『奥様は、取り扱い注意』深刻なテーマ、格闘アクションなし、スッキリしない解決で厳しい評価に-第6話

感想・評価奥様は、取り扱い注意

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

日本テレビ水曜ドラマ枠『奥様は、取り扱い注意』第6話(2017年11月8日22時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回の記事はこちら

前回も一風変わったストーリーでしたが、今回もまたイレギュラーなストーリーだったと思います。さて評価はどうだったか。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

1位は伊佐山菜美役の綾瀬はるかさん。某国の元特殊工作員。少女時代、暴走族を一人で壊滅させた経験を持つ。以下が当時の写真だ。

そんな彼女を、牧師の島田が拾ってくれた。

 

2位は伊佐山勇輝役の西島秀俊さん。菜美の旦那。最近夫婦仲(夜的な意味で)はうまくいっているのだろうか。

 

3位は吉岡靖子役の芦名星さん。今回のゲスト。彼女の夫・達郎(竹財輝之助)が亡くなる事件が発生した。菜美とはフラワーアレンジメント教室にて知り合う。

4位は佐藤京子役の本田翼さん。フラワーアレンジメントをしようと教室に通うが、才能がないことが発覚してしまう。

 

5位は加藤冴月役の酒井美紀さん。今回のゲスト。吉岡の友達である。事件の日、藤村千尋、菜美とともに吉岡の家を訪ね、達郎が亡くなっているのを発見する。

6位は大原優里役の広末涼子さん。束縛夫に愛想を尽かし、合コンに行こうとしている。

 

 

7位は、謎の男を演じている玉山鉄二さん。前回のラストで登場したが、今回は出番がなかった。優里を何らかの罠にはめようとしている。

8位は大原啓輔役の石黒賢さん。優里の夫。優里の行動を怪しみ、スマホを盗み見ようとするがロックがかかっていて失敗する。

 

9位は藤村千尋役の原田佳奈さん。今回のゲスト。吉岡の友達。事件の日、吉岡の家を訪れる。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

ストーリーについては公式サイトも参考にして下さい。

 

事件が発生

★10分(盛り上がり度:65。今回最高の盛り上がり)

菜美は、冴月から町内の広報誌の取材のため、自宅に来るように言われていた。

菜美が彼女の家に行ってみると、靖子と千尋も玄関前にいた。ふたりとも、この後用事があり冴月を待っているという。

 

しかし時間になっても冴月は家に帰ってこない。靖子と千尋は、吉岡家のことをよく知っており、合鍵の隠し場所も知っていた。合鍵を使い家の中に入った3人。

 

するとリビングで、冴月の夫・達郎が倒れて亡くなっていた。

この町で最も深刻な事件が発生してしまった。

この時点のSNSでの反応:

サスペンスドラマか
この2人早速怪しい
うわー胸にグッサリだー

 

住居侵入罪アクション

★45分(盛り上がり度:54)

菜美が、千尋の家に侵入したシーン。

菜美は野球ボールを彼女の家のガラス戸にぶつけ、それを千尋が拾って玄関から外に様子を見に行ったスキに侵入した。

 

菜美は特殊工作員である。まんまと証拠品のフラワーバッグを盗んだ。

 

今回のアクションシーンは、これまでのような格闘シーンではなくて、広い家を使ったかくれんぼアクションみたいな感じだった。

 

菜美は、誰にも見つからず目的を遂行した・・・かと思いきや、最後の最後で、塀から飛び降りたところを近所の子供たちに見つかってしまった。

 

いい子は真似しちゃダメよ」と優しく言う菜美であった。

 

この時点のSNSでの反応:

マネってゆーか、できないよw
子供たち逃げてー!
忍者みたいw

 

自首か、町を出るか

★61分(盛り上がり度:64)

事件の犯人は、冴月、靖子、千尋の3人だった。

話を聞いてみると、彼女たちにも事情はあった(後述する)。

 

菜美はその話を聞いて、自分はこの件を裁かないと宣言。ただし、警察に自首するか、町を出ていくかを彼女たちに選ばせた。

 

彼女たちは、町を出ていくことを選択。こうしてこの町で最も深刻な事件は幕を閉じた。

 

ラストシーンでは、勇輝が菜美を抱き寄せた。菜美は「心臓の音が聞こえる。ドクンドクンて」と言った。そして「愛する男の鼓動を聞くだけで、悲しみが薄れていく。やっぱり、私はただの女だ」と心で思った。

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

事件の真相はこうだ。

 

靖子と千尋は、約15年前の短大生時代、冴月の夫・達郎から犯罪被害を受けていた。

睡眠薬を飲まされ、無理やり。

だが、恥ずかしさや世間体から2人とも達郎の犯罪を告発できなかった。

 

それから15年後、二人はこの町にあの犯罪者がのうのうと暮らしてることを知る。それが許せなかった。

 

冴月も二人から話を聞くうち、自分の夫が過去に幾度となく同様の犯罪を犯してきたことを確信。

 

3人で、達郎を亡き者にする計画を思いついた・・・というわけだった。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

今回 アクション なかった(あの住居侵入シーンが一応アクションだったが、これまでのような派手な格闘アクションはなかった)」「旦那 西島秀俊 公安警察(西島さん主演のドラマMOZUの役から)」「奥さん 怪しい」「主婦 探偵 菜美 推理」などのコメントが多く投稿された。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

低い。前回もやや低かったが、今回はそれを大幅に下回る低さとなっている。

 

低い理由はまず、今回の事件の背景となったテーマだろうと思う。これまでこのドラマはコメディチックに描かれてきたが、今回の事件は深刻な背景があり、コメディでは描けないテーマだった。それゆえに、視聴者が期待してたような、痛快な展開にならなかったと思われる。

 

また、ラストもすっきりしない解決だった。あれほどの事件(マスコミが大騒ぎする描写もあった)、自首しなくてもいつかは犯人が明らかになるだろう。証拠品のフラワーバッグを1枚処理したからといって、逃れられるような罪ではない。そのあたりもあって、やや陳腐なラストになってしまったかもしれない。持ち味だったはずの爽快さも欠いた。

 

さらに恒例のアクションシーンが、これまでのような格闘アクションではなく、住居侵入罪アクションだったのが、不評だった可能性がある。

 

基本的に1話完結型のドラマは、飽きとの戦いもある。どうしても同じような展開だと視聴者が飽きてくるからだ。と言っても今回のように捻って逃げたようなストーリーでは、さらに評価を下げてしまうと思う。

 

でも次回は、また面白そうですけど。優里ついに合コンかな。