『さくらの親子丼』俊太(塚田僚一)の「肉の日」Tシャツ、確かに29日になってから着用された-第4話

感想・評価さくらの親子丼

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

東海テレビ製作・フジテレビ系オトナの土ドラ枠『さくらの親子丼』第4話(2017年10月28日23時40分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回と今回で前後編ものです。

摂食障害で、児童には暴力をふるい、修学旅行の積立金を着服した女性の先生と、彼女を支配する母親の話です。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は九十九さくら役の真矢ミキさん。こんな人がいればいいなぁと感じるさくらさん。17年前に息子を亡くしている。経営する古書店「九十九堂」の片隅で、お腹が減った人たちに親子丼をふるまっている。

 

2位は中西俊太役の塚田僚一(A.B.C-Z)さん。肉屋店員。さくらとは飲み仲間で彼女の相談を聞いたりする。元暴走族リーダー。このドラマの中ではほとんど唯一、明るい存在。

このドラマの放送は10月28日の23時40分からだった。

そして日付が変わって29日になると「肉の日」Tシャツを着用した。詳しくは後述する。

 

3位は二宮あざみ役の吉本実憂さん。さくらとの出会いで変わりつつある不良。九十九堂に住んでいる。さくらとの関係は初回の記事参照。

 

4位はさくらの息子・九十九悠平役の大地伸永さん。17年間に亡くなったさくらの息子。犯人はあざみの母親である。

 

5位は御代川由希役大西礼芳さん。前回からのゲスト。小学校の先生だが、闇を抱えている。摂食障害。大量に食べては嘔吐する。食費捻出のために修学旅行の積立金を着服。体罰もする。今回はさらに、多額の借金を抱えていることもわかる。

 

6位は御代川峰子役の森口瑤子さん。由希を支配する母親。極端なほどの過干渉であり、娘の全てを決めようとする。一方、由希もそんな母親に全てを委ねようとする部分もある。由希が先生になることも、母親が望んだ結果だった。

 

7位は玉置玄役の矢野浩二さん。九十九堂でいつもクレヨンで絵を描いている男。おそらく知的な障害があると思われる。「いらない色はありません」が口癖。そんな彼に、あざみが白いクレヨンはいらないじゃんと言ったが、玄は青い紙に白いクレヨンで絵を描いてみせて「いらない色はありません」を証明した。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

29日になったから肉の日

★24分30秒(盛り上がり度:21)

由希はもうどんどん壊れていった。複数のローン会社から多額のカネを借りたかと思えば、男に体を売ったりもした。彼女の価格は3万円。辛い描写が続く。

 

そこで場面が変わり俊太が登場。肉屋の店先で働く俊太。「いつもありがとうございます! またお願いしまーす!」と接客する彼の姿だけが、このドラマで明るい部分。視聴者は癒される。

Tシャツは、緑地に黒で「肉の日」。

 

この時点のSNSでの反応:

塚ちゃんのTシャツwww
よく通るいい声〜
そういえば今日29日だわ

 

今回の放送は10月28日の23時40分からだった。このシーンの時点では、翌29日の0時4分になっている。ということで、肉の日である。

 

ちなみに5分頃(28日23時45分頃)のシーンや、17分頃(28日23時57分頃)のシーンでは「9割筋肉」Tシャツを着用している。

29日になったから「肉の日」Tシャツを着用したのである。

 

母親の寝室は娘の記念館

★37分(盛り上がり度:21)

母親・峰子から由希への連絡が不通になった。実は由希はさくらのところにいて、さくらが母親からの電話を阻止していたのだ。

 

峰子は焦る。鍵のかかっている娘の部屋のノブをハンマーでぶち壊し、部屋に侵入する。

娘の部屋を見て愕然とする峰子。コンビニで買ったと思われる食品の大量のビニール袋、飲み物の缶やコンビニの食品容器のゴミ、嘔吐物を入れると思われるバケツ。

 

一方、峰子の寝室の壁には大量の写真(娘の成長を記録したものだ)や表彰状が飾られている。棚にはビデオや、娘の子供の頃の思い出の品、成長記録が陳列されている。まるで娘の博物館か記念館のようだ。

 

そこにさくらが訪ねてきた。峰子は、娘の捜索を手伝ってくれと言う。

 

この時点のSNSでの反応:

怖い怖い怖い怖い…
お母さん、病院いこう
まじでやばいひと

 

思い出の品を焼却

★51分(盛り上がり度:20)

さくらは、由希がこれまでどういう状態だったかを峰子に話した。体を売ったことや、摂食障害のことも。峰子は呆然としていたが、さくらの説得によって娘離れすることを決意した。

一方さくらも、峰子の説得を通じて、17年前に亡くなった息子との本当の別れを決意する。さくらは「息子から巣立とうと思います」と峰子に言った。

 

さくらは息子の、峰子は娘の、思い出の品を屋外で燃やした。

 

峰子は、娘を残して田舎に帰った。由希は先生を辞めて、夢だったイラストレーターを目指すことになった。

 

今週の肉Tシャツ

★54分30秒(盛り上がり度:23。今回最高の盛り上がり)

恒例の今週の肉Tシャツは「9割筋肉」と「肉の日」だった。

なお「焼却シーンは法令を順守し撮影しています」とのことだ。

 

補足すると、由希が九十九堂に親子丼を食べに来たのは、幼いころ母親から唯一作ってもらったのが親子丼だったため、という理由があった。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

毎週 重い 面白い」「毒親」「母親 部屋 怖い」「今週の肉Tシャツ」などの言葉が多く投稿された。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

面白い」は平均より少し高いが、総合的にはほぼ平均の値となっている。前回よりは少し回復した。だが第1回のような突き抜けた高さはない。

とにかく、俊太以外のシーンは暗い話が続く。重い。かといって最後の解決も、いまいちスッキリしない。母親は逃げるように田舎に行ったし、イラストレーターってそんなに簡単になれるものなのか、生活はどうなるとか心配になる。由希が親子丼を食べに来た理由も、取ってつけたようなものだった。これが第1回だったらまだ新鮮でいい。初めて観る人や2回目ならまだいいが、もう第4回なので視聴を続けている人は不満だったかもしれない。

 

しかし、ストレスからくる摂食障害とか親子関係という難しいテーマに正面から取り組んだという点では、SNS上では「感動した」という意見も少なくなかった。

 

次回、ついにあざみが真実を知ってしまうようだ。怖そう。