『この声をきみに』第1話(改)-谷川俊太郎「生きる」の朗読で満たされる心の空間

感想・評価この声をきみに

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(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHKドラマ10枠『この声をきみに』第1話(2017年9月15日22時0分~)を視聴しました。

1週間前にも同じ回が放送されたのですが、秋田地震の影響で放送開始から24分頃をもって打ち切られていました。

今回はあらためて最初から放送されました。

なお、24分より前については以下の記事も参考にして下さい。ある程度流れを書いてあります。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

1位は河合雄一役の戸塚祥太さん。ジャニーズのA.B.C-Zのメンバー。今回それほど出演場面は多くないんですけど、テレビドラマ出演は2年ぶり(?)で、ジャニーズのファンから期待の声が大きいようです。

2位は穂波役・主演の竹野内豊さん。大学で数学を教える准教授。日常生活にも数学者っぽい面が度々出てくる。

 

3位は佐久良宗親役の柴田恭兵さん。自宅で朗読教室をやっている。今回は、穂波を自宅に招いた。

4位は江崎京子役の麻生久美子さん。穂波に厳しい言葉を浴びせる。

5位には穂波の父・定男役の平泉成さんが入りました。

 

ハイライト(名場面)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

24分頃までは低調に推移。24分までは前回の放送で既に放送されていた部分です。そこから先で何度か大きな盛り上がりをみせます。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

前回打ち切られた場面

★24分30秒(盛り上がり度:23)

穂波が公園で子供たちに会って、しょんぼりと帰ってきた場面。

再掲ですが、24分より前については以下の記事も参考にして下さい。ある程度流れを書いてあります。穂波が京子から厳しいことを言われるとか。

 

ここから先が初めての観るシーンということで、SNS上は盛り上がってきた。

 

河合雄一=戸塚祥太が登場

★34分30秒(盛り上がり度:84。今回最高の盛り上がり)

ある立体交差点で偶然再会した穂波と佐久良。

佐久良は自分の自宅へ穂波を案内した。

 

佐久良は自宅で、朗読教室「灯火親(とうかしたしむ)」を主宰していた。

そこに、江崎京子らもいた。河合雄一もいた。

 

これが2年ぶりのドラマに出演する戸塚祥太さんへの期待なのか、ジャニーズのファンと思われる方々がSNS上で大いにもりあがった。

この時点のSNSでの反応:

とっつーキタ━
河合くんにやっと会えた
ピンクのカーディガンーー

 

なおこの場面では、戸塚祥太さんだけではなく、福島雅夫(杉本哲太)や磯崎和代(片桐はいり)などこのドラマに出演するメンバーが一同に会していた。戸塚さんに対する声援(!?)が最も多かったが、他の出演者それぞれに対する声援もあって、大いにもりあがったのだった。

 

生きる(谷川俊太郎)の朗読、満たされる空間

★40分30秒(盛り上がり度:31)

朗読教室では、江崎京子らが谷川俊太郎の詩「生きる」を群読(1つの詩を複数人で朗読)していた。

それに思わず聞き入る穂波。

 

穂波は「生きる」を聞き終わると、京子に対して「僕の心の中には埋めようのないぽっかりとした空間がある」「でもそれが今、一瞬満たされた。あなたの声で。だからなんというか、ありがとう」と言った。言ったっきり、その場を去っていった。

 

穂波は朗読を馬鹿にしていたが、自分の心が満たされていることに気付いた。交差点にはポワポワした架空の生物が浮かんだ。

物理的に熱くなった。メビウスの輪やクラインの壺以来の感覚だ

穂波はそういう気分で、自宅に帰ってきた。

 

次回予告

★49分(盛り上がり度:80)

穂波は、妻・奈緒(ミムラ)が出ていってしまった理由を知りたがっている。理由はいまだ説明されていない。

小学1年生の「こくご」の教科書に掲載されている「くじらぐも」を朗読し、「僕は人生を変えたい」と思うようになる。

 

次回予告では、穂波の「この一週間あなたの声が忘れられなかった」という台詞がある。

また、稲葉美鈴(大原櫻子)と言い合うシーンや、奈緒と会うシーンもあるようだ。

 

エンディング曲はJUJUさんの「いいわけ」という曲。椅子にしばりつけられている穂波の周りで、出演者らが朗読をしていた。

 

この時点のSNSでの反応:

素敵な雰囲気のドラマ
朗読、よかったなあ…
エンディングかわいいwww

 

第1回は概ね好評だったようだ。さすがNHKという意見もあった。たしかにそうだ。じっくり観れるのがよかった。静かな中に、心が満たされて、いや自分の場合は乱されていく感じがよかった。

前回にも書いたが、私はこの竹野内豊さんのキャラクターにとても共感できる。そんな彼がどう変わっていくのかたのしみ。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

河合雄一 戸塚祥太 可愛い」「面白い」「来週 楽しみ」「谷川俊太郎 生きる 詩 懐かしい」「読む 泣く」などといった言葉が多くコメントされた。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

高い。

面白い」は平均的だが、「期待できる」がかなり高くなっていて全体を押し上げている。

また、途中で出てきた詩の朗読シーンも、下手をすれば退屈になりそうな場面だが、すごくよくできていたと思う。キャストも、男女・若い世代・中年世代とバランスよく、かわいい、かっこいと言われるような俳優・女優が起用され、見た目も良い。

期待できる滑り出しとなった。