『トットちゃん!』華子が25年ぶり?に登場。徹子とケルナーの恋を暴露する-第58話
テレビ朝日帯ドラマ劇場『トットちゃん!』第12週・第58話(2017年12月20日12時30分~)を視聴した感想・評価の記事です。
今週はこれまでの振り返りや回想が多いですね。今回は徹子の母・朝が主役で、徹子は彼女の恋と自分の恋を重ね合わせていきます。
各キャストの影響度(言及数)
まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。
1位はチョッちゃんこと徹子の母・黒柳朝役の松下奈緒さん。今回は回想シーンで、守綱との交際やプロポーズ、著書「チョッちゃんが行くわよ」のドラマ化(NHKの連続テレビ小説・チョッちゃん)などが描かれた。
2位は赤田市子役の野村麻純さん。黒柳家のお手伝いさんである。徹子と同じく、未婚。相手もいない状況。
3位は黒柳徹子役の清野菜名さん。朝の話を聞いて、自分とケルナーの恋を重ね合わせる。
4位は伊藤華子役の高岡早紀さん。久しぶりに登場。なんと、パリで徹子とケルナーを目撃したという。後述するが、おそらく25年以上ぶりの再会だと思われる。
5位は徹子の父・黒柳守綱役の山本耕史さん。回想シーンで登場。「音楽は捨てなさい。そして、僕の妻になりなさい。今日からここで、一緒に暮らそう」のくだり、今見ても本当にすごい。堀北真希さんを連想させるという意味でもすごい。
6位はカール・祐介・ケルナー役の城田優さんでした。
ハイライト・名場面(あらすじ含)
今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。
以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。
グチャグチャの誕生日ケーキ
★10分(盛り上がり度:20)
「徹子の部屋」の収録(5GAPなどが出演していた)を終えた徹子が、ケーキをもって急いで自宅に帰ってきた場面。
この日は市子の誕生日であり、黒柳家では毎年お祝いをしているようだ。
しかし徹子が買ってきたホールケーキは、つぶれてグチャグチャになっていた。徹子がケーキの包をぶんぶんふりまわしながら帰ってきたから。
朝「毎年グチャグチャなのに驚くわね」
市子、理想の恋を語る
★11分30秒(盛り上がり度:17)
市子は朝に、守綱とのなれそめについて聞いた。
朝が答えると、市子は机をトンと叩き「私とお嬢様は、なぜ奥様みたいな恋ができないのでしょうか!? このまま終わってしまうかと思うと、生まれてきたかいもありません! ねえ、お嬢様!」と言って半泣きに。
徹子はケルナーと恋をしているので、ちょっときまずい。
朝「まだわからないわよ、イッちゃん。ほら、クリーニング屋のヒロさん、どうなったの?」
市子「全然、胸がキュンとしませんわ! 私も旦那様みたいに美男子で、愛してるよって西洋人みたいに毎日言ってくれて、バイオリンを弾くような方じゃないと嫌なんです!!」
この時点のSNSでの反応:
「いっちゃんハードル高いよそれは」
「黒柳家に仕えてしまったから理想高いww」
「いっちゃん、守綱パパに惚れたなw」
華子、徹子の恋をバラす
★16分30秒(盛り上がり度:28。今回最高の盛り上がり)
華子が、久しぶりに黒柳家を訪ねてきた。第49話でパリに旅立って以来のこと。
第49話は徹子のニューヨーク留学のあたり(1971年)なので、およそ25年ぶりぐらいの再会だろうか。「テツコクロヤナギ」の名前はパリでも知られているという。
しばらくの会話の後、華子は、思い出したようにこう言った。
華子「そういえば、パリのビスコンティ通り7番地で、あなたをみかけたわよ。トットちゃんが、背の高い素敵な男性と手を繋いで歩いているところ」
台所で家事をしていた市子は、その会話を聞いて、裏切られたような表情をした。
朝「何のこと?」
徹子「さあ?」
華子「ピアニストよね? やっぱりパパの影響でトットちゃんは音楽家が好きなのね、って思ったわ。声をかけようかと思ったけど、お邪魔するのも野暮なので遠慮してたのよ」
朝「それどなた?」
華子「朝さん、知らないの?」
徹子「・・・」
この時点のSNSでの反応:
「さすが華子さんwwwww」
「華子さん、ウケるwww」
「トット・・・目が泳いでるwwww」
その他あらすじ、ネタバレ等
今回は(回想シーン以外は)少なくとも1996年以降の出来事である(渥美清さんが亡くなっているため)。
1996年だとすると、朝は85歳である。徹子は63歳。
「チョッちゃんが行くわよ」が連載を開始したのは1982年、その後ドラマ化もされた。
アニメ化される著書「チョッちゃん物語」の出版は1993年で、これが10冊目の著書である。
朝は2006年8月に亡くなるが、その翌月に最後の著書「チョッちゃんは、もうじき100歳」が出版されている。享年95。
数値化された評価と感想
冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。
最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。
今週は振り返りの多い展開が続いている。
華子がやってきて暴露するシーンが面白かった。イッちゃん老けても可愛いぞ。
徹子に出ていた5GAP、ホワイト赤マンが懐かしかった。絶妙の人選だと思った。
次回はおそらく久松とシャープの件の振り返りがあって・・・ラストはどうなるのだろうか。やっぱケルナーがメインかな。
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