『アンナチュラル』クソクソ言いすぎるパワハラ法医解剖医(井浦新)vs.有罪率99.9%だが女性蔑視すぎる検事(吹越満)-第3話

感想・評価アンナチュラル

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

TBS金曜ドラマ枠『アンナチュラル』第3話(2018年1月26日22時0分~)の感想・評価の分析記事です。

今回は、一言でいえば「スカッとジャパン」ですか。99.9%の有罪率を誇るが女性蔑視が激しい検事との対決となりました。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

中堂系 役 井浦新

投稿数:2094(1位), ユーザ数:1373(1ユーザあたり1.53回)
関連語:中堂(1796), 系(45), 井浦(309), 新さん(84), スーツ(170), カッコいい(129), 好き(122), クソ(87), 面白(75), 最高(74), 感じ悪い(22), スッキリ(14)

1位は中堂系役の井浦新さん。
今回の主役級。
臨床検査技師の坂本にパワハラで訴えられようとしている。
クソ」が口癖(?)。言いまくっていたところ、パワハラと言われてしまう。
今回登場する検事・烏田と過去に何か因縁があったようだ。また、葬儀屋の木林南雲(竜星涼)と話している場面もあって、いろいろと今後の展開がありそう。

三澄ミコト 役 石原さとみ

投稿数:671(2位), ユーザ数:494(1ユーザあたり1.36回)
関連語:三澄(41), ミコト(368), 石原(240), さとみ(286), 感情(22), スマホデビュー(16), 裁判(14), ギャフン(6), 演技 上手(6), イライラ(5), パーカー(8), ネックレス(7), 頑張れ(7), ガラケー(5)

2位は三澄ミコト役の石原さとみさん。
前回まではガラケーを愛用していたが、今回の冒頭でスマホデビューした。
パーカーやティファニーのネックレスなど、視聴者は彼女が身につけているものにも注目しているようだ。

烏田守 役 吹越満

投稿数:432(3位), ユーザ数:331(1ユーザあたり1.31回)
関連語:烏田(62), 守(24), 吹越(300), カラス(60), 満(81), 検事(41), 感情(25), ムカ(22), 女性(22), イライラ(13), 演技 嫌い(11), 演技 上手い(11), 流石(6), クズ(4)

3位は烏田守役の吹越満さん。
カラスと呼ばれる検事。白いものを黒くする。有罪率は99.9%。どっかできいたことがあるフレーズ。
証人であるミコトの感情を煽って裁判を有利に進めようとする。

久部六郎 役 窪田正孝

投稿数:344(4位), ユーザ数:231(1ユーザあたり1.49回)
関連語:久部(38), 六郎(96), 窪田(225), 正孝(141), バイク(14), 最高(12), 眼鏡(7), ネズミ(4)

4位は久部六郎役の窪田正孝さん。
毎回バイクのシーンがあるようだ。
坂本が落としたムーミンのツボ押しを拾うという、重要な役割を担った。

坂本誠 役 飯尾和樹

投稿数:204(5位), ユーザ数:161(1ユーザあたり1.27回)
関連語:坂本(102), 誠(7), 飯尾(100), 和樹(4), ムーミン(24), www(23), パワハラ(8)

5位は坂本誠役の飯尾和樹さん。
臨床検査技師。ムーミンを愛しているようだ。
中堂のパワハラを訴えようとしている。

桜小路要一 役 温水洋一

投稿数:130(6位), ユーザ数:110(1ユーザあたり1.18回)
関連語:要一(10), 温水(115), 洋一(26), 被告(5)

6位は桜小路要一役の温水洋一さん。
今回の被告。
ミコトの証言によって一時は無罪を確信したが・・・。

東海林夕子 役 市川実日子

投稿数:103(7位), ユーザ数:90(1ユーザあたり1.14回)
関連語:東海林(53), 夕子(7), 市川(42), 実日子(37), コンビ(7), 大好き(4)

7位は東海林夕子役の市川実日子さん。
ミコトとよいコンビ。

三澄秋彦 役 小笠原海

投稿数:82(8位), ユーザ数:33(1ユーザあたり2.48回)
関連語:秋彦(3), 小笠原(61), カイ(70), 帰宅(3)

8位は三澄秋彦役の小笠原海さん。
ミコトの弟(義理の弟)である。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:99.9(1099), 所長 天下り(22), 深山 弁護士(22), 感情 的(526), 女性(431), 態度 悪い(331), 女性 蔑視(239), クソ 禁止(220), ムーミン(196), 中堂 スーツ(178), ひかる 一平(148), ムーミン ツボ(139), 女性 差別(128), 検察 官(92), 弁護士(88), 法医 学者(88), イライラ(84), 斎藤 洋介(82), クソ バリエーション(78), 裁判 員(64), 検査 技師(58), 教授 ムーミン(46), ギャフン(39), 脚本 家(37), スマホデビュー(29), 北村有 起哉(28), はっさく メガネ(28), キング 牧師(25), ブロガー(25), 胸糞 悪い(25), スカッと ジャパン(25), 高橋 一生(22), 音月 桂(22), 松重 豊(25)

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

女性の感情を煽る検事

★21分30秒:盛り上がり度:171

検事の烏田が、ミコトの証言に対して色々と指摘する場面。

烏田はミコトが証言を覆したことに触れ、「責任転嫁は女性の特徴です」「未熟な女性研究者が」「神聖な法定が女性の気まぐれで振り回される」「すぐ感情的になる」などと、女性の証人であるミコトを責めた。

それに対してミコトは「好きで女性に生まれてきたわけではありません。あなたは選べたんですか! 生まれてくる時に! 誰だって選べませんよね?!」と、つい感情的に反論してしまった。

この時点のSNSでの反応:

胸糞悪いんだけどこの検察官
なんと明確な女性蔑視
吹越満さん好きだけどこの検事はないわ
わざとイライラさせてるのはわかってるんだけどめっちゃイライラするwww

 

中堂の坂本への暴言はクソ

★27分:盛り上がり度:212

坂本の代理人が、坂本がメモしていたという中堂の暴言について説明した場面。

その暴言とは「クソ」「クソだ」「くそめ」「クソが」「クソだな」「クソ野郎」「クソすぎる」「クソなのか」などクソだらけだった。

坂本は合計108回、中堂に暴言をはかれたという。

この時点のSNSでの反応:

クソのバリエーションww
クソの108活用wwww
108回って煩悩かよwww

 

中堂、裁判に現る

★40分:盛り上がり度:269(今回最高の盛り上がり)

再び裁判。
今回、ミコトは証人として出廷しないという。

しかしに代理の証人が用意された。

その証人とは・・・中堂だ。

この時点のSNSでの反応:

中堂さんキターーー!
うっほ中堂さんのヤル気ないスーツ姿やばいな!ネクタイやや緩なのやばいな!
中堂せんせのスーツしんどい…
すげいやそうに入ってきたwww

 

人は誰もが皮をむけば肉の塊

★47分30秒:盛り上がり度:199
この時点の関連語:中堂(84), !!(37), カッコ(20)

中堂が、裁判に証人として出廷した場面。

中堂は烏田の発言に「バカか」などと反論。烏田は、前回とは逆に感情的になってしまった。

中堂は、加害者が使用したのはセラミックの刃物ではなく、合砥(あわせど)で手入れをされたステンレスの刃物であると暴いた。中堂の発言により、被告の要一は無罪だということが判明する。

 

中堂は「以上だ」と言い、法定を出ようとする。

烏田が「勝手に終わらせるな!」と叫ぶ。

 

被告の要一(女であるミコトの証言は不要だと言っていた)が「ありがとうございました!」と言うと、中堂は「ふざけるな。女を信用できねえだとか、お前がクソ小さいこと言ってるから俺が駆り出されたんだ。人なんてどいつもこいつも切り開いて皮をはげば肉の塊だ。しねばわかる」と言い残し去っていった。

この時点のSNSでの反応:

中堂さんカッコよすぎたなwwwww
法廷ではバカしか言わなかったのにクソって言っちゃったwww
中堂さんのセリフが小気味いい
中堂カッコいい去り際

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

 

ストーリーは公式サイトも参考に。

 

今回は法廷が舞台。

ミコトは一度は検察側の代理証人として出廷したのだが、裁判所で証拠を見ているうちに、検察の出している証拠に矛盾があることに気づいた。そこで次の公判では被告側の証人として出廷。

しかし烏田にやり込められてしまう。また、被告人である要一も、ミコトを女性だというだけで信用していなかった。

 

一方、中堂は坂本にパワハラを訴えられていた。

 

そういう状況で、ミコトと中堂は取引をした。ミコトに代わって中堂が証人として出廷するかわりに、パワハラ訴訟の処理はミコト側が受け持った。

 

ホルマリン漬けにされた肉片を調べた結果、合砥の成分が出てきた。これによって、セラミックの刃物が使用されたのではないことが判明した。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後6分間の各値。

・投稿数:10542(Q1:1444, Q2:2475, Q3:2306, Q4:3440, 放送後6分間:877)
・ユーザ数:3502(Q1:736, Q2:1308, Q3:1174, Q4:1743, 放送後6分間:794)
・SNSでの影響度数(独自指標):13147

初回からの推移図を示します。

SNS影響度の推移図

ユーザ数はやや減ったが、投稿数はやや増えた。ほぼ前回と横ばいの値といえると思う。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

初回からの推移図です。

評価の推移図

今回はやや評価を落とした。

今回は、女性蔑視の烏田検事が登場し、彼の言葉がいちいち視聴者をイライラさせた。関連語でもわかるように、胸くそ悪いとか、女性差別だとかいう言葉が並んで、ドラマの中とはいえ辛かった人もいたようだ。

当ブログの評価方法では、「スカッとジャパン」的な展開は、よほどスカッとしないと評価されない傾向がある。今回においては、最後は中堂が烏田をやり込めたものの、結局男性の力を借りざるを得なかった(法廷以外ではほとんど女性の力だったとしても)し、烏田はほとんどダメージを負っていないどころか中堂に捨て台詞まで吐いたので、ややスッキリとはしなかったかもしれない。

しかしそんな展開の中でも「総合」としては平均を超えていて、それはキャラクター・俳優/女優の魅力によるものだと思う。キャラの作りはうまくいっている感じがする。

感想・評価アンナチュラル

Posted by tomo