『トットちゃん!』第4話-哀切なバイオリンの音、朝チュン、ふしだらではない関係

感想・評価トットちゃん

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

テレビ朝日帯ドラマ劇場『トットちゃん!』第4話(2017年10月5日12時30分~)を視聴した感想・評価の記事です。

 

ところで某ネットニュースにこのドラマを叩く記事がでたんですけど、叩かれるほどじゃないと思いますけどね。「展開が遅い」とか書いてありましたけど、十分早いですし。

 

前回はいきなりプロポーズされたチョッちゃん。

今回は夫婦になる決意を固めた模様。徹子さんはまだ出てきません。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

1位はチョッちゃんこと徹子の母・黒柳朝役の松下奈緒さん。今週は彼女を中心に物語が進んでいきます。

 

2位は徹子の父・黒柳守綱役の山本耕史さん。前回はいきなりチョッちゃんにプロポーズ。さすが山本耕史さんや!

3位は伊藤華子役の高岡早紀さん。有名建築家の未亡人。今回はチョッちゃんに影響をあたえるようなセリフを言います。

 

4位はダニー市川役の新納慎也さん、5位はエミー市川こと有澤恵美子役の凰稀かなめさんという夫婦。この二人も駆け落ちで結ばれました。

 

6位には徹子さんの名前があります。まだ出てきてませんが、後に演じるのは清野菜名さん、豊嶋花さん。

7位は門山周通役の佐藤B作さん。チョッちゃんを連れ戻したい、父親。

 

8位は井上宏役の高田純次さん。チョッちゃんが行方不明になってしまったことで、周通から責められるという苦しい立場。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

キス、そして寝る

★2分30秒(盛り上がり度:19。今回最高の盛り上がり)

前回は、守綱からいきなりプロポーズされたチョッちゃん。

今回はいきなりキスされてしまう。驚くチョッちゃん。平常運転の山本耕史さん。

 

そうこうしているうちにすっかり夜は明けた。守綱は寝た。

叔父や叔母に顔向けできない。苦しい立場のチョッちゃんであった。

 

この時点のSNSでの反応:

いきなりチュー
山本耕史さんがまたいきなり
ひいーーーーwww

 

哀切なバイオリンの音

★5分30秒(盛り上がり度:18)

結局、守綱と朝は寝たようだ。直接的な描写はなかったが。いわゆる「朝チュン」である。

 

次の日の華子と朝の会話が、なかなか良かった。

華子「一昨日の夜は一晩中、哀切なバイオリンの音が聞こえていたけど。守綱くんのあなたへの愛の告白だったんですってね。それなのにどうしてお暗い顔をしているの? ふしだらなことをしてしまったと思ってるの? 図星ね。ふふ

ここで注意したいのは、華子が言ったのは「哀切(あいせつ)なバイオリンの音」であって決して「猥褻(わいせつ)なバイオリンの音」ではないことだ。

哀切とは、哀れ、悲しい、切ないといった意味がある。守綱の思いが乗っている。

まあSNS上ではかなりこの「哀切」を聞き違えて(!?)色々想像を巡らせてしまった人もいたようだ。

 

朝は「親の期待も叔父夫婦の愛情も裏切ってしまいました」と悩むが、華子は「だから? あなたがあれもこれも裏切ったのは、守綱くんが大切だと思ったからでしょう? それがふしだらだったら、守綱くんは救われないわね。自分が選んだ道、自分が選んだ男でしょう?」と、彼女の恋を後押しした。

 

ちなみに「ふしだら」という意味は、だらしない異性関係ということだろう。つまり、守綱と朝は既に夫婦であり、だらしなくはない、ふしだらではないわけだ。

この時点のSNSでの反応:

展開が早いなw
朝チュンでした
昼からベッドシーンw
高岡早紀にふしだらという言葉は似合う

 

この後、華子さんの「ふしだらっていうのはね、私みたいな女のことを言うの」というセリフも、なかなか良かった。華子は男に抱かれると「生きてる」感じがするらしい。

 

朝は、固い決意のフランスパンを食べた。

 

乃木坂上倶楽部が全員集合

★9分30秒(盛り上がり度:17)

シイナ、華子、ダニー・エミー夫妻、上原富夫・かなめ夫妻、そしてチョッちゃんと守綱が集合。守綱は、チョッちゃんとの関係を「エミーさんとダニーさんみたいに、駆け落ちしました」と紹介した。

ダニー・エミー夫妻はソシアルダンスのダンサー。エミーはご令嬢だったが全てを捨ててダニーと駆け落ち。

富夫は浅草の「とんぼ座」で作家をしている、妻のかなめはそこで女優をしている、と紹介された。

 

守綱は、チョッちゃんの親には挨拶に行きたくないという。この時代にしては考えられない、新しい価値観だ。

 

殴られても守るバイオリン

★15分30秒(盛り上がり度:17)

チョッちゃんの父親・周通が乃木坂上倶楽部に乗り込んできて「人さらいはどこだ!」と叫んだ。

守綱は「いってきます」と言い、周通を無視して乃木坂上倶楽部を出ようとした。

 

周通は彼を「待てい!!」と怒鳴り、殴った。

守綱は床に倒れ込んでしまった。だが、持っていたバイオリンはしっかりと抱え、大切に守っていた。

 

この時点のSNSでの反応:

そりゃ殴られるわwwww
殴られてもバイオリンは死守
落とさなくてよかった〜

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

朝チュン」「固い フランスパン 食べる 決意」「展開 早い」などの書き込みが多かった。

また「高岡早紀 ふしだら」とあるのは、決して高岡早紀さんがふしだらなわけではない。彼女が演じている華子がふしだらなのだ。

中央に「合成」というのも見えるが、ダニー・エミー夫婦が語り合う場面で、ベランダからの背景の雪景色が、いかにも合成だった。合成は前期の『やすらぎの郷』でも登場していたので、伝統は引き継がれたようだ。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

平均よりやや高めの評価となっている。

前回まではいかにも「朝ドラっぽい」感じだったが、今回は「昼ドラ」もミックスされたふうだ。でもやりすぎていないので特に問題はなさそう。

15分があっという間に感じる。これで「展開が遅い」などと言ってるのはちょっと違うと思う。確かにまだ徹子さんは登場していないが、もうしばらくご両親の恋も見てみたい。

感想・評価トットちゃん

Posted by tomo