『先に生まれただけの僕』ペップトークで抵抗勢力を寝返らせた真柴。鳴海はジェラシックパークに突入-第5話感想

感想・評価先に生まれただけの僕

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

日本テレビ土曜ドラマ枠『先に生まれただけの僕(先僕)』第5話(2017年11月11日22時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回の記事はこちら

今回は京明館高校のオープンキャンパス。

メインイベントは生徒たちが手作り。青春。いろんな意味で泣くこれ。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は樫松物産から出向した京明館高校校長・鳴海涼介役の櫻井翔さん。京明館の改革を進める。今回はオープンキャンパスを企画。変わりつつある京明館の魅力をアピールしようとする。樫松の社長に直訴する行動力もある。

 

2位は樫松物産専務・加賀谷圭介役の高嶋政伸さん。恐ろしい専務。鳴海を京明館に左遷した張本人である。だが、ただ意地悪なわけではないらしい。彼の行動には隠された意図があるのだろうか。

 

3位は特進クラス担任・真柴ちひろ役の蒼井優さん。最近はナルミンに好意的。オープンキャンパスのメインイベントを特進クラスの生徒たちに検討してもらうため、「ペップトーク」という話術を用いる。ポジティブな言葉を用いて、励ましてやる気を引き出すスタイルの話術だ。

このペップトークが今回の話の鍵となる。

 

4位は鳴海の恋人で樫松物産の社員・松原聡子役の多部未華子さん。彼女もオープンキャンパスに見学に来た。そこでナルミンと真柴先生の仲を疑うことになるのだが・・・。

ナルミンと一緒に歩いているときに、ショーウィンドウに飾られている指輪をじっとみつめていたシーンもあった。交際5年。前回は結婚の話もされた。気持ちが高まっている。

 

5位は樫松物産・原社長役の小林勝也さん。樫松の社長にして京明館の理事長。創業家以外では初の社長ということで、やり手で怖い・・・とナルミンは言っていたが、これは抵抗勢力の先生方に対する脅しの意味もあった。

 

6位は物理教師・郷原達輝役の荒川良々さん。ナルミンに対する抵抗勢力の筆頭格。加賀谷専務と接触する。

7位は副校長兼事務長・柏木文夫役の風間杜夫さん。ナルミンと他の先生方とのバランサー的役割を果たしているようだ。ナルミンと聡子の様子を見て、いろいろ察する。

 

8位は保健室の先生(養護教諭)綾野沙織役の井川遥さん。こちらも加賀谷専務と密会。密会時はメガネ姿だった。この学校、ナルミン以外の先生は全員眼鏡ってことか。

 

9位は古文教師・杉山文恵役の秋山菜津子さん。抵抗勢力の一角だが、まさかの・・・。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

 

加賀谷専務、飛び越される

★9分(盛り上がり度:88)

鳴海は、原社長にオープンキャンパスの資料を直接手渡した。そのことで、原社長と加賀谷専務の会話。

 

社長は「彼を校長に決めたのは、加賀谷君だったよな? 若すぎると思ったが、なかなか頑張ってるじゃないか。鳴海君は」と言った。

加賀谷は、苦虫を噛み潰したような顔で「はい」と答えた。

 

加賀谷は、自分を飛び越して社長と直接オープンキャンパスの話をした鳴海が気に食わない。従来型の組織では暗黙的にタブーとなっていたりもして、これは加賀谷のメンツを潰す行為だからだ。

 

加賀谷は社長との面会後、「俺を飛び越して社長に・・・!! 飛び越して社長に・・・!! 飛び越して社長に・・・!! 越して社長に!!」と怒りをにじませて恐ろしい顔で独り言をつぶやいていた。

 

高嶋政伸さんの演技、素晴らしすぎる。好き嫌いはあるかもしれないけど、彼しかできない演技。

この時点のSNSでの反応:

専務、顔こえぇぇぇwww
高嶋さんこわwww
高嶋政伸の顔芸強すぎる

 

鳴海は社長にオープンキャンパスの資料を渡すことで、先手を打ったつもりだったが、加賀谷も抵抗勢力筆頭である郷原に接触。反撃を試みる。

 

杉山と河原崎がペップトーク

★41分(盛り上がり度:117。今回最高の盛り上がり)

オープンキャンパスにおいては、授業の見学も行われた。

鳴海派の先生方はアクティブ・ラーニングをとりいれた授業をして好評だったが、問題は抵抗勢力の3人。

 

抵抗勢力の筆頭格・物理の郷原は、完全な従来型の授業をしていた。その授業を見学した社長はがっかり。加賀谷は「これが京明館の典型的な授業ですよ、社長」と言った。

 

ところが、隣の教室が騒がしい。古文の杉山の授業は大いに盛り上がっていた。杉山抵抗勢力だったはず。

だが杉山は「勉強の楽しさは、先生や家族や、周りのみんなが喜んでくれたとき、最高に大きくなる!」などと、従来型の授業ではない授業をしていた。ペップトークだ。それを見た社長は納得の表情で手を叩いて喜んでいた。

 

さらに、生物の河原崎もペップトークを取り入れた授業をして、彼の教室も大いに盛り上がっていた。「たくさん間違えて、人間は成長していくんだから! はいここ、私に拍手!」。河原崎、ノリにノッている。

 

この二人が寝返った背景には、真柴がいた。真柴は、自分が成功したペップトークの本を、杉山に渡していた。その本を河原崎も読んだようだ。

 

一方郷原は、加賀谷専務と接触していてペップトークの件は知らされていなかった。寝返った二人の授業を見て、呆然として「なんで・・・?」と呟く郷原だった。

 

この時点のSNSでの反応:

郷原先生やられたねwww
郷原先生以外変わったww
ペップトーク浸透しとるwww

 

オープンキャンパスのメインイベント

★48分30秒(盛り上がり度:89)

オープンキャンパスのメインイベントは、生徒ら自身の手で作られた。

体育館で、書道パフォーマンスや、弓道でくす玉を射たりした。生徒たちの「京明館はこれから変わる。自分たちが創っていく」という趣旨のメッセージもあった。

 

オープンキャンパスのメインイベント最大の盛り上がりとなったのは、応援団の生徒・青柳公平(横山涼)が音頭を取り、みんなで校歌を歌い始めた場面だった。

 

一方、この時聡子は、鳴海と真柴がアイコンタクトを取り合うのを見た。二人が親しい関係にあることに気付いたようだ。

この時点のSNSでの反応:

素晴らしいパフォーマンスだよ!泣けてきちゃう
これ生徒が考えたとか生徒のレベル高すぎ
やばい感動する
さとが見ちゃいけないものを見てしまった

 

三角関係のジェラシックパーク

★52分30秒(盛り上がり度:107)

オープンキャンパスが成功裏に終わって迎えた、ラストのシーン。

聡子が鳴海を伴い、事務長に挨拶した。事務長は二人の関係を感づいた。

 

そんな鳴海と聡子を、遠くから見つめている人物がいた。真柴だ。

聡子は真柴の視線に気づき、彼女の方向を見た。すると真柴は、即座に顔をそむけた。

複雑な心境の聡子・・・という場面で終了。

 

次回予告では、事務長が聡子と会う場面があった。真柴のことについて話すようだ。事務長が「ジェラシックパーク」とオヤジギャグを発言するシーンもあった。

この時点のSNSでの反応:

オヤジギャグwジェラシックパークwww
三角関係がいよいよ本格的に始まる?
ここからは恋愛問題モード?

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

公式サイトのあらすじによると、聡子は、真柴と鳴海の関係が気になっちゃうようだ。

真柴の感情は、恋愛感情なのか。公式サイトでは「慕う気持ち」と書かれている。

 

一方、鳴海は次のミッションである学校説明会に取り組む。多忙により聡子と会う時間がなくなって・・・。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

生徒 自分で考える 学校 変わる」「ペップトーク」「書道 パフォーマンス 凄い 素晴らしい」「三角関係 始まる」「今回 面白い」「聡子 可愛い」「真柴 可愛い」「事務長 可愛い」「なるみ 頑張る(れ)」「加賀谷専務 怖い」「郷原 笑」などの感想が多く投稿された。

オープンキャンパス 高校」とあるのは、高校だと「オープンキャンパスじゃなくてオープンスクールでは?」という疑問の意見があったため。ただ実際にオープンキャンパスとして開催する高校もある。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

かなり高い。

 

今回は特に後半のオープンキャンパスのくだりで、多くの人が感動したようだ。新しい形の学園ドラマだと感じている人が多いと思う。最近は学園ドラマを含めて、若年層向けのドラマは視聴率が取れないというが(私は視聴者の調査方法にも問題があると感じているが)、こうやって新しいアプローチで作られるドラマは視聴率以上の価値があるのではないか。

また、ドラマとはいえ書道パフォーマンスは素晴らしかった。昔別の学園ドラマでも生徒らによるパフォーマンスがあって感動した覚えがある。やっぱり学園ドラマではこういうのを一つは入れてほしいと思っていたから、あってよかった。

 

次回以降は、恋愛パートも本格化するようだ。三角関係でジェラシックパークである。別のドラマでは、恋愛要素が不評だったこともあった。本線である学校改革のパートに期待する視聴者も多いだろうから、恋愛パートで引き続き高い評価を得られるかはわからない。

そのあたりが心配ではあるが、うまくまとめてくれそうな気もするので期待。