『陸王』第2話-謎のEDクレジット2回、Jupiterは評価分かれる、十万石まんじゅうdisられる

感想・評価陸王

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感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

TBS日曜劇場『陸王』第2話(2017年10月29日21時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回の放送から、衆院選の影響で1週間空いて今回となります。どういう話か忘れた方は、前回の記事で登場人物たちの紹介もしていますので参考に。

今回はいよいいよ紘一が、「陸王」に不可欠な素材「シルクレイ」の使用をめぐって発明者の飯山晴之と面会。

並行して、前回怪我を負ってしまったランナー・茂木の苦悩も描かれます。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位はダイワ食品陸上競技部選手・茂木裕人役の竹内涼真さん。前回、レース中に怪我を負ってしまう。その怪我(半腱様筋の損傷)は再発しやすく、フォームの改造が求められている。スポンサードを受けている大手スポーツメーカー・アトランティス社からは、結果を求められている。

 

2位は飯山産業元社長・飯山晴之役の寺尾聰さん。2年前に倒産した会社の元社長。今は妻の素子とボロアパートに暮らしている。素子がパートに出て生活を支える日々。

だが彼には素材「シルクレイ」の特許という財産がある。この特許の独占使用権を、こはぜ屋とアメリカの大手化学メーカー・シカゴケミカルが争う構図となる。

 

3位はこはぜ屋社長・宮沢紘一役の役所広司さん。主演。100年続いている足袋屋の4代目。実直、といった感じの男。足袋だけでやっていくのはジリ貧。

なんとか新しいビジネスを、と銀行員の坂本に提案され、一念発起。ランニングシューズ「陸王」の開発に乗り出した。ソールに新素材シルクレイを使うことを検討。発明者で特許を持つ飯山晴之に会いに行く。

 

4位は紘一の長男・宮沢大地役の山﨑賢人さん。こはぜ屋で働きながら、就職活動もしている。だが就職活動はうまくいっていない。

ツンデレであり、本当は足袋が好き。だがこはぜ屋の将来を悲観している。工学部を出たのに、居酒屋チェーンにエントリーシートを送付しようとしている。それぐらい追い詰められている。採用面接で落ちまくっていると「誰からも必要とされない」という思いにかられる。

 

5位はダイワ食品陸上競技部監督・城戸明宏役の音尾琢真さん。茂木らが所属するダイワ食品の監督。鬼監督って感じで怖いけど、実は選手のことを真剣に考えている。茂木にアドバイスをする。

 

6位は埼玉中央銀行行員・坂本太郎役の風間俊介さん。前回、こはぜ屋への融資をめぐって上司らと対立。別の支店に飛ばされてしまう。だが、こはぜ屋とは今でも良好な関係にある。シルクレイのことを紘一に紹介したのもこの坂本である。

 

7位はアトランティス営業部長・小原賢治役のピエール瀧さん。ビジネスの鬼、非情なビジネスマンといった感じ。立場上しょうがないのだが、選手たちを自社の広告塔としか見てないような人。部下の佐山淳司(小籔千豊)を通じて、茂木にスポンサードを打ち切ることを伝える。

 

8位は晴之の妻・飯山素子役のキムラ緑子さん。夫は遊んでいるが、自身は生活を支えパートに出る日々。夫と二人、ボロアパートに暮らす。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

十万石まんじゅう、disられる

★26分30秒(盛り上がり度:74)

飯山晴之は、米大手化学メーカー・シカゴケミカルに「シルクレイ」の特許の独占使用権を与える交渉をしていた。シカゴケミカルが示した特許使用料は年間5000万円。一方こはぜ屋は、シューズが売れた分だけ応分を支払うロイヤリティ契約をもとめていた。

 

シカゴケミカルの担当者は、晴之を料亭で接待して、「奥さんに」と、手土産にシャンパンと懐石弁当ももたせた。一方こはぜ屋は、紘一が晴之のもとを訪れ、手土産に「十万石まんじゅう」を渡した。

 

シカゴケミカルのお土産を見て感激する素子。

一方、こはぜ屋のお土産を見た晴之は「なんだよ! 饅頭かよ! 手土産ひとつとっても雲泥の差だね」と吐き捨てた。

 

この時点のSNSでの反応:

十万石まんじゅう、全国デビュー!
おい埼玉の誇り十万石饅頭をdisるんじゃない
うまい うますぎる!十万石饅頭!

 

十万石まんじゅう」は埼玉県のご当地和菓子。

こはぜ屋と同じ、行田市で創業した福茶屋(ふくさや)が開発した饅頭。十万石の由来は、当地にあった忍藩の石高から。キャッチフレーズは「うまい、うますぎる」。

埼玉県や群馬県などで販売されている。

 

ご当地ネタだった。

 

茂木、アトランティスに切られる

★38分30秒(盛り上がり度:74)

茂木は、怪我に悩まされていた。レース復帰は遠い。

そこにアトランティスの佐山が来て、彼に事実上のスポンサード契約打ち切りを告げた。

 

ロッカールームで、アトランティスのシューズを履く茂木。今までのアトランティスの厚遇を思い出して、アトランティスのシューズを投げ捨てた。

 

ふと「こはぜ屋」のシューズが視界に入る。

茂木、いよいよ「陸王」を履くのか・・・!?

 

この時点のSNSでの反応:

ついに履くのか…?
いいぞ!そのまま陸王を履くんだ!
履け!履くんだ、茂木ー!

 

だが、ここでは茂木は「陸王」を履かなかった。

 

茂木、陸王を履く

★63分(盛り上がり度:126。今回最高の盛り上がり)

今回最大の盛り上がりは、茂木がついに「陸王」を履いた場面。

 

焦って無理な練習を続ける茂木に対して、監督の城戸が「お前何様のつもりだ。レースも出られないくせに。怪我をしたのも自分自身の責任だ! それがマラソン選手だろうが!」と叱責。そして「もう終わりさ」と言った。

 

しかし続けて「でもな、そこから這い上がる方法が一つある。村野さんが言っているミッドフット着地だ。今までの自分を全部捨てて生まれ変わるしかない」と言った。

村野(市川右團次)とは、茂木のシューフィッター(選手のためにシューズを調整する人)。茂木のことを親身になって考えてくれる人だ。怪我を再発させないために、足の負担が軽いミッドフット着地という走り方を提案している。

 

茂木は、村野が言った「ソールを薄くした方がいい」という言葉を思い出していた。そこにソールが薄い陸王が再び視界に入った。

 

そしてついに、「陸王」を履く。

Jupiterが流れる。

 

この時点のSNSでの反応:

Jupiterきたーー!!!
履いたぁぁぁぁぁぁぁぁ
このBGMがぶち壊し
やっと履いたぞおおおおお

 

Jupiterの評価は分かれる

茂木がついに陸王を履いたのだが、この時前回と同じく「エブリデーイ♪ アイリッスントゥーマイハー♪ ひとりじゃなーい♪」と、Little Glee Monsterがカバーした平原綾香の「Jupiter」が流れた。

 

視聴者の間では、この挿入歌の評価が分かれている。突然雰囲気が違う曲になるので戸惑いを隠せない人も多いようだ。

主は批判派の意見としては「余計」「必要ない」「コレジャナイ感」「合ってない」「安っぽい」「うるさい」「過剰」「平原綾香がいい」などというもの。

この挿入歌を良しとする方の意見としては「泣きそう」「鳥肌が立つ」「感動する」「心にしみた」「センスいい」「涙出る」などというもの。

 

ざっと計算してみたが、75%と25%ぐらいの割合で批判派が優勢となっている。

だがこういう挿入歌は回が進むに連れて慣れてくるかもしれないし、くせになるかもしれないので、今のところの暫定的な評価、ということである。

 

 

寺尾聰、仲間になる

★66分30秒(盛り上がり度:120)

一方、飯山晴之は、紘一に何度も頼まれて「こはぜ屋」の工場を見学した。最初はイヤイヤだったが、そこで稼働している機械をみて目をキラキラさせる。昔を思い出したようだ。

 

その後晴之は、シカゴケミカルから特許使用の件を「なかったことにしてほしい」と言われる。シカゴケミカル社内での検討の結果、一度倒産した人との契約は信用上難しいとのことだ。

 

 

後日、晴之は紘一を古びた倉庫に案内した。

そこで「シルクレイ」の製造機を紘一に見せた。普通に作れば一億円するという製造装置。そして晴之は「特別に格安で貸してやるよ」「シルクレイの特許、あんたに使ってもらうことにした」と告げた。感激する紘一。

 

晴之は、シルクレイの特許使用を認めるにあたり「一つだけ、条件がある」と言う。

 

金のことは後で決めるとして、一番重要な条件は、俺も、あんたのプロジェクトに参加させてくれ。あんたのせいで思い出したよ、シルクレイを作ったときのこと。あんたにも味あわせてやるよ、あの興奮を

 

この時点のSNSでの反応:

展開が嬉しすぎる
仲間になったパルムさん
本当このおじさんツンデレ

 

エンディングのクレジットが2回出た

今回は、エンディングのクレジットのテロップの一部が、何故か2回繰り返して表示された。

 

原作 池井戸潤 陸王 (集英社刊)」から「音楽 服部隆之」「役所広司」「山崎健人」「竹内涼真」「上白石萌音」「風間俊介」までのクレジットだ。

 

これが2回続けて出た。2回目は、その後他の俳優陣のクレジットへ移行した。

 

なぜこんなことになったのか。衆院選で先週1回空いたためとか、その影響で15分拡大したからとかで、編集が変になってしまったのだろうか。いずれにしても意図的なはずがなく、ミスだと思われる。

SNSでちょっとした話題になった。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

茂木 履く シューズ」「リトグリ ジュピター」「茂木 涙」「来週 拡大 楽しみ」「埼玉 行田 饅頭」「パルム 寺尾聰 役所広司」などのコメントが多く投稿された。

 

演技については、寺尾聰さん、役所広司さんの二人への評価が特に高かった。続いて、竹内涼真さんと音尾琢真さんも良かったという意見が多かった。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

かなり高くなっている。

熱い、熱い展開が続いた。

役所広司さんをはじめとしたこはぜ屋の物語と、竹内涼真さんをはじめとした陸上部の物語。今回のラストで2つともが一気に良い方向への転換を迎えるという理想的な流れ。

前述の通り演技も良かった。また男同士のぶつかりあいがたくさん見られると思うと楽しみ。

 

しかしこれだけ理想的な今週のラストだと、今後息切れしないか心配になってくる。取り越し苦労ならよいが。