『奥様は、取り扱い注意』最終回の感想・評価。ラストは映画化や続編が前提のような終わり方で不満

感想・評価奥様は、取り扱い注意

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

日本テレビ水曜ドラマ枠『奥様は、取り扱い注意』第10話=最終回(2017年12月6日22時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

今回は菜美の旦那さん、勇輝(西島秀俊)の正体が明らかになりました。あの恐ろしい目は只者じゃないと思っていましたが公安って・・・MOZUかよ・・・CRISISかよ・・・。

 

そしてラストについては、後述しますが批判的意見も多くありました。スッキリとした完結ではなく、映画化か続編を前提としているかのような終わり方でした。

この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は伊佐山勇輝役の西島秀俊さん。正体が明らかになった。公安の人間だった。これまで菜美を監視していたのだ。

だが菜美に一目惚れしたというのは本当。結婚から1年、もし菜美がこのままおとなしくしていれば、監視対象ではなく、本当の夫婦としてやっていくつもりで、それは上にも許可を得ていた。

だが菜美はここ最近、様々な事件を解決。行動が目立ってきた。勇輝は、彼女の行動が上にバレないように必死に隠し、本当の結婚にこぎつけようとしていたのだが・・・。

 

2位は伊佐山菜美役の綾瀬はるかさん。元特殊工作員。中国で死んだことになっているが、実はその半年前から勇輝に監視されていた。普通の生活をしたくて主婦になったが、やっぱり特殊工作員時代のスリルを忘れられない。

 

3位は横溝健役の玉山鉄二さん。町で起こっている事件の黒幕。闇の組織のリーダーといったところ。

4位は佐藤京子役の本田翼さん。夫に浮気されたが、彼への愛は変わらないようだ。姑は夫を家から叩き出した。戻ってくるのを待っている。純粋な子だ。

 

5位は大原優里役の広末涼子さん。罠にハマって浮気し、その証拠映像を横溝の組織に握られた。横溝は優里に、体を売るように要求している。

 

6位は佐藤良枝役の銀粉蝶さん。浮気した息子を家から叩き出した姑。京子に優しい言葉をかける。

7位は小雪役の西尾まりさんさん。表ではクリーニング屋、裏では情報屋。前回は勇輝に脅されて、菜美に嘘をついた。だが今回は、彼が公安の人間であると、菜美に報告した。

 

8位は大原啓輔役の石黒賢さん。これまで優里をほったらかしにしていたことを反省。急に優しくなっている。浮気してしまった優里にとっては、彼の優しさが痛い。

9位は佐藤渉役の中尾明慶さん。浮気して、母親に家を叩き出された京子の夫。ホテルに滞在。京子を一生愛し、養う覚悟ができてから、家に戻るという。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

終盤に巨大な盛り上がりがあります。総投稿数は約1万6000。この枠のドラマはいつもSNSが盛り上がりますが、これはさすがにすごい。

 

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

菜美と勇輝の夫婦喧嘩が勃発

★12分30秒(盛り上がり度:211)

菜美は、勇輝の正体が公安の人間であることを小雪から聞いた。菜美は、自宅に取り付けられていた監視カメラをすべて外して、勇輝の帰りを待っていた。

 

勇輝が帰宅。外された監視カメラを見た。

菜美は、料理していたそのナイフを突然、勇輝に投げつけた。勇輝はカバンでブロック。

そこから、二人は静かに歩み寄り、格闘アクションシーンが始まった。このドラマ、ほぼ毎回のように綾瀬はるかさんのアクションシーンがあるのだが、ついに夫婦対決とあってSNS上はこれまでにない盛り上がりを見せた。

 

一進一退の攻防の格闘中に、二人が写った写真が飾られた写真立てが、棚から落下して割れた。

それで二人はふと我に返ったようだ。菜美は「お茶とコーヒー、どっちがいい?」と聞き、勇輝は「お茶がいい」と言った。勇輝は、割れた写真立てを拾い上げ、見つめた。

この時点のSNSでの反応:

こんな壮絶な夫婦喧嘩見たことない
今まで見た夫婦ゲンカ史上、最高クラスwww
二人とも強すぎるww

 

約2分間で10人を倒す長回しアクション

★62分(盛り上がり度:179)

横溝の組織に、京子が誘拐された。菜美は彼女を救出するため、川西町の倉庫へ。

 

そして横溝の組織の屈強そうな男たちを相手に、菜美が本日2度目のアクションシーン。

 

10人の男どもを次々にバッタバッタと叩きのめし、ぶっ倒した。

合計2分間、長回しのアクションシーンだと思う。

 

菜美は全員を倒し終えると「うあああああああああ!!! 気持ちいいいいい!!!!」と叫んだ。

 

この時点のSNSでの反応:

アクションシーン、いつ見てもすごい
一人一人順番に来るの草wwww
発狂したかと思った

 

ただ、このアクションシーンはすごいことはすごかったのだが、SNS上では最初の勇輝との戦いの方が面白かったとか、一人一人が順番にやってくる(時々二人セットもいたけど)ことに興ざめする、スピード感がないなどの意見もあった。

また、綾瀬はるかさんは別のドラマ(精霊の守り人)で短槍を持つ役(主演:バルサ)を演じているため「槍を持たせてやって」などという意見も多かった。

 

玉鉄との直接対決、回避される

★66分30秒(盛り上がり度:208)

ついに菜美が横溝と直接対峙・・・かと思ったが、横溝はあっさりと京子を開放し「今回は見逃してやるよ」と言った。

菜美は「ふざけるな。私があんたを見逃してやるんだ」と返した。

菜美は、横溝の悪事の証拠を抑えており、それをネタにして横溝に「私達の町から手を引け」と言った。

 

横溝はここでもあっさり「わかった」と返事。そして去っていく菜美に「行くところがなくなったら、俺のところにこい。お前があんな町に、収まってられるはずがないんだからな」と言った。

 

結局、横溝と菜美の直接対決はなかった。

 

この時点のSNSでの反応:

玉鉄あれで終わり?
玉鉄、そんな終わり方ある?
終わりかよぉ…すっきりしねえ

 

このような結末は、映画化か続編の伏線であろうという意見が多かった。

日テレといえば、前期のドラマ愛してたって、秘密はある。」の最終回で、「最終回の続きはHuluで」という手法を使って批判を浴びた。さすがに「今回は続きはHuluで」ではなかったが、ややスッキリとしない結末だった。

映画化か第二期としての続編、またはスペシャル版があるのはほぼ確実だと思う。映画や続編を作りやすい構成のドラマだし、視聴率も最近のドラマにしては良かった。

 

映画化されそうな終わり方

★70分(盛り上がり度:741。今回最高の盛り上がり)

ラストのシーン。

菜美は横溝の組織との戦いを終え、帰宅。

菜美の心の声「愛する人の待つ、帰るべき家がある。私が欲しかったのはそんな生活のはずだった。でも、戦いの最中に私は気付いてしまった。私が欲しいものは・・・

 

家には、二度と会えないかもしれないと思っていた勇輝がいて、彼は「おかえり」と言った。

しかし次の瞬間、勇輝は菜美にピストルを構え「動くな」と言った。

 

菜美の心の声「なんというスリル

暗転。

菜美の心の声「やっぱりこの人を、愛している

銃声。

 

終わり。

 

この時点のSNSでの反応:

で、映画に続くの?ずるいな…
何よ、この終わり方!!
うそだ!ここでおわりなんて!
終わり方の意味がわからーん
めっちゃバッドエンドじゃね??????胸糞悪すぎ

 

ここからは、あらすじ又はネタバレが含まれる部分。下記のボタンで飛ばすこともできます。すでに視聴した方やネタバレ気にしない方はぜひお付き合い下さい!

その他あらすじ、ネタバレ等

ストーリーは公式サイトのあらすじも参考に。

 

横溝から脅されていた優里は、結局、旦那に全てがバレることを覚悟で横溝の要求を突っぱねた。

優里は顔に怪我をさせられ入院したが、結果的に横溝は町から撤退したので、優里の浮気の件は旦那にバレずに片付いたはず。

 

京子の旦那・渉は、京子を一生愛し養う覚悟が出来たようで、自宅に戻ってきた。京子は戻ってきた彼を抱きしめていた。

 

このように、一応、優里と菜美の家の問題は決着を見た。

 

あとは菜美の家の問題だが・・・やっぱり第二期か、映画だろうか。

ここまであらすじ・ネタバレが含まれる部分でした。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

面白い」は高いが、総合的には平均程度の値となった。

今回は、このドラマの総決算のようなアクションシーンがあり、伏線も(ある程度は)回収され、優里や京子の家庭の問題の解決もあって、評価が高いものと予想していた。

 

だがやはりラストが評価を悪くしてしまった。前述のように、前期のドラマで「続きはHuluで」をやってしまった日テレへの信頼感の低下もあって、続編や映画化が前提のようなラストには、視聴者の間に批判や戸惑いも多くあった。

 

最後の銃撃はそれほど悪くはないとは思うが、横溝との直接対決が回避されてしまったのはなぜなのか、意図がわからなかった。やっぱり映画で対決するのかな。

続編や映画化があるのはもちろん良いのだが、このドラマはこのドラマで、一応スッキリと完結させてほしかったと思う。それ以外はよくできていた。お疲れ様でした。