『わろてんか』てん、例の鈴で幽霊藤吉の召喚を試みるも失敗。だが栞から電話が-第104回

感想・評価わろてんか

スポンサーリンク

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第19週・第104回(2018年2月5日8時0分~)の感想・評価の分析記事です。

ミス・リリコ アンド シローはデビューしたものの、新聞などでの評判はいまいち。今週はこのコンビの芸を完成させていく、というところが描かれます。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

伊能栞 役 高橋一生

投稿数:100(1位), ユーザ数:75(1ユーザあたり1.33回)
関連語:伊能(26), 栞(74), 高橋(8), 一生(9), 電話(13), 人前(10), 厳しい(6), 極意(6), アドバイス(5), 理解(3)

1位は伊能栞役の高橋一生さん。
日本を代表する巨大企業の社長でありながら、一漫才師の処遇について助言する栞様である。

今回は、栞はてんに電話で「人前で悩むな、へこたれるな。一端やると決めたことを簡単に諦めるな。これが社長の極意かな」と助言をしてくれた。

なお、栞は北村笑店の役員だが、史実における吉本興業と阪急東宝グループの人事交流については、後述のネタバレ解説のところに少し書いておく。

てん 役 葵わかな

投稿数:99(2位), ユーザ数:77(1ユーザあたり1.29回)
関連語:てん(98), 葵(4), わかな(4), 栞(10), 風太(10), 覚悟(5), フォロー(4), 召喚(4), 極意(3)

2位はてん役の葵わかなさん。
また幽霊藤吉を召喚しようとしたが失敗。しかし代わりに栞様が召喚された。

武井風太 役 濱田岳

投稿数:80(3位), ユーザ数:65(1ユーザあたり1.23回)
関連語:武井(0), 風太(74), 濱田(8), 岳(8), アメリカ(10), 禁止(8), アドリブ(3), 嫌(3)

3位は武井風太役の濱田岳さん。
北村笑店専務。隼也が下について、修行させている。
アメリカかぶれの隼也に「アメリカ禁止」を言い渡す。

川上四郎 役 松尾諭

投稿数:76(4位), ユーザ数:57(1ユーザあたり1.33回)
関連語:川上(1), 四郎(25), 松尾(2), 諭(1), シロ(52), ブロマイド(15), 欲しい(6)

4位は川上四郎役の松尾諭さん。
リリコのブロマイドを発売することが企画されたが、ついでに四郎のブロマイドも提案された。
イノッチは彼のブロマイドが欲しいようだ。また視聴者の中にも欲しい人もいるようだ。

北村藤吉 役 松坂桃李

投稿数:58(5位), ユーザ数:49(1ユーザあたり1.18回)
関連語:藤吉(57), 松坂(4), 桃李(4), 鈴(8), 召喚(7), 儀式(3), 幽霊(3), 文鳥(3)

5位は北村藤吉役の松坂桃李さん。
鈴を鳴らしたぐらいでは召喚に応じてくれない幽霊藤吉。

北村隼也 役 成田凌

投稿数:57(6位), ユーザ数:52(1ユーザあたり1.10回)
関連語:隼也(49), 成田(10), 凌(8), 丁稚(8), 奉公(7), アメリカ(8), 風太(11)

6位は北村隼也役の成田凌さん。
風太の下について丁稚奉公を始める。
将来の社長を見据えての修行だろう。

秦野リリコ 役 広瀬アリス

投稿数:53(7位), ユーザ数:47(1ユーザあたり1.13回)
関連語:秦野(0), リリコ(51), 広瀬(3), アリス(5), 新聞(3)

7位は秦野リリコ役の広瀬アリスさん。
新聞で酷評され、気にしてしまうリリコであった。
四郎がやる気になってきて、彼女もやる気になったようだ。

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:アメリカ 禁止(40), 人前 悩む(34), シロー ブロマイド(22), 社長 極意(19), 丁稚 奉公(19), 藤吉 召喚(17), ブロマイド 欲しい(16), 映画 スター(10), 隼也 アメリカ(10), 電話 フォロー(10), 社長 覚悟(8), 文鳥 ストラップ(7), アホボン 呼ぶ(7), トーキー 時代(4), 風太 髪型(4), 便乗 商売(4), オールトーキー(3), あほぼん アドリブ(2)

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

隼也、風太の下で修行

★5分30秒:盛り上がり度:24
この時点の関連語:隼也(4), 風太(3)

隼也が、風太の下につき修行を始めた場面。役員会議にて。

隼也「これから、おっちゃん・・・やのうて、専務のご指導のもと、寄席や演芸のことを学んで、北村笑店の力になれるよう努力しますので、よろしくお願いします

藤吉の召喚に失敗、栞から電話来る

★9分:盛り上がり度:33
この時点の関連語:電話(8), 藤吉(7), 召喚(4), 幽霊(2)

てんが、幽霊藤吉を召喚しようとした場面。ミス・リリコ アンド シローの処遇で悩んでいた。諦めるべきなのか。続けるべきなのか。

藤吉の遺影の前で、例の鈴をチリンチリンと鳴らす。以前、この鈴がなった時には、藤吉が夢枕に立ってくれて、助言してくれた。

だが、今回は藤吉は現れず。そんなに簡単には来てくれないようだ。

しかし、そこに伊能栞から電話がかかってきた。それはそれで、良きことだ。

この時点のSNSでの反応:

鈴鳴らしたら藤吉じゃなく栞さんから電話かかってきた!その鈴欲しい
召喚の鈴を鳴らしたら電話が鳴った
藤吉はんまだ成仏してないの?お祓いしてもらおう!

 

アメリカ禁止

★11分:盛り上がり度:30
この時点の関連語:風太(9), アメリカ(7), 禁止(5)

風太が、部下である隼也に偉そうに色々言う場面。

風太は雑巾がけから始めさせたが、隼也はアメリカでショーを見てきて、それを北村笑店の経営に活かしたいようだ。そんな彼に風太は・・・。

風太「アメリカ禁止! 二度と口に出すなよ修行中は。ええな
隼也「はい

この時点のSNSでの反応:

アメリカ禁止ーw
老害化する風太
藤吉ぞうきんかけてたっけ? 風太がだんだん嫌な感じになってる

 

四郎のブロマイド

★14分30秒:盛り上がり度:41(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:シロー(6), 四郎(6), 映画(5), ブロマイド(5), 妄想(2)

新しい漫才師の形をさぐるプロジェクトにて。

元女優であるリリコが「売店でうちのブロマイドも売るか?」と発案した。

てん、トキ(徳永えり)、歌子(枝元萌)は口々に賛成の意を示す。そこでリリコが「あ、シローのブロマイドも作るんやろか?」と言った。みんな、シローのブロマイドを妄想して笑った。

この時点のSNSでの反応:

四郎さんのブロマイドwwwwwwww
シローオタも絶対おるで
しおりんのブロマイドは売りますか?

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他ネタバレ、あらすじ、解説等

ドラマでは、伊能栞が北村笑店の役員になっているが、史実での阪急東宝グループ(栞のモデルだと思われる小林一三が創業)と吉本興業(てんのモデルである吉本せいが創業)の人事交流も存在する。

 

その最も大物といえば、風太のモデルである林正之助(せいの実弟で、吉本興業の社長を何度も務める)。

昭和14年のことだが(今週描かれている場面の5年後ぐらい)、林正之助は吉本興業の専務兼、東京宝塚劇場取締役となっている(宝塚歌劇団は阪急東宝グループ傘下)。ただしそれより以前から、吉本の芸人が東宝の映画に出演する、ということも盛んに行われていたようだ。

 

また、これには東宝のライバルである松竹の動きも絡んでくるのだが、そこまではドラマでは描かれないかもしれない。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後3分間の各値。

・投稿数:629(Q1:70, Q2:111, Q3:178, Q4:184, 放送後3分間:86)
・ユーザ数:224(Q1:57, Q2:80, Q3:106, Q4:113, 放送後3分間:76)
・SNSでの影響度数(独自指標):599

 

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

キース・アサリに続いて、いよいよもう一組の重要なコンビが育っていく。

今回描かれたように、ミス・リリコ アンド シローはただの漫才師だけではなく、関連グッズを売ったり、機関誌で宣伝されたりもする。これは今日の芸人たちにあるような姿であり、メディアミックス戦略ともいえる。