『セシルのもくろみ』最終回-真木よう子「数字やネットに振り回されるのやめにしよう」。長すぎる台詞はアドリブ?

感想・評価セシルのもくろみ

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

フジテレビ『セシルのもくろみ』最終回(2017年9月7日22時0分~)を視聴しました。

このドラマ、視聴率が悪くて打ち切りとなったと聞いてます。最終回はおそらくその影響がちょっと出てしまっていたと思います。

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今回は、ミヤジ(真木よう子)から「数字とか、ネットとかに振り回されるな!」というありがたいメッセージがありました。数字やネットで色々ありましたからね、真木よう子さん。


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

最終回もミヤジ(真木よう子)が圧倒的1位でした。

2位にはトモ役のチュートリアル徳井さん。

3位には元編集長の南城・リリー・フランキーさんが入りました。以下、江里役の伊藤歩さん、舞子役の長谷川京子さんと続きます。

 

ハイライト(名場面)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

一番最初でもりあがっていますが、これは今回は最初にテーマ曲・映像が流れたため。いつもはエンディングで流れるかっこいいやつです。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

数字やネットに振り回されないで

★29分30秒(盛り上がり度:55)

ヴァニティ元副編集長の黒沢(板谷由夏)らが立ち上げた新雑誌・ジョワイユに移籍すべきかどうか、ミヤジは揺れ動いていた。

ヴァニティは「共感路線」から「憧れ路線」に転換。ミヤジのポジションはないと思われていた。しかもヴァニティは「憧れ路線」の失敗で売上の数字も減少。しかしミヤジはヴァニティ残留を決意する。

 

ネットニュースでは、ヴァニティの「休刊」の噂まで書かれていた。編集部員らは口々にその噂について心配や諦めを口にした。

 

そこにミヤジが登場。「そういうネットニュースがでるたびに、一々右往左往するのはどうなんでしょう?」と一喝。

そして「もう、数字とか、ネットとか、本当の正体もわからないものに振り回されるのやめにしませんか」と発言した。

 

現実とシンクロした。

「数字」は、冒頭に書いたようにこのドラマの視聴率のことともとれる。「ネット」については、真木よう子さんのコミケ騒動があった。詳しくは知らないが、真木よう子さんがコミケに出店しようとしたところ、コミケの流儀を理解していないということでネットで叩かれて企画が潰れたっていう事件があったとのこと。この件で、真木よう子さんは謝罪している。

この時点のSNSでの反応:

「すごいリアリティwww」
「ミヤジと真木さんがリンクする」
「ここ真木さんの本音とも思える」

 

ミヤジの長台詞はアドリブ?長すぎた

★35分30秒(盛り上がり度:90)

ミヤジは、新雑誌「ジョワイユ」への誘いを断って「ヴァニティ」に残留すると宣言した。

諦めかけていた編集部員たちに、真木よう子さんの長台詞が刺さる。

簡単に書くと、人と違って当たり前、夢を諦めるな、理想や情熱を引っ込めるな。というメッセージだった。

 

セリフ、長過ぎるように思えた。もしかするとアドリブなのだろうか? 本当は別のシーンがあったのに、打ち切りにともなって脚本が急遽書き換えられたのだろうか。1話分ぐらいをギュッと長台詞に詰め込んだ感があった。

編集部員には刺さった長台詞だったが、視聴者の反応は、賛同、批判、真っ二つだった。

この時点のSNSでの反応:

「長ゼリフ、凄いよ!」
「セリフ長いwww」
「これ、アドリブ?」
「演説シーン、マジでうざい」
「延々と続く説教うざ」

 

それぞれの道へ

★45分30秒(盛り上がり度:87)

江里はミラノへ留学。彼女に交際を申し込んでいた山上(金子ノブアキ)は「ミラノに遊びに行くわ。いいチャペル探しといて」と。その現場に偶然、トモとミヤジが居合わせており、二人を茶化した。

元編集長の南城は、まさかのカレー屋に転身していた。

 

「刑事ゆがみ」とのコラボ

★52分30秒(盛り上がり度:129。今回最高の盛り上がり)

最後はミヤジが海外のファッションショーに出る、っていう場面で終了。某少年誌の打ち切り時のような「俺たちの戦いはこれからだ」感が強かった。

SNS上では「面白かった」という感想が多く投稿されていた。

 

私個人の感想としては、真木よう子さんは良かれ悪かれ話題になるだけあってよくやってたかなと。悪いという人もいるけど、それだけ注目をされたってことで。あと何度も書いてるけど、他の一部の役者陣、ややありきたりな演技というか、役に入ってないというか、そういう演技になってしまってる感があって。主役でなくてもあってももう少しインパクト出せたんじゃないかなと思ってしまった。

 

最終回の後、この枠で10月から放送される「刑事ゆがみ」の予告があった。神木隆之介さんと浅野忠信さんが「あ、ミヤジさん? 少しお話を伺えないでしょうか?」「ミヤジさん?」と問いかけていた。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

「ネット 数字 振り回す」「面白い」「視聴率 悪い 打ち切り」「最後 残念」「セリフ 長い」などの感想が多く投稿された。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

最終回は総合的にはやや高く出ていますが、「面白い」の数字は平均以下となっています。

ミヤジの長台詞には、やや批判的なコメントが多かったかな。多分本当は、あのミヤジが言いたかったことを1話分ぐらいつかって別のシーンで表現したかったんだろうなと思います。連ドラにしては長すぎるセリフは、やっぱアドリブなのかな。

結局数字に振り回されて打ち切りになっちゃったのが皮肉といえば皮肉でした。でも楽しみました。お疲れ様でした。

2017年9月7日感想・評価セシルのもくろみ

Posted by tomo