『ウチの夫は仕事ができない』第1話-松岡茉優は素晴らしい。錦戸亮も

2017年7月9日感想・評価ウチの夫は仕事ができない

日テレ「ウチの夫は仕事ができない」の第1話を観ました。

感想を一言で言えば、何にも考えずに観ることができるエンタメ作品。落ち込んでる時に見たら元気がでる作品だと思う。ただ、会社員やってる身からすれば「仕事」がメインテーマなのにちょっと「仕事」に関して作りが雑だと思った。

 

主演は関ジャニ∞錦戸亮さん(小林司)。仕事ができない夫を演じている。釣りバカ日誌のハマちゃんのようなサボり系の仕事ができない人間ではない。むしろ、お人好しすぎて仕事ができない、という設定。

 

そして影の主演ともいえるのが錦戸亮さんの奥さんを演じている松岡茉優さん(小林沙也加)。はきりいって素晴らしい。笑顔が可愛いのが本当に役にピッタリ。ダンスもできる。モーニング娘。に加入してたことがあるからね。で、愛嬌がある。天然っぽい可愛さ。これ奥さんだったら旦那頑張るだろ・・・!!このドラマ、「ウチの夫は」というタイトルからして奥さん目線で夫を見る、というのがキモのよう。ということは彼女が主演ともいえる。

 

この二人の夫婦を見てるのが楽しいと思う。

一方で会社の同僚というか仕事仲間(!?)のメンバーは、ちょっとまだ良さが見えてこない。全体的に若い会社なのか、キャストがあるていど若い(30代以下)人だらけであるため、やや単調にも思えた。

 

さて、以下ではストーリーのネタバレがある。ネタバレを回避したい人「飛ばす」を押して下さい。

ここからネタバレ部分です。

 

 

ストーリーは、錦戸亮さんが会社の花形部署に異動したところから始まる。彼は仕事ができないのだが、その花形部署は激務であるため、そこに異動させれば音を上げてやがて退職するだろう、という人事政策のようだ。

その部署で、錦戸さんはデザイナーと一緒にパンフレットを作るという仕事を任される。仕事は順調に進みできあがった。が、錦戸さんのお人好しのところがでて、最後に失敗してしまう。まあ失敗と言ってもかなり同情できるものだ。デザイナーのお母様が危篤だったので、製作完了後にすぐにお母様のいる青森に行かせてあげたのだ。だが、その仕事のクライアントが急にデザインの変更を依頼してきて、結果的に青森に行かせてあげたのが失敗になったということ。ただ、最終的にはそのデザイナーから感謝されることになる。

後半では松岡茉優さんの妊娠が発覚。錦戸さんは一度は書いた退職願を破り捨て、また仕事を頑張ることになる。

 

直接ストーリーには関係ないが、ちょっとリアリティに欠けるなと思ったのは社内報のくだり。誰もが侵入できる会社の受付に、社内報が(あたかもパンフレットのように)置かれているのだ。社内報はその名の通りあくまで社内の人間(あるいはその家族ぐらい)が見るものであって、受付にパンフレットのように置かれ配布されているのは違和感があった。

さらにいえば、その社内報には写真を取り違えるという致命的なミスがあるのだが、そんなものを会社の受付で配布してしまうのはどうか。せめて社外の人の目に触れるものであれば差し替えるべきだろうと。「仕事ができない」のは錦戸さんだけじゃなさそうだ。

 

あとは、失敗した(といっても上述の通り同情できるものだ)錦戸さんを、同僚みんながこれみよがしに口々に罵倒するシーン。単純なミスでもなければ悪意あるものでもないし、あんな罵倒は酷いよなと思いながら見てた。酷いっていうかリアリティがない。「仕事ができる」人達はあんな罵倒しないし。「うちの夫」だけではなく、社員みんな仕事ができないんじゃないか。

 

まあこれらは細かい話けどですね。どちらかというと錦戸さんと松岡さんの夫妻の良さが、こんな細かいリアリティのなさを吹き飛ばしてる感じです。

 

 

ここまでネタバレ部分でした。

 

会社員やってる身からすれば、「仕事」のところをもう少しクオリティを上げて欲しい部分はあるが、それよりメインテーマは夫婦愛だと思えばけっこう面白い。

ドラマのリアリティでいえば、例えば警察ドラマだったら警察関係者は違和感を持つだろうし、医療ドラマは医者から観れば陳腐かもしれない。だからそういうものだと思って楽しむしかないのかも。

 

何度も書くが、錦戸亮さんと松岡茉優さんの夫婦を見るだけで癒される(特に、松岡茉優さん!)。そんなホームドラマだから、とりあえず次も見てみようと思う。