『わろてんか』啄子(鈴木京香)のてんの評価「京なまり ぜいたく アホ」・・・第19回感想

感想・評価わろてんか

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第4週・第19回(2017年10月23日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回は、藤吉とてんが京都から駆け落ち同然で、大阪・船場の藤吉の実家へ行くところまでが描かれました。

これまでのこのドラマの感想・評価ですが、藤吉とてんの恋愛模様を描けば描くほど、評価が低くなってしまう傾向があります。いい加減で甲斐性なしの藤吉になぜてんがあれほどこだわるのか、共感できないという意見が多くありました。

 

ですがその恋愛も終わり(のはず)心機一転。大阪船場編です。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

 

1位は藤岡てん役の葵わかなさん。藤吉の実家で、啄子や楓と出会う。どこに行っても明るい。前向き。笑顔。ですが、その笑顔、神経を逆なでしそうでドラマの中でも視聴者にも全面的に支持されているとは言いがたい。

 

2位は北村藤吉役の松坂桃李さん。本名は北村藤吉郎。その名前の由来は木下藤吉郎(豊臣秀吉)から。おてんちゃんを幸せにする覚悟はあるのか? という視聴者の問いかけにも関わらず、今回は早くも実家を出ていきそうになる。

 

3位は藤吉の母・啄子(つえこ)役の鈴木京香さん。ごりょんさん。笑顔が怖い。倒れたはずだがピンピンしている。今回も仮病(!?)で藤吉を引き止めるシーンがあった。伝統芸なのか。

インスタから。

 

4位は藤吉の許嫁・杉田楓役の岡本玲さん。てんのライバル。北村家に嫁ごうと必死である。

 

5位はてんの妹・藤岡りん役の堀田真由さん。てんに代わり婿をもらい藤岡屋を継ぐと宣言した健気な妹。

 

6位は伊能栞役の高橋一生さん。今回は登場シーンなし。

7位はてんの父・藤岡儀兵衛役の遠藤憲一さんでした。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をします。

ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

啄子、また倒れる!?

★6分(盛り上がり度:47)

啄子と楓、藤吉が対面。楓はてんについて「お妾さんの一人ぐらい、旦那遊びやと思って目ぇつむる」と、嫌味を言いながら度量を示す。

だが藤吉は「嫁さんはおてんちゃん以外に考えられません」と言い、「それが認められんのやったら今すぐ家出ます」と言って立ち上がり家を出そうになる。

 

すると啄子は「ああっ・・・また胸が」と倒れそうになる。「お母ちゃん! お母ちゃん!」と言って近寄る藤吉。

啄子は「わてのことはいいから、あんたはまずお風呂に入り」と言い、まんまと藤吉を引き止めた。

この時点のSNSでの反応:

信じるなよwww
ごりょんさんの演技力w
藤吉はすぐ騙されるタイプ

 

てんvs.楓

★8分(盛り上がり度:45)

てんと楓は誰が見ても明らかなライバルなはずなのに、てんは楓に笑顔で接する。

辛さを笑顔で乗り越えていく、という朝ドラヒロインにありがちな属性がある気がする。

 

一方の楓はてんに冷たい。立場上まあ当然とも言える。

そして楓はてんに言い放つ。「うち、嫌いなんです。誰かれ構わず愛嬌振りまくおなご」。

 

楓は、「この縁談にかけている」「大阪の商人の娘にとって船場のご寮さんの名はあこがれ」だと言い「石にかじりついてもこの縁談は譲られへん」とてんに言った。藤吉のことは好きでも嫌いでもない、とも。

 

この時点のSNSでの反応:

楓さん、いいキャラ
意地悪そうやな
楓、強すぎる

 

京なまり、ぜいたく、アホ

★13分(盛り上がり度:78。今回最高の盛り上がり)

啄子がてんを面接する場面。

いろいろ質問する啄子。手元には何やらメモが。

 

啄子の「お年は?」という質問にてんが「数えで17どす」と返すと、啄子は手元のメモに「京なまり」と書いた。

 

その後も、

啄子「好きな食べ物は?

てん「甘鯛の酒塩焼き、かしわ、巻きずしも!

メモ「ぜいたく

 

啄子「お好きな事は?

てん「笑うことです!

メモ「アホ

 

この時点のSNSでの反応:

京なまり ぜいたく アホwww
間違ってはいないが…www
アホて言いたくなる気持ちもわかる

 

てん、女中になる

★15分30秒(盛り上がり度:61)

啄子は、てんに「女中としてなら」家に置いてやると言った。

藤吉はその言葉に反発し、また出ていきそうになるが、てんは「置いていただけるだけでもありがたい思います。ごりょんさん、どうぞよろしゅうお願いします」と、女中になることを受け入れた。

 

てんは女中部屋に案内された。

 

最後は、啄子の顔が怖い鬼の人形になるという謎の演出があった。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

笑顔 覚悟」「鬼 顔 人形 怖いwww」「女中扱い」「京なまり ぜいたく アホw」などのコメントが多く投稿された。

啄子 和枝」という箇所があるが、和枝とは、2013年の連続テレビ小説「ごちそうさん」に出てくるキャラクター。連想させるようだ。

さらに「マッサン」という言葉も複数投稿されていて、これも2014年の連続テレビ小説から。似たような展開ということで。

 

鈴木京香 太閤秀吉」とある箇所。鈴木京香さん演じる啄子は、息子に太閤秀吉(木下藤吉郎)から「藤吉郎」という名前をつけたという設定だが、2016年の大河ドラマ「真田丸」で鈴木京香さんは秀吉の正妻・北政所を演じていたご縁がある。

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

かなり低い評価となっている。「面白い」が絶望的に低い。

先週のラストで、あれだけ決心して実家に戻ることを決めた藤吉が、今回は2度も実家を出そうになる。それはてんのためだとはいえ、出て行っても芸人としては鳴かず飛ばずだし、何のあてもないはずなのに。そんな藤吉の覚悟のなさに嫌悪感を抱く人もいるようだ。

 

また、てんの笑顔についても今のところ全面的な支持があるとは言い難い。そういう役柄上仕方ないのだけど。立場をわきまえていないし、楓の神経を逆なでしていると言われてもしかたない。「辛い立場でも笑顔で乗り越える」といった朝ドラで何度も見たようなワンパターンな展開になることへの懸念もあるようだ。

 

とはいえ、啄子の「京なまり ぜいたく アホ」とか、楓のキャラとかは支持があるようだ。京都編から引き続き、脇役たちが面白い・素敵という展開。