『わろてんか』つばきのばあや、余計なお世話で隼也との恋を再燃させる方向へ-第124回
連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第22週・第124回(2018年2月28日8時0分~)の感想・評価の分析記事です。
今回はふたつの大きな出来事が。一つは、つばきのばあやが余計なことをしたせいで、隼也とつばきの恋心が再び燃え上がりそうになっていること。
もう一つは、四郎の浮気疑惑の真相が判明します。
キャスト影響度
まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。
各キャスト言及数・関連語分析
SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。
川上四郎 役 松尾諭
1位は川上四郎役の松尾諭さん。
密会していた女性は、昔の楽士仲間だった。
四郎は彼女に、上海で結成されるオーケストラに誘われているという。
秦野リリコ 役 広瀬アリス
2位は秦野リリコ役の広瀬アリスさん。
四郎の浮気を疑うが、蓋を開けてみるとある意味それより深い悩みが訪れた。
亀井庄助 役 内場勝則
3位は亀井庄助役の内場勝則さん。
探偵亀井、てんより四郎の調査を仰せつかる。
加納つばき 役 水上京香
4位は加納つばき役の水上京香さん。
まだ隼也への思いを断ち切れていないようだ。
隼也の元に、彼女のばあやがやってきて・・・。
北村隼也 役 成田凌
5位は北村隼也役の成田凌さん。
つばきのばあやに、自分も結婚するのだというウソの手紙を渡す。
てん 役 葵わかな
6位はてん役の葵わかなさん。
杉田楓 役 岡本玲
7位は杉田楓役の岡本玲さん。
武井風太 役 濱田岳
8位は武井風太役の濱田岳さん。
他の関連語
SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。
あさイチで有働アナが「上海でオーケストラやりつつ、上海支店、ね」と提案したのは衝撃だった。北村笑店の上海支店を設置する提案。イノッチは「あんた何言ってんだよ」とツッコミ。
ハイライト・名場面(あらすじ含)
今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。
各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。
ばあや、余計なお世話
つばきのばあやが、隼也のもとを訪ねた場面。
ばあやは「つばきお嬢様は、まだあなた様のことが忘れられへんのです。どうぞ、お嬢様のその思い、断ち切ってもらえませんやろうか」と隼也に願った。
この時点のSNSでの反応:
「いや、隼也は断ち切っていただろう。ここで第三者が焚きつけるなよ…」
「おばちゃんそれ言っちゃったら、若い二人に火をつけるってことにならん?」
「絶ち切れって、すでに隼也くん我慢してんのに何させようとしてんだ」
「えええええ余計なお世話あああ自分でやれやいいいいい」
隼也がウソの手紙
隼也がつばきにウソの手紙を書いた場面。
その手紙には、隼也自身も結婚することになったということが書かれ、「お互い家の跡を立派についで、よい家庭を作りましょう」などと書かれていた。
この時点のSNSでの反応:
「隼也、つばきさん宛てに嘘の手紙を書かされたのか…」
「また隼也いい加減なこと!」
「ばあやの暗躍のおかげで余計な事になりそう」
「余計な波風たてましたね」
四郎、上海の楽団に誘われていた
四郎が、上海で結成されるオーケストラに誘われていることが明らかになった場面。
女性と会っていたのは、その件だった。だが四郎はそれを断って、今後もミス・リリコ アンド シローで活動していくと宣言した。
リリコは「そんなん、当たり前や」と。
この時点のSNSでの反応:
「まさかの楽団での引き抜きー!!」
「上海の楽団からスカウトか四郎さん」
「そっちの引き抜きー?!」
楽譜を焼く四郎
風鳥亭の庭で、楽譜を焼く四郎。
四郎は、自身の夢にケリをつけ、リリコとずっと漫才をしていく決意の表明のため、楽譜を燃やした。
オーケストラでの演奏は夢だったが、四郎は「今の僕には夢より大事なものがあるんです」と言う。煙が目にしみる。
その様子を密かに見つめるリリコ。
この時点のSNSでの反応:
「シローさん夢より大事なものがあるって言いながら泣いてるじゃん」
「リリコ一緒に上海行ったらよろし」
「朝ドラ名物の分かりやすい盗み聞きか」
その他ネタバレ、あらすじ、解説等
以前にも書いたが、四郎とリリコはこの後結婚。四郎の上海行きにリリコがついていくことになる。
また、ばあやが焚き付けた隼也とつばきの恋は、再び燃え上がってしまって、最後は駆け落ちに至る。
当時の上海は、中国でも最大の都市として大発展しているところで、ショービジネスも盛んだったことから、オーケストラの結成があっても不思議ではない。
ただもちろん、その後は戦火に巻き込まれていくことになるが。
視聴者の概況
SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。
投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後3分間の各値。
数値化された評価と感想
最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。
つばきのばあやの真意って何なのだろうか。
「つばきの、隼也への思いを断ち切りたい」という思いが表面的には現れているが、まさか、まさかとは思うが、政略結婚させられるつばきを不憫に思い、再び隼也とくっつけたいと思っていて、こんな回りくどい手段をとったとか。深読みし過ぎか。
今後のばあやの表情一つで、その真意がわかりそう。
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