『民衆の敵』第2話の感想、評価。視聴率が低く高橋一生のサービスショットに頼る展開に?

感想・評価民衆の敵

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感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

フジテレビ月9枠『民衆の敵(民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~)』第2話(2017年10月30日21時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回も書きましたが、スタートからいろいろ不運が重なってしまっている(衆院選で開始が遅れ、野球でさらに遅れ)ドラマ。

 

視聴率も初回9.0%と「月9」にしては振るいません。

まあでも観ている人は楽しんで観ているようですよ。理由はこの記事の最後に。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は政界のサラブレッド・藤堂誠役の高橋一生さん。祖父が防衛大臣、父も大物政治家。にしては本人は市議会議員という地道な政治家。コロンビア大学留学・・・というのは本当だろうか。日本政民党。

犬崎派」と言われているが、この「」の位置づけがいまいちわからない。党なの? 党内派閥なの? 議会内(院内)会派なの? っていう疑問がある。まあでもこのドラマの視聴者の多くはそんなの気にしてないのかもしれない。普通は「議員名+派」だと、党内派閥のことを指すけど、このドラマにおいてはたぶん議会の会派のことなのだろう。

だから本当は「犬崎派」っていう呼称はおかしいのだが、そこは視聴者層を考慮してわかりやすく、という配慮なのだろうと思う。

女の子をデリバリーしてくれるサービスをよく利用する。莉子(今田美桜)を頻繁に呼んでいたようだ。

 

2位は主演・佐藤智子役の篠原涼子さん。パートから市議会議員に当選。だが政治のこと、市議会議員の仕事のこともほとんど何もわかっていない。

 

3位は智子の夫・佐藤公平役の田中圭さん。かなりの癒し系夫である。

 

4位はあおば市議会の重鎮・犬崎和久役の古田新太さん。「ドン」と呼ばれている。「犬崎派」の首領。前述のように、「犬崎派」といっても党内派閥ではなく、議会の会派のことだ。

 

5位は元アイドル・小出未亜役の前田敦子さん。アイドル生まれグラドル育ちの犬崎派議員。

 

6位は新聞記者・平田和美役の石田ゆり子さん。シングルマザー。出産して職場に戻ると、元の政治部から「社史編さん室」に異動となった。社史編さん室は閑職の代名詞である。

 

7位はあおば市の若手市議・岡本遼役の千葉雄大さん。共進党。犬崎派に対抗する河原田晶子(余貴美子)市長が率いる「河原田派」に属する議員。共進党という名前からして革新色が強い、左派色が強い政党なのだろう。

 

8位は山下圭子役の水川あさみさん。今回のゲスト。公園取り潰し反対の陳情をしている。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

早速、本物の肉を食べる佐藤家

★25分(盛り上がり度:48)

市議会議員に当選した佐藤智子。

彼女は政治に関心があるわけでもなんでもなく、ただ年収950万円に惹かれて立候補して、当選した。

貧しかった佐藤家は前回、子供の駿平(鳥越壮真)に対して、卵焼きを「ステーキ」だと言ってごまかしている描写があった。

 

今回は、市議会議員に当選すると早速、本物の肉のステーキを食べていた。

 

この時点のSNSでの反応:

突然のいい肉
さっそくステーキww
急に本物の肉w

 

高橋一生さんのサービスショット

★44分(盛り上がり度:43)

藤堂誠が、女の子をデリバリーしてくれるサービスを利用して莉子を呼び出したシーン。

 

コトが終わった後なのか、藤堂は裸で、下着姿の莉子の足をマッサージしている。莉子は「気持ちいい」と言う。藤堂は「なんでかな俺、気が滅入ることがあると莉子ちゃんに会いたくなっちゃうんだよね」と。

 

莉子は三度の飯より靴が好きらしい。それを聞いた藤堂は笑顔になる。バカにされたと思った莉子はその笑顔を「なんか感じ悪いよ、その笑顔。ふふっ」と軽く言った。

 

この時点のSNSでの反応:

突然のサービスシーン
高橋一生痩せとんな
毎週高橋一生を脱がすつもりか

 

圧力をはねのける

★65分(盛り上がり度:65)

今回のストーリーを簡単に言うと、市議会の最中に犬崎派の幹部である前田(大澄賢也)が居眠りしているのを、智子が叩いて起こしたのだが、その場面の動画がネットに拡散し大きな話題となってしまった。

恥をかいた前田は、犬崎を通じて智子に「嘘でもいいから」謝罪をするようにと圧力をかける。智子は一度はその圧力に屈したふりをして、最後は議会質問で「嘘はつけない」と言って圧力を突っぱねる、という話だった。

 

この盛り上がりポイントは、議会で圧力を突っぱた後のシーン。前田が犬崎に泣きつくところ。

 

次回予告に高橋一生さんがたくさん登場

★67分30秒(盛り上がり度:67。今回最高の盛り上がり)

次回は怒涛の展開であると予告された。

 

今回も高橋一生さんのシーンが多かったが、次回も高橋一生さんは少なくとも11シーンは登場するようだ。またサービスショットがあるのだろうか。

篠原涼子さんが主演だが、視聴率の低さを受け、人気俳優の高橋一生さんに頼るという戦略だろうか。

 

なお山下圭子が公園を潰してほしくないと陳情した理由は、彼女がかつてイジメられたときに逃げ込んだ思い出の公園だったため。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

感じ悪い 笑顔 最高」「前田敦子 可愛い」「面白い」「CM多い」などの感想が多く投稿された。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

平均よりやや高めの評価となっている。

前回も書いたが、リアリティのある政治ドラマを期待している人は観ないほうがよいと思う。

そうではなくて、単純にエンタメ作品として楽しめる人が視聴していて、ある程度満足しているのだと思う。とにかくリアリティよりわかりやすさ、エンタメ重視。

このドラマは、本当の政治の世界では絶対にそんなことしない、そんな呼び方しないっていう表現も色々出てくる。すべては視聴者層を考慮して、わかりやすく、ということだと思う。

 

先日の衆院選、投票率は54%ほどだったそうだ。国民の実に半数近くが投票をしていない。これは国政選挙だから、まだ高い方だ。

地方議会議員選挙や知事選の平均投票率は50%を切っている。それだけ、人々は政治に関心が薄いのだと思う。そんな中で本格的な政治ドラマを「月9」でやっても、見向きもされないという考えだろうと思う。

だからこそ、リアリティを思いっきりバッサリと切り捨てて、とにかくわかりやすく。ファンタジーでもいいからわかりやすくという考えなのだろうと思う。それを受け入れられる人が、視聴して、満足しているという構図だ。

 

やや残念に感じる人もいると思うが、日本の現状がそうだからしょうがない。次回以降、小難しい話がでてきても、この満足感はキープできるだろうか。