『先に生まれただけの僕』島津先生(瀬戸康史)の英語の発音が良くて驚く。高校生を子供扱いするか?がテーマの第3話感想

感想・評価先に生まれただけの僕

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

日本テレビ土曜ドラマ枠『先に生まれただけの僕(先僕)』第3話(2017年10月28日22時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回は、数学教師の及川に事実上の退職勧告を突きつけて、実際に退職させたナルミン。

今回は実際に、彼の代わりに授業に立って、そこから実情を学ぶという展開です。英語教師の島津が味方になってくれました。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は樫松物産から出向した京明館高校校長・鳴海涼介役の櫻井翔さん。愛称はナルミン。大学時代に念のために教員免許(数学)を取ったが、授業の経験は教育実習以外にはない、という状態。一夜漬けでアクティブラーニングを学び、実践するが・・・。

 

2位は英語教師・島津智一役の瀬戸康史さん。今回の主役級。若手イケメンである。付け焼き刃でアクティブラーニングを実践したナルミンとは対照的に、アメリカ留学できちんとした理論を学んでいる。ナルミンのお手本となる。

 

3位は特進クラス担任・真柴ちひろ役の蒼井優さん。今回は生徒の門倉陸(平田敬士)がデジタル万引きをする事件が発生。門倉は漫画の中身をスマホで撮影していた。真柴はその問題を、門倉が傷つかないように処理するが・・・。

 

4位は鳴海の恋人で樫松物産の社員・松原聡子役の多部未華子さん。ロンドンに出張中。ナルミンとはLINEでやりとり。ナルミンの6歳年下で29歳。交際5年。ナルミンは彼女にプロポーズする予定だったが、京明館出向で延期中。

 

5位は数学教師・及川祐二役の木下ほうかさん。前回退職勧告を受け退職した。

鳴海は急いで代わりの数学教師を探している。教師版のハローワークのようなものがあるらしい。そこを通じて応募してきた候補者達は、みんな木下ほうかさんみたいな顔をしていた。

 

6位は保健室の先生(養護教諭)綾野沙織役の井川遥さん。なんだかんだ言って鳴海の相談相手となってくれている。京明館のOGで、母校愛が仕事のモチベーション。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をします。

各キャストの言及時間帯もグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をだいたい確認できます。下図参照。

ハイライト名場面グラフ

前半は鳴海(櫻井翔)が何度もピークを迎える。

後半の主役は島津(瀬戸康史)。35分過ぎから言及数が大きく伸びている。

 

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

鳴海、アクティブラーニングに挑戦

★16分(盛り上がり度:96)

前述の通り、鳴海は数学の授業をやることになった。だが、授業経験は教育実習以来ない。

 

そこで鳴海は、本屋で偶然見たアクティブラーニングを実践してみることにした。

生徒たちに1問だけ問題を出し、制限時間30分の中で、生徒同士で教えあい(答えを教えるのではなく、解き方を教える)、全員の正解を目指す、というもの。

 

この一風変わった授業、SNS上の反応は上々だった。また、実際にアクティブラーニングで学んだという書き込みもけっこうあった。

この時点のSNSでの反応:

こういう方が考える力がつきそうだよね
やったわ!!懐かしい
こうゆう授業がいい!

 

だが、鳴海の狙いはうまくいかず、授業は結果的に失敗する。多くの生徒が制限時間までに正解することができずにいた。

 

授業の最後には生徒から「関数とか微分積分とか社会で役に立ってますか? 意味ありますか?」と質問が。戸惑う鳴海は、「いい大学に入って、いい会社に入って、いい生活ができる確率が上がるっていうか・・・」と歯切れの悪い答えをしてしまう。

この受け答えが他のクラスの生徒達にも火をつけたようで、「古文になんの意味があるのか?」「日本史になんの意味があるのか?」と多くの授業で質問が飛んでしまう事態になった。

 

救世主は島津先生

★35分30秒(盛り上がり度:71)

島津が遠慮がちに、「アクティブラーニング、うまくいかなかったそうですね」と鳴海に声をかけてきた。

島津は大学時代にアメリカに留学して、インストラクショナルデザイン(効率的な教育の方法論のことらしい)を学んだという。

島津は、アクティブラーニングを成功させるためにはこの方法論が必要だということ、今までは校長が許してくれなかったのでアクティブラーニングを実践できなかったことを鳴海に打ち明けた。

 

鳴海は「許します。僕が許しますから、ぜひやって下さい」と言った。

この時点のSNSでの反応:

島津先生きたー
島津先生が覚醒する…!
瀬戸きゅん味方になってくれる?

 

瀬戸康史さんの授業、英語の発音が良い

★47分(盛り上がり度:97。今回最高の盛り上がり)

島津先生の英語のアクティブラーニングは完璧だった。

授業の内容としては、生徒たちに絵を配って(ただし隣の生徒とは微妙に違った絵を配る)、隣の生徒と英語だけでコミュニケーションさせ、お互いの絵の違うところを見つけるというもの(間違い探し)。おそらくきちんとした理論を学んでいるので、そのやり方一つ一つに工夫が凝らされてるのだろうと思う。生徒たちも活き活きと実践する。

 

また、生徒から「英語は何の役に立つのか?」という質問が来たが、島津先生は「将来日本の労働人口が減る中で外国の人とのコミュニケーションが不可欠だし、ネットで流通する情報の50%は英語だから、英語を学ぶことが幸せへの近道(超要約)」と完璧な答えをした。

 

授業後、鳴海は島津に「素晴らしい授業だった」と言った。

島津は「校長が本気ならやってみますよ。京明館の大学進学実績を上げることも、社会のリアルな現実を教えることも、僕は大賛成です。でもその前に、なぜ勉強をするのか、それを教えないと。高校生を子供扱いしていては、校長の考えを実現できないと思います」と発言した。

 

ついに、鳴海に心強い味方が現れた。

 

この時点のSNSでの反応:

島津先生ほんと素敵
島津先生超正論!
島津先生、惚れてしまう…

 

瀬戸康史さん、英語の発音も、驚くほど綺麗で、上手いように聞こえた(私は国際企業に務めていた経験があるけど、それほど英語が得意なわけではなかったから、ネイティブの人とかに聞かないとわからない部分もあるけど)。

表情も良かった。

 

SNS上でも、彼の発音の良さを絶賛する書き込みが相次いでいた。私が見た限りではネガティブな書き込みはなかったと思う。

どうやって英語を学んだんだろう。アメリカに留学をしていたというが、それはドラマの中での話だし。でも英語教師役にキャスティングされたということは、元々から得意なんだろうなと思う。

 

インスタに良い写真があったので貼る。

 

高校生を子供扱いしない問題処理

★53分30秒(盛り上がり度:96)

デジタル万引きの件は、真柴が穏便に処理していた。真柴は門倉に「スマホを見せなさい」と言いつつ、電源をONする間は後ろを向いていてあげると言い、その間に門倉に(デジタル万引きした)漫画の画像を削除させる猶予を与えた。門倉は画像を削除した。

このような処理に、納得がいっていなかった鳴海。

 

鳴海は全校集会で「今日の話は長いです」と前置きして、先日授業で「関数とか微分積分を学ぶのは意味ありますか?」と質問された答えを自分なりに「ものの考え方や論理の進め方学んで、正しい判断をする力になる。それが世の中を生きるスキルになる」などと答えた。

真柴は、鳴海が社員バッジを外していることに気付いた。

 

鳴海は続けて「スマホで書店にある漫画雑誌を撮影することは違法行為」という話もした。その理由、書店や漫画家の損害についての話もした。

やっぱり、鳴海は真柴の問題処理に納得がいってなかった。

 

そして島津の「高校生を子供扱いしていては、校長の考えを実現できない」という言葉で、この話を正面からすることを決心したものと思われる。

門倉はその話を聞いて、うつむき、どうやら反省した模様。

 

さて次回はさらに鳴海や島津のやり方に賛同する先生方と、「抵抗勢力」の先生方との対峙が描かれるようだ。

この時点のSNSでの反応:

校長先生の話をもっと聞きたい
ちゃんと反省した。良かった
若い先生の方が頭やわらかい

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

なるみ スタンプ 可愛い」「鳴海校長 話 面白い」「島津先生 アクティブラーニング 授業」「瀬戸康史 英語」「勉強 学ぶ意味 役に立つ」「関数 使う」などの言葉が多く投稿された。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

結構高い。とくにやはり高校生やそれに近い若い世代からの支持が高いようだ。

学ぶ意味とか、デジタル万引きはなぜ犯罪なのかという事、「高校生を子供扱いするかどうか」で、伝え方がまったく違ってくるのがよくわかってよかった。若い人たちからの支持が厚いということ、鳴海や島津の話に共感が多いということは、おそらく今近くにいる先生方や大人の教え方に不満なんじゃないかなと。

まあ実際はいくら言ってもわかってくれない生徒もいるだろうし、そこは現実としては置いといて。でもそうやって現実を諦めすぎているとも思う。

 

さて次回は守旧派との対立。現役の先生方からクレームが来るぐらい思いっきりやってほしい。