『さくらの親子丼』第3話-過干渉な親の支配で摂食障害になった先生の闇

感想・評価さくらの親子丼

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

東海テレビ製作・フジテレビ系オトナの土ドラ枠『さくらの親子丼』第3話(2017年10月21日23時40分~)を視聴した感想・評価の記事です。

さくら(真矢ミキ)が、古書店の片隅に「たまりば」という場所を作って、そこでお腹のすいた子供や少年(大人も)に親子丼を食べさせるという話なのですが、今週もまた問題を抱えた人がやってきました。しかもそれは学校の先生。

なお今回は第3話ですが、これまでのように一話完結ではなく第4話へ続く事件です。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

役名キャスト言及数グラフ

1位は中西俊太役の塚田僚一(A.B.C-Z)さん。毎回恒例の「今週の肉Tシャツ」は「我慢」。白地に黒色で縦に大きく。今回は登場シーンは多くありませんでしたが、重要なことを口走ってしまいます。

2位は九十九さくら役の真矢ミキさん。主演。古書店「九十九堂」を経営。17年前に息子を亡くしている。あざみとは因縁がある。初回の記事を参考にしてください。

 

3位は二宮あざみ役の吉本実憂さん。最初はガッチガチの不良だったけど、さくらとの出会いで変わりつつあるようだ。最近は「九十九堂」に住んでいる。

 

4位はさくらの娘・九十九恭子役の本仮屋ユイカさん。フリーライターをしている。今回、あざみの犯罪(仲間らとともに自動車窃盗)を目撃する。あざみの不良仲間であるリエを追う。

 

5位は御代川由希先生の母親、峰子役の森口瑤子さん。娘には、幼い頃から過干渉に接してきた。厳しい教育をして、由希のイラストレーターになりたいという夢を諦めさせ、学校の先生にさせた。そのために娘は歪んでいく。

 

6位は御代川由希役大西礼芳さん。小学校の先生だが、闇を抱えている。摂食障害で、大量に食べては嘔吐することを繰り返している。多額の食費を捻出するため、修学旅行の積立金に手を出す。教え子には体罰もしてしまう。

彼女の性格の原因となっているのは、母親の過干渉だと思われる。いまだに、母親には「いい子」を演じている。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

過干渉な親

★33分30秒(盛り上がり度:26)

キャストのところで書いたが、由希の母親・峰子はとにかく過干渉だった。

由希には幼い頃から多くの習い事をさせた。描いた絵の出来が悪いとビリビリに引き裂いた。逆に絵の出来がよくて由希が「将来イラストレーターになりたい」と言った時もビリビリに引き裂いた。学校の先生にさせたかったからだ。娘を完全に支配した。

 

そんな子供時代を送っていたから、由希は今も摂食障害に苦しんでいる。大量に食べては吐く。多額の食費を捻出するために修学旅行の積立金を横領。教え子には体罰まがいの行為。

 

ある日、ついに由希は校長先生に呼び出されることになった。

娘が呼び出されることを知った峰子は、何の理由で呼び出されたのか気になるが、娘がいい子だと信じて疑わない。きっと娘の髪型が先生にしては暗すぎるからだ、と感じて、彼女の髪を切った。

この時点のSNSでの反応:

悪い方向に行ったカホコ
みてると心が痛い
毒親こわくて観てられない

 

今週の肉Tシャツ

★37分(盛り上がり度:33)

俊太が登場した。今週の肉Tシャツは「我慢」。

 

恭子は、フリーライターとして、正木リエ(柳美稀)という不良少女を追っている。リエの仲間にあざみがいる。

俊太は、あざみが九十九堂に居候していることを恭子にうっかり(?)教えてしまった。

あざみは恭子にとっても、兄を葬った犯人の娘だという因縁がある。だがさすがに俊太は、そのことは恭子に言わなかった。

 

摂食障害に気付くさくら

★54分30秒(盛り上がり度:34。今回最高の盛り上がり)

由希としても、自分を変えたい、誰かに自分を止めて欲しいという気持ちはある。しかしなかなか止められない。体罰の件や、修学旅行の積立金の件を校長先生からやんわりと聞かれても、止められなかった。

やがてお金が尽きて、もうお店では食べることができなくなった。

 

すると由希は九十九堂に現れ、親子丼を食べていった。

 

さくらは誰でも歓迎である。さくらは彼女を見て、摂食障害であることに感づいたようだ。

 

由希が九十九堂から帰った後、ある女性が現れる。母親の峰子だ。

 

ここで今回は終了。次回へ続く。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

お母さん ママ 怖い」「深い闇」「今週 肉Tシャツ 我慢」「俊太 塚田僚一 癒される」「面白い」などと感想が投稿された。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

今回は、総合的には低くなっている。

理由としては、かなりエグめの闇が描かれたことと、それにしては救いがほとんどなかったことが挙げられる。

学校の先生の摂食障害の件に加えて、さくらの娘・恭子が追っているリエの事件もある。

 

リエは以前、グループ同士の抗争を起こし、その現場に偶然いたまったく関係ない人を(人違いで)リンチして意識不明にさせてしまっている。その人の意識はいまだに戻っていない。だがリエは既に社会に出てのうのうと犯罪を繰り返しながら暮らしている。

そしてあざみの母親の事件。このような主に3つの事件が絡み合い、ほとんどの場面でずっとシリアスあるいは胸くそ悪い描写が続いた。

しかも今回は1話完結ではなく、次回に続くということでスッキリし難かった。

 

ただし「面白い」の数字は平均的となっていて、視聴している人は決して「つまらない」と思っているわけではなさそうだ。

次回次第、ということですね。

感想・評価さくらの親子丼

Posted by tomo