『この声をきみに』「天ぷらそばのツライとこ」で飯テロ、「HERO」になったと思ったら勘違いなど第7話感想

感想・評価この声をきみに

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHKドラマ10枠『この声をきみに』第7話(2017年11月3日22時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回の記事はこちら

今回はついに京子先生の秘密が明らかになりました。

穂波は、彼女の「HERO」になろうとするのですが・・・!

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は河合雄一役の戸塚祥太さん。前回、自身がトランスジェンダーだと金曜メンバーに告白した。視聴者の間では、第1回から彼のカーディガンが注目され続けてきたが、最近はカーディガンを着ていない。トランスジェンダーの告白によって、カーディガンという鎧を脱いだ、ということだろうか。今回はピンクのトレーナーや赤紫っぽい色のセーターを着ていた。

今回、男性組と女性組で別行動があったのだが、河合は女性組に参加。

 

 

2位は穂波孝役の竹野内豊さん。第1回からは考えられないまったく別人のような明るい性格となった。離婚調停中の妻・奈緒からも「変わった」と言われる。朗読が彼を変えたのだろう。そして京子先生との出合いが彼にとって転機となったのは間違いない。

 

3位は江崎京子役の麻生久美子さん。朗読教室の先生。今回、ついに京子先生の過去が明らかになった。これまでも噂にはあったのだが、やはり短期間ではあるがモデルやタレントとして活動していた。しかしその最中、ある男との出会いによって辛いを思いをすることになる。

 

4位は磯崎泰代役の片桐はいりさん。今回、男性組と女性組が別行動したのだが、磯崎は男性組に参加。河合が彼女のことを「最近、きれいになったと思いません? もしかしたら恋なんかしちゃってるのかな」と、女性組のみんなに言っていた。誰に恋しているのだろうか。

 

5位は佐久良宗親役の柴田恭兵さん。朗読教室「灯火親」主宰。時々ジョークを言う。しかしジョークに聞こえないときもあるよ。

 

6位は福島邦夫役の杉本哲太さん。通称クニー。船乗り。今回は「相談に乗るよ。船乗りだけに」というギャグを放った。

7位は熊川絵里役の趣里さん。住宅メーカー用品のショールームに勤務している。彼女も、朗読によって性格が変わったという。

 

8位は稲葉実鈴役の大原櫻子さん。声優を目指している。前回は失恋したが、心は成長しているようだ。

9位は奈緒役のミムラさん。離婚調停中の穂波の妻。穂波の変化を感じている。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

 

女子組の活動

★26分30秒(盛り上がり度:33)

住宅用品メーカーのショールームで働いている熊川絵里を、柏原喜巳子(堀内敬子)、実鈴、そして河合の3人が見に来た場面。

 

絵里が真面目に仕事をしているところに、実鈴が「えーりさん!」と声をかける。

キッチンの陰から、3人がひょこっと顔を出す。実鈴が「絵里さんの制服姿、見に来ちゃいましたぁ」と言った。

 

SNSは、3人(特に河合)の可愛さに大興奮の様子。

この時点のSNSでの反応:

河合くん可愛いな
くっそwwwかわいいか
かわいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
マジ女の子の行動
ひょこっと顔出す3人、可愛すぎた

 

天ぷらそばのツライとこ

★31分(盛り上がり度:48。今回最高の盛り上がり)

穂波は、クニーから「男だらけの朗読会」に誘われていた。穂波は父親の定男(平泉成)を誘ってその朗読会へ。

 

磯崎は、クニーが穂波を誘っているところをこっそりと聞いていて、男装して朗読会に紛れ込んだ。

 

その「男だらけの朗読会」こと「注文のない朗読会」では、クニーが堂々たる調子で「天ぷらそばのツライとこ」(作・絵:東海林さだお)を読んだ。

 

天ぷらそばのツライとこ」は、天ぷら(かき揚げ)そばを食べるだけの話なのだが、かき揚げがいかにして出汁を吸って旨くなっていくか、それをいかにして食べるかという、リアルな描写が、穂波、定男、磯崎の胃袋に突き刺さる。

違う局だが「孤独のグルメ」が始まったかのような、食欲をそそる描写だった。

 

定男は我慢できなくなり、思わず朗読会を抜け出した。

 

SNSでも天ぷらそばを食べたくなった人達が多くいた。

この時点のSNSでの反応:

天ぷら蕎麦食べたくなる
かき揚げ天ぷら蕎麦食べたーい!
杉本哲太の朗読でまさかの飯テロ!

 

HERO

★43分(盛り上がり度:24)

京子先生が朗読教室を辞めるという。

穂波は実鈴から、灯火親の外を京子が歩いていたことを聞いて、京子を追いかけた。

 

京子は男といた。穂波は、京子がまたあの投資詐欺師(後述する)と一緒にいるのだと思い、京子の手をつかんで二人で男から逃げた。

 

遠くまで逃げたところで、京子から意外な一言が出た。

京子「さっき一緒にいたのは、兄よ

 

穂波、痛恨の勘違い。

 

この時点のSNSでの反応:

兄wwwww
だよね、違う人だよねw
お兄ちゃんかわいそうw

 

この時、バックで絵里が朗読していたのは、Mr.Childrenの「HERO」の歌詞(作詞:桜井和寿)。

2002年12月に発売され、NTTドコモのキャンペーンソングとしても使われた有名曲。もちろん当時オリコン1位。ロングヒットとなり、翌年度の年間売上9位にもなっている。

桜井和寿さんが小脳梗塞で加療し、半年間音楽活動を休止し、復帰後に初めて出した曲でもある。初回限定盤はいわゆる「飛び出す絵本」のように、描かれた人が飛び出すようになっている。

 

NHK公式サイトで朗読シーンの動画が公開されているので、もう一度御覧になることもできます。

http://www.nhk.or.jp/drama10/myvoice/html_myvoice_story_07.html

 

※第5回以降の朗読シーンが公開されています。

 

次回は最終回

★47分30秒(盛り上がり度:39)

穂波はついに、京子に思いを伝えた。大声で。

 

穂波「僕は京子先生が好きだあああああ!!!

 

穂波「人間として感謝しているし、尊敬もしてます。先生として。女性としてはよくわからない。やっかいな女だ。ただ、ただ、僕の線と君の線は、こう、交差している。それも一度だけじゃない、何度もだ。放っておけないんだ。気になって仕方ないんだ。君のこと。僕は・・・僕は・・・!

 

ここで今回は終わり。そして次回は最終回だという。しかも、1週間お休みして、2週間後となる。

この時点のSNSでの反応:

えー!2週間待たされるの?
次が最終回なんて信じられない
次回最終回だなんてさびしい

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

京子先生は、若い頃、小さなモデル事務所に登録してタレント活動をしていた。

そんな時、ある男からプロポーズされて、モデル事務所を辞めた。

しかしその男は投資詐欺師だった。男は海外逃亡。京子は、警察から共犯者として事情を聞かれた。

 

京子は釈放され、男は逮捕されたのだが、京子は男を信じていた。しかししばらくして、彼が他の女性にも求婚していたことが判明。京子はそれ以来、一人で生きていこうと決心したのだった。

 

男は刑務所から出てくると京子に連絡してきた。男は「もう一度やり直したい」などと言うが、京子は断った。すると男は「金を貸してほしい。貸してくれたらもうつきまとわない」と言ってきた。

京子は、決別したくて金を貸してしまった。

 

(穂波はそのことを聞いていたから、前述の兄を詐欺師だと勘違いして、京子の手を取って逃げたのだ)

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

ドラマ 好き」「竹野内豊 最高」「河合雄一 ピンク 女子 可愛い」「最終回 寂しい」「穂波 京子先生 変わる」「穂波孝 告白」「穂波 今回 ヒーロー」「HERO ミスチル 朗読」などのコメントが多く投稿された。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

相当に高くなっている。すべての項目が平均を大幅に超える値となった。

私個人的にも、好きな展開の話だ。朗読シーンの面白さとストーリーの絡みが絶妙。

そこに役者陣の丁寧で破綻のない演技も合わさって、良く仕上がっていると思う。今更だけどキャストもほんとうによく役にマッチした感じだ。こういう時ってきっと、役者陣の中に、だれか現場の雰囲気を上手につくって引っ張っている人がいるんだと、勝手に推測する。佐久良先生かな。こうやって演じてみたらどうかな? とか言い合ったりしていて。

 

次回最終回。早く来てほしいような、いつまでも待っていたいような。