『わろてんか』第11回-てん(葵わかな)の笑い方、演技力や茶番劇への不満の意見も多く

感想・評価わろてんか

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第2週・第11回(2017年10月13日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

今回は、吉本らしい(!?)茶番劇みたいな回だったのですが、SNS上の評判は良否分かれていました。

 

主演のてん役、葵わかなさんの演技力については、SNSを見ていると、特にこのドラマのテーマである「笑い」がぎこちない、あるいは下手という意見が。演出上そうなっているのかわかりにくい部分がありましたね。後述します。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

1位はてんの兄・藤岡新一役の千葉雄大さん。病弱な優しい兄。無理がたたってしまい、事実上の余命宣告をされてしまう。

 

2位はてんの父・藤岡儀兵衛役の遠藤憲一さん。倉庫火災をきっかけとした藤岡屋の経営危機に思い悩む父。たのむでほんまに。

 

3位は武井風太役の濱田岳さん。今回はムスカになりました。

4位は藤岡てん役の葵わかなさん。主演です。「笑い」の演技がぎこちない、下手だと指摘する意見がある。詳しくは後述したいと思う。

 

5位は伊能栞役の高橋一生さん。今回は登場しませんでしたが、重要な事件もありました。

6位はてんの母・藤岡しず役の鈴木保奈美さんでした。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

てんはアニマル浜口に、風太はムスカになる

★2分(盛り上がり度:61)

藤岡屋は大ピンチだが、てんは明るく振る舞おうとしていた。アニマル浜口さんのように「ワッハッハ」と無理やり笑うてん。

一方風太は、「トーントーン、トンガラシの粉」という歌に乗せて唐辛子をすり潰した。調子に乗ってやってしまって、唐辛子の成分が目に刺激となったのか、「目が熱い、目が熱い、何やこれ!! 目がああ!! 目があああ!!」と叫んだ。

 

スタジオジブリの名作「天空の城ラピュタ」の名シーンで、悪者のムスカ大佐が同じように「目が、目がぁ〜」と言うシーンがある。

SNS上では風太がムスカになったと、盛り上がっていた。

この時点のSNSでの反応:

風太ムスカかよwwwww
目に唐辛子はキツイ
風太体を張ったギャグ

 

新一兄さんとの約束

★10分30秒(盛り上がり度:63)

伊能栞とてんの縁談は、破談となった。栞の父が倉庫火災のことを知り、「なかったことに」と申し入れてきた。てんの縁談をきっかけに伊能製薬の後ろ盾をもらい、銀行から融資を受けるという儀兵衛の想定は、潰えた。

 

新一兄さんは、前回倒れた影響で、やっぱり病気が悪化していた。

医者からは両親に、あと1週間か1ヶ月かわからんけど、いまのうちに家族と過ごさせておくようにと言われている。

 

てんとしずは望みを託してお百度参り。

 

その後、てんは新一の病床に赴く。

新一は「この店を大きゅうして、お父はんを笑わせてやりたかったんやけどな」「これからは、お前がお父はんを笑わせるんやで。笑うということは人間だけの特権なんや」「人生は辛いことだらけや。そやからこそ、笑いが必要になったんやと僕は思う」「辛いときこそ笑うんや。みんなで笑うんや」「たのんだで」と。

てんと新一は指切りをした。「辛いときこそ、みんなで笑うんやで」という約束。

この時点のSNSでの反応:

兄さん、待って!いかないで
もっと長生きさせて欲しかった
フラグ立ちまくりで辛い

 

儀兵衛、首を吊る?

★12分30秒(盛り上がり度:87。今回最高の盛り上がり)

儀兵衛が行方不明になる。聞けば「藤岡屋はわしのせいでこの代で終わる。みんなは元気で末永く暮らせ」と言い残していた。

 

儀兵衛は蔵にいた。縄の先に輪っかをつくり、その縄を天井からたらして、その下に台を設置し、自らその台に乗って・・・。まさか!?

 

間一髪、家族らが蔵に踏み込んだ。

てん「お父はん!!

風太「早まったらあかーん!!!

抵抗する儀兵衛と、家族たち。その時のエンケンさんの顔!! 再放送で是非見たい。

この時点のSNSでの反応:

お父はんの顔www
これ、笑うところやね?
エンケンの顔がヤバいwww

 

★15分(盛り上がり度:78)

儀兵衛は首を吊ろうとしていたわけではなかった。蔵を整理するために、重い物を釣り上げて動かそうとしてただけ。

それを聞いたてんは「アハハハハ」と大笑い。みんなも大笑い。儀兵衛も大笑い。

 

一笑いすると、儀兵衛はため息をつき「笑いは、人を幸せにする薬なんやな」とポツリ。そしてまたみんなで笑った。

 

その笑い声は、新一の病床まで聞こえていた。新一も、ほっとした表情で微笑んだ。

この時点のSNSでの反応:

皆んな無理して笑ってる
空元気に見えて
お兄ちゃんには生きててほしい

 

みんな、空元気なのだろうか。それとも本当に笑っているのだろうか。風太とかは本当に笑ってそうだ。てんは、無理してるのかな。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

新一 兄さん フラグ」「風太 ムスカ 目」「幸せ 薬」「父www」「エンケン 顔」「縁談 破談」などの言葉が多く書き込まれた。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

結構、低い。

SNSを見ていると、新一の言葉で「泣いた」という意見もあって、一定の支持はあった。逆に評判が悪い部分もあった。

 

使い古された勘違いネタや、茶番劇的笑い。むしろあの状況では辛くて笑えないという人も多かったようだ。これは脚本の問題。

 

それとは別に、主演のてん役、葵わかなさんについても、特に笑い方について演技に疑問符をつける人が多かったようだ。笑い方が下手、あるいはぎこちない、不自然なのは、そういう演出(つまりわざとぎこちなく笑う、てんが空元気、無理やり笑ってるという演出)なのか、演技力の問題なのか区別がつかなかった。まあ朝ドラのヒロインってそういうところも伝統的にあるのかもしれないけど。

最初のアニマル浜口さんのような「ワッハッハ」は、あれは空元気の演出だよなと。それはわかる。問題は最後の蔵での笑いですよね。ドラマのテーマにかかわる肝心な部分。確かに何回見ても、演出なのか演技力なのか区別が・・・。

でも笑いの演技は、誰もが難しいと思うのでこれからも見守りたい。決してこれからも期待できないというわけではないです。

やや批判的になってしまった。お詫びに、インスタで葵わかなさんの笑顔の動画を見つけたので貼っておこう。

 

衆院選の影響で、「あさイチ」における有働アナやイノッチの受けがないのも、ちょっと物足りない気がした。しょうがないのだけど。