

会社としてもしっかりしていそうだし、カメラマンご本人もベテラン(だと思う)。だとすれば、このドラマに限って技術不足が理由でカメラを揺らしてしまうことはありえないのでは、と私は現時点では考えている。

 

だからこの揺れはミスや技術不足によって発生しているのではなく、誰かの何らかの意図があると考えるのが自然なのかなと。

 

なお演出は中島悟氏。こちらも数多くの作品にお名前があるので、ベテランだと思われる。

 

ちなみに前回も、撮影、演出ともに同じ方が担当している。どういう意図があるのだろうか。

次回も注目して観てみたいが、とにかく今の状況は視聴者に気持ち悪い思いをさせたり、視聴を打ち切る人もいるということで、もったいない状況ではあると思う。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

総合」は平均よりやや高い程度、「面白い」は平均よりやや低くなっている。どちらも前回よりは低い。

 

盛り上がりのグラフをみても分かる通り、後半に盛り上がりを欠いた(後半、クライマックスに向けて大きく盛り上がっていくのが理想である)。SNSにおける言及数は、前回の半分を大きく下回った(前回が15分拡大版だったとはいえ)。

今回のゲストの登場人物たちは、事情が色々ありすぎて、ややスッキリしない解決だったか。前回はアクションシーンがあったが、今回はそういうスッキリさせてくれる要素が不足したかもしれない。また、今後のキーマンだと思われる袴田吉彦さんの出演も、今回時点では中途半端な感があった。それに加えてカメラ揺れ問題。1週お休みした不運も重なった。

 

とはいえ、「総合」も「面白い」も平均程度はあり、悪いわけではない。次も期待しましょう。