『リピート』最終回の感想。中途半端なバッドエンド。モヤモヤする終わり方。続きは視聴者の解釈次第

感想・評価リピート

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

読売テレビ制作・日本テレビ木曜ドラマF枠『リピート~運命を変える10か月~』第10話=最終回(2018年3月15日23時59分~)の感想・評価の分析記事です。

いよいよ最終回。このドラマでは初回から番宣ワードとして「大どんでん返し」が繰り返されてきましたが、どんな大どんでん返しがあるのか!? 注目でした。

しかしまあ、面白かった部分もあるのですが、ラストは消化不良、中途半端でややモヤモヤ感が残るような、一応バッドエンド。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

風間 役 六角精児

投稿数:343(1位), ユーザ数:187(1ユーザあたり1.83回)
関連語:風間(298), 六角(61), 精児(25), 最終(43), 回(39), 篠崎(20), 最終回(11), 出来(12), 運命(8)

1位は風間役の六角精児さん。
本来は亡くなるはずの人達をリピートさせ、誰が生き残るか、運命を変えられるかをゲームみたいに楽しんでいたクズ・・・ということだと思うが、最後の場面では違う解釈ができる、ってことですよね。後述します。

町田由子 役 島崎遥香

投稿数:322(2位), ユーザ数:71(1ユーザあたり4.54回)
関連語:町田(209), 由子(285), 島崎(235), 遥香(235), ぱるる(168), 風間(33), 最終(25), 回(22), 鮎美(18), 圭介(16), 復活(15), 回想(6), 運命(5), 世界(5)

2位は町田由子役の島崎遥香さん。
復活を期待された人気キャラ由子だったが、最後まで復活せず。
回想シーンでのみ登場した。

毛利圭介 役 本郷奏多

投稿数:221(3位), ユーザ数:140(1ユーザあたり1.58回)
関連語:毛利(25), 圭介(154), 本郷(40), 奏多(45), 鮎美(44), 由子(17), 風間(11), 記憶(9), 篠崎(9), こんな(6), 結婚(6), 終わり(6), プロポーズ(4), 赤ちゃん(3), 無理(3), 関係(3), フラグ(3)

3位は毛利圭介役の本郷奏多さん。
リピート前の世界で、鮎美にプロポーズした。これは明確なフラグだった。
リピート後の世界では、リピート前の記憶がなかった。

篠崎鮎美 役 貫地谷しほり

投稿数:207(4位), ユーザ数:135(1ユーザあたり1.53回)
関連語:篠崎(34), 鮎美(164), 貫地谷(47), しほり(41), 最終(56), 回(50), 風間(61), 出来(14), 六角(10), 終わり(8), 原作(5)

4位は篠崎鮎美役の貫地谷しほりさん。
無理な運動(道路に飛び出した子供を救出)をしたせいで、自分のお腹の赤ちゃんを失ってしまった鮎美。
こうなったらもう、再リピートを決意する。

天童太郎 役 ゴリ

投稿数:111(5位), ユーザ数:74(1ユーザあたり1.50回)
関連語:天童(69), 太郎(0), ゴリ(47), ガレッジセール(0), 風間(14), 鮎美(8), 本当(3), 信用(3)

5位は天童太郎役のゴリさん。
彼も再リピートを目指したが、果たしてできるか。

大森知恵 役 安達祐実

投稿数:32(6位), ユーザ数:24(1ユーザあたり1.33回)
関連語:大森(21), 知恵(1), 安達(10), 祐実(9), メモ(3)

6位は大森知恵役の安達祐実さん。
大森は、再リピートしないことを決断。
前回天童にメモを渡していたが、それはリピートの洞窟の場所だった。

坪井要 役 猪野広樹

投稿数:15(7位), ユーザ数:13(1ユーザあたり1.15回)
関連語:坪井(8), 要(2), 猪野(8), 広樹(6), 風間(5), 生き(4)

7位は坪井要役の猪野広樹さん。

久瀬一樹 役 松田悟志

投稿数:11(8位), ユーザ数:9(1ユーザあたり1.22回)
関連語:久瀬(0), 一樹(10), 松田(1), 悟志(1), 忘れ(4)

8位は久瀬一樹役の松田悟志さん。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:最終 回(418), 終わり 方(130), こんな 終わり(34), ハッピーエンド(26), 続編(23), バッドエンド(20), 悲し すぎる(19), 婚約 者(19), 回想 シーン(16), 洞窟(14), プロポーズ(12), お腹 子(10), 消化 不良(10), 流産(10), モヤモヤ(9), 衝撃(9), ダメ(8), しんどい(8), 中途 半端(7), 生き残り ゲーム(7), 不完 全燃焼(7), 悲しい 結末(7), 繰り返す(6), 終わり モヤモヤ(5), クズ(5), 地獄(5)

 

最後の終わり方に関するワードが目立つ。「中途半端」「不完全燃焼」「消化不良」「モヤモヤ」などは同じような意味だろう。「続編」は、最後の消化不良分を続編で回収して欲しいという願望もあると思われる。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

圭介、発砲される

★32分:盛り上がり度:34
この時点の関連語:圭介(5), 六角(3)

リピートの洞窟にて。

鮎美、圭介、天童が3人でリピートしようとしたが、そこに風間も来た。風間は警察に拘束されたはずだったが、ピストルをぶっ放して逃走したのだ。

この場面では、風間が「リピートは終わらせない」と言ってピストルを発砲。それが圭介に当たって、圭介は重症を負った。

この時点のSNSでの反応:

圭介くん!やだ!
え、圭介撃たれた
圭介くんがああああああ

 

圭介、リピートできず

★43分30秒:盛り上がり度:48
この時点の関連語:記憶(6), なかっ(5), 圭介(5), やっぱり(3), パターン(3)

鮎美はリピートに成功した。一緒に圭介もリピートしたはずだったが・・・。

 

鮎美は、リピート後の世界で圭介に会った。

鮎美「圭介くん、よかった!

鮎美は圭介に抱きついたが、圭介は拒絶。圭介には鮎美の記憶がない。

圭介「何するんだよ? 誰だよあんた

 

鮎美は、圭介がリピート直前に亡くなっていたのだと察した。

この時点のSNSでの反応:

やっぱりリピート出来てなかった…
えっ!?記憶なくなってる!
無事リピートしてない…

 

風間、生きていた

★48分30秒:盛り上がり度:45
この時点の関連語:風間(10), 何(3), 鮎美(3), 生き(3)

圭介の家から帰る鮎美。

(一応記念に写真はもらったけど)失意の中、道を歩く。彼女の横を、黒い何者かが通り過ぎた。風間だ。

この時点のSNSでの反応:

えっ?!風間!?
ヤツはまだ生きている…
六角?

 

地獄を味わうことになりますよ

★54分:盛り上がり度:56(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:終わり(17), 方(7), 風間(7), 最終(7), 回(5), こんな(4)

風間は、リピート直前に亡くなったかに思われたがしぶとく生きていた。

風間「篠崎さん、あなた私と同じことをしようとしていますね?
鮎美「同じじゃありません。私はみんなを助けたいんです
風間「私と同じように、地獄を味わうことになりますよ
鮎美「地獄?
風間「いずれわかる時が来ますよ。運命を変えることの恐ろしさが

これまでの思い出がフラッシュバックする。

鮎美の心の声「それでも私はみんなを救いたい。運命を変えたい

・・・というところで終了だった。この場面の解釈については後述。

この時点のSNSでの反応:

気になる終わり方しやがった!
…あれ?終わり?
つづきありげな終わり方…
え?これで終わり?
こんなクソみたいな最終回あります?
結末切ないしスカッとしないなあもう
これはひどい

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

ストーリーは公式サイトも参考に。放送終了後に詳細なあらすじが公開されています。

 

結局、再リピートを果たしたのは鮎美と風間だけだった。

後の人達も生きているのだろうけど、リピート前のことはないことになっている。

 

最後のシーンの風間のセリフに関する考察については、後述の感想のところに書く。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後6分間の各値。

・投稿数:2274(Q1:320, Q2:346, Q3:569, Q4:739, 放送後6分間:300)
・ユーザ数:532(Q1:116, Q2:121, Q3:180, Q4:305, 放送後6分間:253)
・SNSでの影響度数(独自指標):2458

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

各指標は上昇して終えた。初回より高くなっていて、ドラマとしてはある程度の成功を収めたといえそうだ。ちなみにすべての指標で最高は第6回であり、これは由子が最期を遂げた回だった。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

初回からの推移図です。

評価の推移図

最後はやや上昇して終えた。中途半端な評価となった。

 

このドラマが良いと思ったかどうかは、やはりラストの捉え方にかかっていると思う。もちろん、あのラストで面白いと感じた人もいたはずだ。また、ラスト以外はよかったというSNS投稿もあった。

以前にも書いたが、しつこく「大どんでん返し」と繰り返す番宣手法は興ざめ。

実際、大したどんでん返しがあったわけでもなかった。風間が生きていた、ってことぐらいかな。それも取ってつけたような意外性だったし。それよりベタだけど「風間の真の目的は!?」みたいな見せ方のほうが、視聴者の想像が広がっていいと思った。

 

終わり方の解釈について

最後の場面の解釈だが、風間も最初は鮎美と同じように、「亡くなるはずの人を救いたいと思っていた」ということだと思う。

だが何度リピートしても、運命に逆らえずに亡くなる人を見るのが「地獄」だと。むしろリピート前より亡くなる人が増えてしまって、でもみんなを救いたくてリピートする、するとさらに犠牲者が・・・という繰り返しも「運命を変えることの恐ろしさ」ということなのだろう。

 

だからこのドラマに続きがあるとすれば、鮎美も結局、「みんなを救うため」だとしてリピートを繰り返し、運命に逆らえないのを実感することになって、闇に落ちていくのだろう。

 

風間も最初は、正攻法でみんなを救おうとしたはず。しかしうまくいかない。何度もリピートしてやり方を変えて、10回目にはもう実験みたいな、ゲームみたいな感覚になっちゃった、ってことだろうと思う。

 

このあたりの解釈を、視聴者の想像に委ねるのは、あまり好きじゃない。逃げてる感じがする。そもそも風間はなんでリピートできるようになったのか。謎は謎のままだった。

 

キャストは文句ないし、途中までは楽しめたのだが、上記の理由でやっぱり消化不良だった。

お疲れ様でした。

感想・評価リピート

Posted by tomo