『この声をきみに』第5話-「回転ドアは、順番に」の朗読で穂波と京子のラブシーン

感想・評価この声をきみに

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHKドラマ10枠『この声をきみに』第5話(2017年10月20日22時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

先週は選挙の影響により放送が延期となり、1週空けての放送となりました。

穂波さん、こんな人だったっけっていうぐらい激変してました。

やっぱりくじらが飛んだおかげかな。そして今回はラストのラブシーンがすごかったですね。二人の声がとてもいい。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

1位は河合雄一役の戸塚祥太さん。相変わらずの強さ。今回は冒頭ではピンクのカーディガンをお召しになっていましたが、その後はカーディガンじゃなくなっていました。一部の視聴者は彼の服装に注目していると思いますが、手作りのお菓子も注目されつつあります。あと気の早い話ですが次回は編み物を・・・!?

 

2位は穂波孝役の竹野内豊さん。1週間で何があったんだっていうぐらいの性格激変。いや、たぶん良い方に激変したんですよ。

 

3位は江崎京子役の麻生久美子さん。今週はむしろ京子のほうが消極的というか内向きな性格に。何らかの秘密を抱えているよう。麻生久美子さん、最近漫画サービスのCMでよく拝見してます。でも京子は本が好き。

 

4位は佐久良宗親役の柴田恭兵さん。朗読講師というばかりではなくて、それぞれの人に合った本を紹介したり、離婚の相談もしたりするマルチな人。

 

5位は稲葉実鈴役の大原櫻子さん。声優志望。いまさら情報ですが、大原櫻子さんのお父様って、声優・ナレーターなんですね。林田尚親さん。深イイ話とか世界仰天ニュースとかのナレーション担当らしい。へー。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

穂波が離婚を決意

★6分(盛り上がり度:16)

頑なに離婚を拒んでいた穂波が、一転して離婚を決意した。

穂波が弁護士を通じて伝えたところによると、「奈緒さんの言葉を言いて、自分に至らない点があることに気がついた。なるべく奈緒さんの要望に沿って、離婚手続きを進めたい。だけど子どもたちとの面会は認めて欲しい。奈緒さんが必要ないと言った養育費については、払わせて欲しい」とのことだった。

奈緒(ミムラ)は、どこか戸惑ったような表情を見せた。

 

河合「ファーイト!」

★18分30秒(盛り上がり度:25)

穂波は、久しぶりに「灯火親」に行った。

穂波は佐久良に離婚したことを相談したのだが、それを福島(杉本哲太)らが盗み聞きしていて、穂波の離婚は金曜メンバーみんなの知るところとなっていた。

 

ただし京子先生は教室には現れなかった。

 

穂波を励ます金曜メンバーたち。

河合はマフィンを穂波に手渡し、「ファーイト!」と言って両手でファイトのポーズを作った。

この時点のSNSでの反応:

ファーイト!言われたいぃーー
河合くんかわいいwww
そのマフィンください!!

 

なお河合は第4回でもクッキーを手作りしてきたし、今回の冒頭でもチョコチップとオートミール入りのクッキーと思われるお菓子を手作りしてきた。

 

河合、実鈴を食事に誘う

★33分30秒(盛り上がり度:32)

実鈴は声優志望だが、オーディションに落ちて母親に「ほれ見たことか。やっぱり無理だったでしょ」と言われて、また家出した。

実鈴は穂波に、母親への不満をぶち撒けた。佐久良先生に対する不満も(ニュースとか漢字ばっかりの本を読ませるという)ぶち撒けた。八つ当たりだろう。

 

そんな実鈴に、穂波は「正直僕は君の話題にはなんの関心もない」「まずは世界を知る努力をしろ」「僕からすれば君は、二次元多様体をさまよっている単細胞にしか見えない!!」と言った。

実鈴は穂波に「あんたなんて、ただの理屈っぽいイジケオヤジよ!!」と言い返して立ち去った。

 

その帰り、例の歩道橋(これも詳しくは第4回の感想記事を御覧下さい)で、実鈴は河合と偶然鉢合わせした。河合の家がこの近くだという。河合は八王子在住か。

 

河合は、落ち込んでいる様子の実鈴を見て「よかったらご飯でも行く?」と誘った。

 

この時点のSNSでの反応:

ご飯のお誘いキタ━━
あああああああああ
いーなー、ご飯誘われたい

 

朗読でラブシーン!?

★47分30秒(盛り上がり度:33。今回最高の盛り上がり)

穂波は、佐久良に勧められた古書店に行った。そこで偶然、京子と鉢合わせした。今回はいろいろと鉢合わせが続く。

京子は体調が悪いようで、咳き込んだり、その場に倒れたりした。

 

京子は、最初は穂波の助けを拒否していたが、最終的には穂波におんぶされて自宅へ帰った。一人暮らしだという。

 

そこで二人で「回転ドアは、順番に」を朗読した。この本には短歌が書かれていて、男女の歌が交互に出現する。

穂波「観覧車 昇るよ 君はストローをくわえて 僕は氷を噛んで

京子「隕石で 手を温めていましたが こぼれてしまう これはなんなの

 

二人はこの本で、観覧車に乗り、隕石を二人で持ち、抱きあったまま朝を迎え、回転木馬に乗り、果物の好みを尋ね、キスが好きかを尋ね、ひまわりの擬態をして一晩待ち、ホチキスのような口づけをして、スリッパのまま抱き合った。

 

これは、ラブシーンだったのだろうか・・・? このドラマではこれまでも、朗読中に本の中の世界に飛ばされることはあったが、まさかこんなシーンが待っていようとは。

二人の声は、とても、アダルティーな感じがした。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

「河合 雄一 可愛い ご飯 誘う」「次回予告 編み物」「面白い」「穂波 京子先生」「なんか ドキドキ」などのコメントが多かった。

「穂波 ゼミ」とあるのは、穂波がゼミでも極めて朗らかで、初めてゼミ生と食事に行ったシーンもあったため。穂波はとても明るい性格になっていた。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

相当に高い評価となっている。

実は今回、裏では金曜ロードショーでハリー・ポッターをやっていた。それに『コウノドリ』が先週から始まった。

一方でこのドラマは1週間空いてしまったという逆境もあった。

 

SNSでの言及数は、前回から2割ほど減った。上記のようなことが原因と考えられる。

それでもなおかつこのドラマを視聴した人たちだ。よほどこのドラマや出演者が好きなのだろう。それにふさわしい満足度の高い回だったと思う。

 

最後の穂波と京子のシーン。あれはやってみたくなってしまった。やってみたら妙なドキドキ感に襲われそうだ。新鮮だと思う。最近マンネリになっている方はいかがだろうか。でもあの二人の声だから成立するのかもしれない。

もう一度書きますが、お二人が読んでいたのは「回転ドアは、順番に」(作:穂村弘 東直子/装画:三嶋典東、NHK公式より)です。

感想・評価この声をきみに

Posted by tomo