『セシルのもくろみ』第1話-真木よう子の魅力と伊藤歩の可愛さで観るドラマ

2017年7月14日感想・評価セシルのもくろみ

フジテレビ『セシルのもくろみ』の第1話(2017年7月13日22:00~23:09)を観ました。

キラキラとしたファッション雑誌業界を舞台にしたストーリーで、その中にガサツな主婦の読者モデルである真木よう子さん(宮地奈央)が飛び込んでいく。

主婦モデルとライターの出世物語であると同時に、ファッション雑誌の編集部やモデル同士の権力争いも絡んできそうだ。まさにこういうネタが好きな人は楽しめると思う。しかしそれ以外の層は最初から見ないと思うので、視聴率は低めになりそうな予感もする。

 

原作は、唯川恵さんの同名小説。「セシル」の由来はフランソワーズ・サガンの小説「悲しみよこんにちは」の主人公の名前のこと。小説の中でセシルは、自分の父の再婚を阻む計画を実行する。

主演の真木よう子さん以外の主要キャラは、フリーライターで宮地さんとともに業界でのし上がろうとする伊藤歩さん(沖田江里)、ヘアメイクのチュートリアル徳井義実さん(安原トモ)、真木さんが読者モデルとなった雑誌「ヴァニティ」の編集長であるリリー・フランキーさん(南城彰)ら。

 

真木よう子さん演じる宮地は、いかにもオシャレに無頓着な田舎(北春日部の方すみません!)の主婦って感じであり、正直言って「ああ、いるいるこういう方」とも思うし、「でもこういう方って自分の幸せをもってて羨ましい」とかも思う。私もどっちかっていうと真木さんみたいな人物像に共感しがちなところもある。キラキラとしたモデルさんたちをどこかで信用してないという感じが、理解できるというか。彼女がそういう業界に染まっていくのを見たくない感じもする。

 

ドラマの魅力はとにかく、そんな真木よう子さんに尽きると思う。彼女なしでは成り立たないドラマだし、よく演じている。さすが「無名塾」出身。

彼女とコンビを組んでいる伊藤歩さんは、けっこう可愛い。

 

さて、ここから下はネタバレもあります。ネタバレを回避するには以下のボタンを押して下さい。

ここからネタバレ部分です。

第1話は、フリーライターの伊藤歩さんが、惣菜屋でアルバイトをしている真木よう子さんをスカウトする。伊藤歩さんも自分の意思でスカウトしたわけではなく、「編集長の好み」という理由で上から指示されたスカウトだった。

 

真木さんはファッションモデルになることに戸惑いを覚え、色々とモデルじみたことをやらされることに納得がいかないが、負けるのがキライという体育会根性でやる気をだしてモデルの仕事をこなす。家族(夫や息子)はそれを応援するし、真木さん自身も自分がモデルとして雑誌に掲載されることに喜びを覚えていく。

 

そこに、徳井義実さんや金子ノブアキさん(カメラマンの山上航平)らも絡んできて、彼らの力もあって、モデルとして今後やっていくことになるんだと思う。

 

しかし、驚いた。第1話の冒頭では、阿川佐和子さん、君島十和子さん、澤穂希さん、稲村朋子さんらが登場し、自分の理想の女性像などについて語っている。

さらにエンディングでは出演者らがダンスもする。しかし「逃げ恥」からの流れで見られる明るく楽しいダンスではない。そういうダンスにはそろそろ飽きていたので新鮮。なんかかっこよくて引き込まれた。エンディング曲は夜の本気ダンスの「TAKE MY HAND」だが、これがけっこうあっていた。

ここまでネタバレ部分でした。

あまり期待してなかったのだが、面白くたのしめた。編集部内の争いも楽しみだ。何よりガサツな主婦のかっこうで写真撮られている真木よう子さんが好きだ。

さて今回も例のツールによって、ドラマの好評価率を算出してみた。

面白いか : 95.40%
期待できるか : 88.04%
可愛い・かっこいい : 99.14%
好きか : 95.65%
上手いか : 93.33%
その他 : 81.25%
トータル : 94.63%

今期のドラマの中でもかなり好評価の部類に入ると思う。ただ、最初から「こういうドラマが好き」だという層しか見ないとは思うので、そういう層には好評価だったという見方もできる。視聴率にはつがならないかもしれない。

また、これから真木よう子さんはモデルとしてのし上がっていくのだが、そういう姿を見たいかどうかというと、あんまり見たくない気もする。彼女らしい姿でのしあがってほしいが、どうだろうか。