『わろてんか』史実に基づく臭い漬物のエピソードなど第20回の感想・評価

感想・評価わろてんか

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感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第4週・第20回(2017年10月24日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回は、北村屋の女中として採用されたてん。ただ、啄子の彼女に対する評価は「京なまり ぜいたく アホ」ということで、厳しい女中生活が待っていそう。

 

藤岡てんのモデルとなった、吉本せいは、このような旦那の実家での女中生活はしていないです。ですが、史実によると11歳から6年間奉公に出ています。今回のエピソードはその奉公生活でのエピソードがアレンジされていると思われます。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は藤岡てん役の葵わかなさん。北村屋の女中となった。辛い場面も笑顔で乗り切るという属性が備わっている模様。

2位は北村藤吉役の松坂桃李さん。実家・北村屋で働いている。一応働く気はあるようだ。

3位は女中・トキ役の徳永えりさん。てんの女中だったトキ。今回、てんを追って北村屋にやってくる。だがてんは北村屋では女中扱い。したがってトキは女中の女中ということに。余計なお世話ではあるが、風太を置いててよかったのか、トキ。

 

4位は藤吉の母・啄子(つえこ)役の鈴木京香さん。ごりょんさんである。鬼である。強そう。

5位は藤吉の許嫁・杉田楓役の岡本玲さん。てんのライバル。彼女の立場もわからなくはない。当時の価値観としては当然なのだろう。北村屋のごりょんさんとなるべく、てんを蹴落としにかかる。

 

6位は女中・スミ役の楠見薫さん。朝ドラ御用達の女優さん。ここ数年だけでも「ごちそうさん」「マッサン」「あさが来た」に出演。

あさが来た」でのかの役が記憶に新しい。この役の口癖だった「ほんにほんに~」を、今にも言いそうである。

直後に放送された「あさイチ」でも、イノッチが「よく出てきますね。あの方ね。また登場かって感じで楽しみ」と言っていました。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をします。

ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

インド人、米を買う

★7分30秒(盛り上がり度:53)

インド人の人が北村屋に米を買いに来た場面。

米不足で、北村屋でも外米を扱っている。

 

インド人は「スミマヘン! お米クダサイ! 3升クダサイ」と言っていた。

 

番頭の又八(井之上チャル)によると、外米は日本人にはなかなか合わないという。そこで複数の品種のブレンドが鍵になる。藤吉は又八に頭を下げ、米のブレンドの仕方を教えてもらう。

 

藤吉は、ここではちゃんと働いているようだ。

 

 

臭い漬物のエピソード

★12分30秒(盛り上がり度:62)

今回は、使用人らが食事をするところの近くに、臭い漬物樽が置いてあるエピソードがあった。

わざと臭いものを近くに置くことにより、使用人の食欲を減退させ、飯をあまり食べないようにさせるという。

 

これは吉本せいの奉公生活のエピソードにも似たようなものがある。腐った漬物を食べさせられて食欲を減退させられる。

この頃の大阪の商売人は、カネに相当エグかったようで、このような始末で使用人を使い倒している。いまもそうかもしれないが。

 

このエグいまでの始末の経験は、後の寄席経営に生きてくることになる。

 

ドラマの中では、生姜によって漬物の匂いを軽減させる場面があった。吉本せいも同じく、生姜によって漬物を改善したとされている。ドラマの中ではてんは特に怒られることはなかったが、吉本せいは漬物の改善を怒られてしまったようだ。それは当然、使用人の食欲が増せば、コスト増になるためである。

 

吉本せいは、洗濯などの仕事全般に、自分なりの改善を加えていったようだ。だがそれは他の女中からは生意気だと睨まれる。しかし主人からは一目置かれる存在になったという。

 

嫁合戦

★15分(盛り上がり度:75。今回最高の盛り上がり)

藤吉とてんがいちゃついているところに、楓が登場。

藤吉は楓に「あんたと結婚する気はない。身引いてもらえませんやろうか」と言った。

楓は泣いた。そこに啄子も登場し「あんたら、大事な許嫁はんなに泣かしてはるんでっか」と、てんと藤吉を叱責。

 

だが藤吉は「おれの許嫁はおてんちゃん一人や」と引き下がらない。

 

そこで啄子は「あんたと楓はんで、どっちが藤吉郎の嫁にふさわしいか、見極めさせてもらいます。二人で商い勝負してもらいまひょ」と言った。

ナレーションで「さーて、とざいとーざい、嫁合戦の始まりでございます」と宣言された。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

嫁合戦www」「大阪(の人) 意地悪」「トキ 来る」「あさイチ 朝ドラ受け 久しぶり」「藤吉 頑張る」「インド 米」などの言葉が多く投稿された。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

前回に引き続き壊滅的な低さとなっている。

やや、視聴者がついていきづらい展開が続いているようだ。

 

例えば、今回の北村屋でてんがしごかれるエピソードは、前述の通り吉本せいの奉公時代のエピソードでもあるのだが、当時の時代背景や大阪人のエグいまでの商売人気質を説明しないと、ただイジメられているだけのように映る。

生姜の話も、あのようにただ使用人に歓迎されただけでよかったのだろうか。わざと臭くしてあるのに。コスト増になってしまったのだが。

 

また、仮にも跡取り息子が連れてきた女性をあのような扱いとは無理があるのではないか。それをナレーションで「シンデレラ」と言ってしまうのも違う気がする。シンデレラとはまったく立場が違うだろうと。

 

でも次回は早速嫁合戦なので、意外と早くこの暗い時代に終止符が打たれるかもしれませんね。