『陸王』メガネの大橋課長(馬場徹)がデレる。「新しい陸王、完成したら私買います」-第5話

感想・評価陸王

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

TBS日曜劇場『陸王』第5話(2017年11月19日21時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

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今回もいろいろありましたが、個人的な一番は、融資課長の心変わりでした。


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位はダイワ食品陸上競技部選手・茂木裕人役の竹内涼真さん。怪我によって一度アトランティスから切られたが、その後の走りを見たアトランティスが再接触。彼をめぐって大企業アトランティスと中小企業こはぜ屋が競争を繰り広げる。

 

2位は紘一の長男・宮沢大地役の山﨑賢人さん。就職活動をしながらも、陸王の重要なソール素材であるシルクレイ製造を担当。飯山顧問からはすっかり信頼されているようだ。今回は就職活動の面接に向かう途中で引き返し、シルクレイ緊急製造に向かう場面もあった。後述する。熱い男になってきた。

 

3位は埼玉中央銀行行田支店融資課長・大橋浩役の馬場徹さん。現場を見ず数字だけ見てあれこれ言うクソみたいな奴だったが、今回、こはぜ屋の製造現場を見て態度を一変させる。こはぜ屋への融資を上司にかけあった。満額の融資や長期融資の実現ができなかった際には、紘一やゲンさんこと経理の富島玄三(志賀廣太郎)に頭を下げて「私の力不足です。申し訳ありませんでした」と謝った。詳しくは後述する。

 

4位は飯山産業元社長でこはぜ屋顧問・飯山晴之役の寺尾聰さん。シルクレイの特許を持つ男。しかし彼が以前借金をしていたと思われる組織から襲撃を受け、大怪我を負ってしまう。大地にシルクレイ製造装置の設計書を託した。

 

5位はこはぜ屋社長・宮沢紘一役の役所広司さん。いつも彼の熱い演技が話題になる。今回もよかった。

 

6位は橘健介役の木村祐一さん。織物会社・タチバナラッセルの社長。大橋の紹介で、こはぜ屋と引き合わさせれた。陸王のアッパー素材を提供する。

 

7位はアトランティス社員・佐山淳司役の小籔千豊さん。一度切った茂木を、再び取り返そうとするアトランティス。こはぜ屋の経営状態に難癖をつけるというあくどい手法を用いた。

8位はアトランティス営業部長・小原賢治役のピエール瀧さん。佐山の上司。選手を見る目は確かなようで、佐山に茂木を取り返すように指示した。

 

9位はダイワ食品陸上競技部選手・平瀬孝夫役の和田正人さん。怪我に苦しみ、自らの力の限界も感じて、今度のレース(ニューイヤー駅伝)を最後に引退するという。直前に放送されている大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演中。

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

リトグリの糸で大地がシルクレイを緊急製造

★50分(盛り上がり度:180)

就職面接に向かうはずだった大地が、こはぜ屋へ引き返してきた場面。

こはぜ屋では、陸王のソール素材・シルクレイを応用した足袋「足軽大将」が大ヒットしていた。だが縫製課の主力・西井冨久子(正司照枝)は過労で離脱し、飯山顧問も襲撃され怪我を負い離脱。

 

そんな中、シルクレイの製造装置にエラーが出るトラブルが発生。納品に間に合わないとこはぜ屋は信用をなくし、銀行からの融資話も消えてしまう。

一度はなんとか納品に間に合うように製造したものの、検品において一部の商品に不具合があることが発覚。作り直しとなった。だがシルクレイを製造できるのは飯山顧問と大地しかいない。飯山顧問は負傷中。

 

大地は、そんなこはぜ屋のピンチを電話で聞き、就職面接を放棄してこはぜ屋に引き返しシルクレイを緊急製造した。

 

ここで、 Little Glee Monsterの「」が流れた。中島みゆきさんの名曲のカバー。いつもは「Jupiter」だが、今回は糸なのか・・・!?

この時点のSNSでの反応:

え!?え!?今日は糸なの!?
おや!?ジュピターではなく、糸
ジュッピターから糸になってるwww

 

大橋課長、デレる

★54分30秒(盛り上がり度:289)

こはぜ屋の製造現場を見た大橋は、その品質へのこだわりやプライドに感動していた。

 

こはぜ屋は、銀行に3000万円の融資を依頼していたが、大橋の回答は「2000万、6ヶ月の短期資金」というものだった。紘一やゲンさんは抵抗したが、大橋は「ダメなものはダメなんです!!」と大声で言った。

 

そして「私の力不足です。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

 

続けて大橋は、紘一たちにタチバナラッセルという織物会社を紹介した。

大橋が以前担当していた会社だ。この会社の素材が、陸王に使えるのではないかという提案だ。大橋は陸王開発に反対の立場だったはずだが。

 

大橋「あなた方が作業しているところを、初めて見ました。こはぜ屋さんは将来性のある会社だと、銀行員としてそう判断しました。それだけです。新しい陸王、完成したら、私、買います

 

この時点のSNSでの反応:

ツンデレすぎる銀行員
デレやがってwww
メガネいいやつじゃねーか

 

ハッピーニューイヤー

★71分(盛り上がり度:110)

2018年元旦。

第62回ニューイヤー駅伝が始まる。

アナウンサーの声で「2018年。新しい年を迎えました。みなさんあけましておめでとうございます」と言ってる。もう新年か。

 

この時点のSNSでの反応:

年明けるの早いー
2018年…明けちゃったよ…
2018年元旦を先取りwww

 

今週のJupiter

★78分30秒(盛り上がり度:374。今回最高の盛り上がり)

今週のJupiterは、ニューイヤー駅伝に出場する茂木が、直前まで履いていたアトランティスのシューズRⅡから、こはぜ屋の陸王に履き替えた場面。

 

アトランティスは一度切った茂木に再接触。こはぜ屋の経営状態が悪い事などをちらつかせ、再び茂木にシューズを履いてもらうことを画策した。茂木がライバルの毛塚(佐野岳)とともにニューイヤー駅伝をRⅡで走れば、アトランティスにとっては絶大な宣伝効果となる。茂木はRⅡを履いて、会場に現れた。

 

だが、最後に茂木が選んだのは陸王だった。これ見よがしに陸王に履き替える茂木。

 

詰め寄る佐山に、茂木は「俺はただ良いシューズを履きたい。それだけです」と言い切った。

この時点のSNSでの反応:

陸王キタ━━━
履き替えきたあああああ
そこで履き替えるん?wwwww

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

ストーリーは公式サイトのあらすじも参考に。

 

次回は、ニューイヤー駅伝が描かれる。

茂木は6区。

一方のライバル・毛塚(アジア工業)も直前で6区にシフトされ、二人は同時に走ることになった(アトランティスが裏で手を回して、自社シューズの宣伝のための見せ場を作ったつもりだったのだ)。

 

茂木の所属するダイワ食品チームは、5区までで大きく遅れをとってしまう。そんな状態で、6区の茂木にタスキが渡る・・・という展開となる。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

ピエール瀧 小籔 悪い顔」「足軽大将」「茂木 シューズ 履き替える」「大橋課長  メガネ デレる」「リトグリ Jupiter 糸」などのコメントが多く投稿された。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

平均より高い値となっている。ゴールデンで、しかも視聴率の高いドラマでこの高さは文句ないと思う。

 

ただ超高評価だった前回よりはかなり落ちている。その原因の一つは、ややベタな展開が続いていることかもしれない。

大橋課長はサプライズだったが、大地の引き返しやラストの茂木の履き替えは予想できる上にベタベタだった。それでも、丁寧に仕上げて多くの人に感動を与えるまでもってきているのはさすがだと思う。

それと、リトグリの糸やJupiterは賛否あり、これも影響した。だが第1回から観ている人にとっては後半、そろそろJupiter来るぞ感が芽生えてきているのではないかと思う。