『トットちゃん!』飯沢匡の運命の言葉、笠置シヅ子(チャラン・ポ・ランタン)登場など第39話感想・評価

感想・評価トットちゃん

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

テレビ朝日帯ドラマ劇場『トットちゃん!』第8週・第39話(2017年11月23日12時30分~)を視聴した感想・評価の記事です。

今回は笠置シヅ子や岸田今日子といった実在の人物が登場。

そして徹子は飯沢匡という劇作家に出合います。こちらも実在の人物です。後述します。


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

1位は久松勇役の三宅健さん。NHKのフロアディレクター。今回も、前回同様活躍した。前回の記事に彼のモデルとなったと思われる人物について書いているのでどうぞ。

2位は黒柳徹子役の清野菜名さん。今回は運命の人と出会う。

3位は笠置シヅ子役およびその隣でアコーディオンを弾いていた人の役を演じた、音楽ユニット・チャラン・ポ・ランタンのももさんと小春さん。ももさんが笠置シヅ子役、小春さんがアコーディオンを弾いている人の役だった。笠置シヅ子も実在の歌手。「ブギの女王」と呼ばれた。

ご本人たちのツイート。

 

 

4位は飯沢匡役の高橋克典さん。徹子の運命の人の一人。徹子に助言する。

5位はチョッちゃんこと徹子の母・黒柳朝役の松下奈緒さん。

同じく5位にはトモエ学園校長・小林宗作役の竹中直人さん。今回の飯沢匡と徹子のエピソードに、徹子が幼き日の小林校長の教育を思い出した、という人が多かった。

7位は大岡龍男役の里見浩太朗さん。彼もまた、徹子を応援する一人である。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

チャラン・ポ・ランタンと三宅健

★2分30秒(盛り上がり度:30。今回最高の盛り上がり)

前述のように、笠置シヅ子およびアコーディオン弾きの役でチャラン・ポ・ランタンのももさんと小春さんが出演した場面。

ここで久松が徹子に「自然な演技をするようにって言いましたよね?」と注意するシーンもあって、チャラン・ポ・ランタンさんのファンや三宅健さんのファンのSNS投稿が相次いで今回最高の盛り上がりとなった。

この時点のSNSでの反応:

チャランポランタン出たー
チャラン・ポ・ランタン出てる!かわいい!
健くんかっこよすぎる

 

やん坊にん坊とん坊

★6分(盛り上がり度:23)

大岡が徹子に、飯沢匡作の大型ラジオドラマ「やん坊にん坊とん坊」のオーディション出場を勧めた場面。

大岡は前回、徹子を「無色透明」だと評してその才能を買っていた。

 

オーディションのチラシには「やん坊にん坊とん坊」と平仮名で書いてあったが、後でカタカナになると思われる。「ヤン坊ニン坊トン坊」も実在のラジオドラマである。徹子の初めての主演作品となる。

大岡は「子供にも大人にも夢を届ける、素晴らしい作品ですよ」と言った。

 

あなたはそのままでいてください

★15分30秒(盛り上がり度:23)

徹子は、ヤン坊ニン坊トン坊のオーディションにトン坊として合格した。

合格した徹子は、飯沢に「私、自然にやりますので、普通にやりますので。喋り方もちゃんとしますから」と言った。これまで自然にやれてなかったのを、気にしていたのだ。

 

ところが飯沢は「ちゃんとするってなぜ? 変ではありませんよ。あなたはそのまんまでいてください。どこも変ではありませんよ。直すところもどこもありません。我々はあなたのその個性を必要としているんですから。一緒に素晴らしい作品を作りましょう」と言った。

徹子は「あなたはそのまんまでいてください」という彼の言葉を、このあと何十年も忘れなかった。

 

ここのくだりやヤン坊ニン坊トン坊については、後述のネタバレの箇所でもう少し補足がありますので書きます。

 

この時点のSNSでの反応:

飯沢匡先生、かっこよすぎ
トモエ学園の校長先生みたいだわ
そのまんまで生きることを認められる嬉しさよ

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

ヤン坊ニン坊トン坊」のオーディションや、飯沢匡先生とのやりとりについては、黒柳徹子さんの著書「トットチャンネル」に詳しく書かれている。

守綱(山本耕史)が言っていたように、飯沢が原爆の写真をアサヒグラフに戦後すぐに載せた、というエピソードも本当のようだ。ただし徹子はこのエピソードを大岡から聞いている。飯沢は戦前は朝日新聞社に在職、戦後はアサヒグラフなどの編集長を務めた。

 

あなたのそのままがいいんです」という飯沢の言葉も、徹子さんの著書に書かれている。

 

また、ヤン坊ニン坊トン坊については、今回、里見京子、横山道代、黒柳徹子の3人が合格したというふうに描かれたが、史実としてはちょっと違う。

ヤン坊は当初、文学座の宮内順子が合格し務める予定だった。しかし文学座の公演の影響で降板した。宮内さんは近年のテレビドラマなどでも観ることがある。ヤン坊は彼女に代わり里見京子さんとなった。

ニン坊は西仲間幸子さんという方が演じていたが、妊娠により降板した。そのため横山道代さんとなった。

このあたりは、ドラマでは省略されたのだと思われる。

また、子供の声を女性が演じるというのは、当時としてはかなり珍しかった。

 

文学座の岸田今日子さん(声優としてはムーミンが最も有名)がこのオーディションを受けていたのも実話のようだ。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

かなり高い。

前半の笠置シヅ子さんと久松が出演する華やかなシーンから、黒柳家や大岡との静かで味わい深いシーンを経て、最後の泣かせる飯沢匡のシーンということで、展開が目まぐるしくて飽きさせない。嫌なシーン不快なシーンがなく、それにキャストそれぞれがハマっていて良い。

また、この放送日が祝日だったということもあって、SNS上は大いに盛り上がった。普段の回は200~300台のツイート数が多いのだが、今回は700近くもあった。

次回予告では、いろんな有名人が登場。徹子が大きく羽ばたくステージに向けて進んでいる感じがする。

感想・評価トットちゃん

Posted by tomo