『わろてんか』第18回-藤吉「お嬢さんを下さい」からの傘回し芸。ドン引きだがやっと本気になった

感想・評価わろてんか

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第3週・第18回(2017年10月21日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

 

今回は藤吉が儀兵衛に「お嬢さんを下さい!」という場面があって、その後、突然傘回しを始めたのですが、この時のSNS上の反応はまあ見事にドン引きって感じでした。

 

でも最終的な評価は、前回までの絶望的な数字に比べたら回復しました。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。

役名キャスト言及数グラフ

1位は北村藤吉役の松坂桃李さん。前回までは甲斐性のなさや不誠実さが目についてしょうがなかったですが、今回はメンタルの強さを見せました。ほんと、メンタルだけは強い。お笑いの才能は・・・?

2位は藤岡てん役の葵わかなさん。こちらも前回までは不誠実さが目につきましたが、今回は正面突破でした。笑い方を含めた演技力はこれから向上してもらいましょう。

 

3位はてんの父・藤岡儀兵衛役の遠藤憲一さん。新一兄さんにも旅立たれてしまって、そのうえてんまで。辛い立場です。

 

4位は伊能栞役の高橋一生さん。登場シーンがないのに4位にランクイン。SNS上では「藤吉より栞さまの方がいい」「栞とのほうが一生笑って暮らせるぞ」と言われる。

 

5位はてんの母・藤岡しず役の鈴木保奈美さん。次回予告ですごいセリフ言ってた。なんだなんだ。

6位は藤吉の母・啄子(つえこ)役の鈴木京香さん。初登場。倒れたはずだったが・・・! ピンピンしている。クセがすごそう。

 

7位はてんの妹・藤岡りん役の堀田真由さん。健気な妹。藤吉に走った姉に変わって、婿をもらって藤岡屋を継ぐという。

8位は武井風太役の濱田岳さんでした。こちらもSNS上では「風太にしとけばいいのに」と。これから先、彼は出演シーンがあるのだろうかと心配するコメントも多かった。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。

ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

藤吉、まさかの芸披露

★3分(盛り上がり度:59)

密会現場を見つかってしまった藤吉とてん。再び儀兵衛の取り調べを受けることになった。

儀兵衛は「戻ってきたらには覚悟はあるんやろな?」と聞いた。儀兵衛は第16回において、藤吉に「今度戻ってきたら腕をへし折るぐらいではすまんと思え!!」と言い渡していた。

 

藤吉は「はい」と静かに返事し「お嬢さんを下さい!」と土下座した。驚く藤岡家のみなさん。

藤吉は実家の店を継ぐ覚悟ができたといい、「芸は捨てます」と。あれだけ芸にこだわってたのに捨てるんかい!

 

藤吉はそこから突然「とざいとーざいー。初代北村藤吉、これがお見納め。その覚悟の最後の芸」と言い出して、一升枡を傘で回す芸を始めた。傘回しだ。てんの幸せをこれで願うという。

傘回しをして「一生おてんさんにますますの幸せが降り注ぎ続けることを、あ、お約束、いたーしまーすー」とやった。

 

儀兵衛は冷たい表情をしていたが、ハツやりんは手を叩いて喜んだ。そして藤吉はてんに「俺の嫁はんになってくれ」とプロポーズした。

 

この藤吉の行動について、SNS上の反応を調べてみる。まずは藤吉に対する批判的な意見。

ふざけるにも程があるよね
えぇ…頭おかしい
説得力のかけらもない
おとうはん…これは、殴ってよし
お寒い藤吉

まあこういう意見がほぼ9割ぐらいを占めた。ドン引きってやつだろう。

逆に藤吉を(中の人含む)を評価する意見は1割ほど。

やっと本気になった
松坂桃李すげえ!傘回し完璧やん
素敵なプロポーズ!!

 

正直ほんとうに、おてんちゃん、なんでこんな男好きになっちゃったんだろって。メンタルだけは強いんだろうけど。

 

儀兵衛は、「こいつと行くなら、親でもなければ子でもない。勘当や!!」と言い渡した。

 

りん、婿をもらう覚悟

★7分30秒(盛り上がり度:57)

りんが、儀兵衛に「うちがお婿さんもろて、この家を継ぎます。そやさかい、姉さんを行かせてくれはりませんか」と申し出たシーン。

 

一方てんは、新一兄さんの遺影に手を合わせていた。

 

この時点のSNSでの反応:

ええ妹やわぁああああ
りんちゃん優しい
もう、りんが主人公でいいよ

 

てんは障子越しに、儀兵衛としずに「今日までほんまにありがとうございました」と礼を言って、藤岡屋を出ていった。

儀兵衛は泣いていた。

 

一生一緒にわろてんか

★13分(盛り上がり度:90)

藤吉とてんの会話。

藤吉「ほんまにええんか? 俺についてきたら苦労するで

てん「覚悟の上です

見つめ合い、手を取り合う二人。

藤吉「一生、一緒に、わろてんか

てん「はい。よろしゅうお願いいたします

 

二人は藤吉の実家、大阪・船場へ。

 

クセの強そうなお姑さん

★15分(盛り上がり度:112。今回最高の盛り上がり)

実家に着いた藤吉とてん。

まず藤吉は母・啄子がピンピンしていることに驚く。

倒れたというのは嘘だったのだろう。話し方といい、どうもクセの強そうなお姑さんだ。

 

そしてその母から「あんたのお嫁さん」として、いいなずけの杉田楓(岡本玲)を紹介された。

 

おてんちゃんは、楓を見て、目をまるくして口をぼんやりと開いていた。

あ、この口をぼんやり開く表情って藤吉がそうだ。藤吉は口をぼんやり開く演技をすることがけっこうあると思う。今回で言うと、てんが儀兵衛から「勘当や!」と言われた後のシーンとか。唖然とした時の演技として。演技がてんに移ったのだろうか。

 

次回予告では、啄子が「駆け落ちやなんて汚らわしい」というシーンがありどうやら藤吉の実家でも二人の恋は歓迎されていない模様。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

苦労 見える」「家族 捨てる」「良い 家族」「幸せ 考える」「ダメ男」「今日 泣ける」などといったコメントが多く投稿されたようだ。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

総合的には低めとなっているが、前回までの絶望的な低さからは回復した。

 

ようやく、藤吉もてんも、藤岡家のメンバーに正面きって話をした。前回までは藤吉もてんも非常に不誠実に見えたが、今回はまあ正面突破したぶん、プラスに働いたと思う。

また、風太やりんの、てんを思う気持ち。それはとても伝わってきて、彼らが前回までの絶望的な評価から回復する一因になったと思う。栞や新一兄さんもそうだが、このドラマ脇役がとても良い。

 

評価が回復したといっても、この肝心のドラマの主人公である、てんと藤吉の行動を支持できるとか、共感できるという意見はSNS上では少数派となっている。

 

さて来週からは心機一転。てんが、藤吉の実家でいびられるであろう展開。こんどこそ藤吉しっかりしてくれ!