『わろてんか』てん(葵わかな)やっぱり笑い方の演技が下手、伊能栞(高橋一生)がテーマ曲で登場など第17回感想

感想・評価わろてんか

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第3週・第17回(2017年10月20日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

今回は伊能栞様の実物が久しぶりに登場しました。

SNSを見ていると、彼の登場シーンは盛り上がります。彼が登場するときのBGMがまた、視聴者の心をわしづかみにしているようです。


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

1位は伊能栞役の高橋一生さん。久しぶりに、お見合い写真以外の形、つまり実物が登場。完璧な男。彼が出てくれば華やかにBGMも流れる。風太に助言、あるいは焚き付ける言葉を言う。

 

2位は北村藤吉役の松坂桃李さん。松坂さん自身はイケメンだと思うのですが、もうなんとも情けない役で。てんがなぜ彼に惚れたのかっていうのがわからなくて視聴者置いてけぼりという意見もある。上記のグラフのように、藤吉とてんはネガティブなコメントの割合が大きい。

藤岡てんのモデルとなった吉本せいの夫、吉本泰三(吉本吉兵衛)もダメ男だったと伝わっている。ただこれは吉本せいが大阪の人特有のサービス精神により、話を盛っているという説もある。

 

3位は武井風太役の濱田岳さん。藤吉を許せず、ある行動を・・・。

4位は藤岡てん役の葵わかなさん。彼女の笑い方の不自然さや演技力については、以前の記事でも指摘されている通り。今回もそういうシーンがあった。

 

5位は秦野リリコ役の広瀬アリスさん。べっこう飴の件により藤吉さんのことが大好き。てんのライバル。諦められない。

6位はてんの父・藤岡儀兵衛役の遠藤憲一さん。7位はてんの母・藤岡しず役の鈴木保奈美さん。

8位はてんの祖母・藤岡ハツ役の竹下景子さん。9位はてんの妹・藤岡りん役の堀田真由さんでした。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

ハンガーストライキは続く

★6分(盛り上がり度:55)

儀兵衛、ハツ、しず、りん、トキが集まり、てんが食事をとっていない(ハンガーストライキ中である)のをどうしたものかと議論する場面。

といってもてんは、夜中に藤吉が差し入れた柿を密かに食べているけど。

 

ハツは、「この意固地は誰に似たもんやろなぁ。てんにはほとほと呆れたわ」と嘆く。そして「りんの方が器量良しで、しっかりしてる。この家継ぐのにふさわしい気ぃしてきたわ」と。

儀兵衛が何かを思ったように、その場を立ち去ると、ハツは彼の背中に「ベー」と舌を出した。

 

これはハツおばあちゃんなりのてんへの気遣いなのだろうか。

 

儀兵衛は、てんの婿候補者5人の写真と身上書を並べ、思い詰めたように検討してきた。うしろから使用人が近づくと、「今忙しい!」と一喝。使用人たちは吉本新喜劇のように、一斉にコケた。

 

伊能栞のテーマ曲で伊能栞が登場

★10分30秒(盛り上がり度:108。今回最高の盛り上がり)

神社で寝ていた藤吉を叩き起こした風太は、その襟元を掴み「てんは婿さんもろて藤岡屋を継ぐ身なんや。お前なんかの出る幕やない」「半端者のくせにてんを奪う気か」「カス芸人のお前にあいつを守れると思うか」「大阪帰れ」と罵倒した。

藤吉も黙っていればいいものを反論。二人は取っ組み合いになりそうになった。そこにリリコが現れて仲裁した。

 

 

その後風太は、伊能栞の事務所に行き、栞に「どうかてんの婿はんになって下さい!」と土下座。「わてよりちょっとだけ男前やけど、まあ許します。だからどうかもう一度、縁談、考え直してやってください」と言った。

 

ここで伊能栞のテーマ曲が流れた。壮大で、かつ躍動感があり、華やかで前向きで、どことなくドヤッって感じの曲。

 

栞は「君は嫁に行かれるのが嫌なだけじゃないか? 婿を取ってくれたなら、同じ屋根の下にずっといられる。違うか?」と、風太の心を見抜いた。風太は「ちがうし」と力なく言うのが精一杯だった。

 

この時点のSNSでの反応:

栞のテーマ キタ━━━
このBGMwww
栞様さすが

 

石川チョコ右衛門、再び

★13分30秒(盛り上がり度:88)

藤吉が寝泊まりしている神社に、実家・北村屋の番頭・又八が来た。

藤吉は、母親が倒れたことを聞く。だがすぐに実家には戻らず「もうちょっとだけ待ってくれ」と。

 

その夜、例によっててんの蔵へ行った藤吉。

チョコレートで石川チョコ右衛門をやった。石川チョコ右衛門とは、藤吉の渾身のネタである。8年前、第6回に出てきた。

 

チョコレートを口の周りに塗って泥棒ヒゲのようにして、その状態で「天下の大泥棒、石川チョコ衛門とは、おーれーのーこーとーよ!」と見得を切る。てん大笑い。

 

その笑い声がきっかけで、儀兵衛としずが藤吉を発見した。しずは、なんだか許したような表情だたが、儀兵衛は呆れと怒りに満ちた表情だろうか。

 

やっぱりここでも、葵わかなさんの笑い声の演技に不満の意見が相次ぐ。

この時点のSNSでの反応:

笑い声が寒い
「ゲラのくせに、笑うの下手」
笑い声もうちょいなんとかならんか
笑い方すごくわざとらしい

 

藤吉はその流れで「俺は、おてんちゃんが好きや!」と告白。さらに「そやからこれからもずっと」と言おうとしたところで、儀兵衛が現れた。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

栞 テーマ(曲) 笑う」「伊能栞 BGM 登場」とあり、栞のテーマ曲で視聴者の皆さん大ウケだったことがわかる。今回の彼はまたしても面白かった。

広瀬アリス 濱田岳 バカ」は、二人が釣りバカ日誌(テレ東版)で共演していることから。

松坂桃李 学ラン姿 学生」は、回想シーンで藤吉の学生時代が流れたことによる。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

かなり低いですね。

理由としては、今週何度も書いていますように、おてんちゃんが藤吉に惚れ込む理由がいまいち説得力がない。また、藤吉にしても、てんにしても、家族や使用人に誠実に向き合えばいいものを、コソコソと会ったり、ハンガーストライキを装って夜中に藤吉の差し入れだけ食べたりするのが理解できないと、いったことがあげられると思う。藤吉は特に、もうちょいマシな男になってから迎えに来ればよいものを、と思ってしまう。

 

かといって「純粋な愛を貫く」という感じでもなく。

藤吉がてんへの愛に気づいたのはようやく今回だし、てんはまだどうなのかわからない。少なくとも家族や使用人には愛ではないと言っている。とにかく不誠実なのだと思う。そんな二人が駆け落ちしてもなぁ、という感じもする。

てんの笑い方の演技の下手さも、理由としてあるかもしれない。このドラマ、笑いがテーマですからね。

 

でもまあ駆け落ちとは周囲に理解されないものだから、視聴者にも理解されなくったって、そういうものかもしれない。いよいよ次回は二人の愛が明らかになるはず。そこで視聴者を納得させることができるかな。それはまあ楽しみでもあります。

感想・評価わろてんか

Posted by tomo