『わろてんか』ボンクラ藤吉がまた大風呂敷広げるも視聴者は期待薄。万丈目吉蔵(藤井隆)に期待する-第25回

感想・評価わろてんか

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第5週・第25回(2017年10月30日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回までは、てんvs.楓の戦いがありました。インスタから。

 

戦いには決着がついて、今回は北村屋の商売の話となります。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は北村藤吉役の松坂桃李さん。北村屋を引っ張る立場にならなければならない。しかし上表のようにSNSでは彼に対するネガティブなコメントがポジティブなコメントを上回っている。やることなすこと、空回りしそうで心配だらけだ。

 

2位は万丈目吉蔵役の藤井隆さん。藤吉の芸人仲間だった男。騒がしい。今回の後半で登場する。

 

3位はキース役の大野拓朗さん。こちらも藤吉の芸人仲間だった男。悪友といった感じだ。まーた余計なことを企んでいるんじゃないかと心配。

 

4位は藤岡てん役の葵わかなさん。主演のおてんちゃん。北村屋で女中生活を続けている。

5位は藤吉の母・啄子(つえこ)役の鈴木京香さん。始末屋のごりょんさん。まだてんのことを認めていない。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

 

藤吉、借金返済を目指すも期待薄

★6分(盛り上がり度:39)

北村屋に莫大な借金があることを知った藤吉。「この借金は俺がなんとかする。その代わり、ちゃんと借金を返すことが出来たら、おてんちゃんを嫁として認めてほしい」と啄子に言った。大風呂敷は広がった。

 

借金を一気に返済すべく、藤吉は大口の取引先開拓に乗り出す。

てんは藤吉が怖い顔をしているのを見て、自分の頬を両手でつぶして「笑顔ですやろ。笑顔! そない怖い顔していはったら、ご新規さん、見向きもしませんえ」と助言した。

 

藤吉が何か前向きなことを始める、と言っても嫌な予感しかしない。SNS上でも彼への期待感は薄い。

この時点のSNSでの反応:

やめとけやめとけ藤吉
空回りの匂いしかしない
今まで長いことブラブラしてて何を偉そうに

 

嫌な予感は当たる。藤吉は新規開拓だと言って、米をリアカーにのせて船場を売り歩いた。「船場一美味しい米」とか「冷めても握っても美味しい米」とか、そんな文句で米が売れたら今まで苦労してないだろう・・・。

 

さらに、番頭の又八(井之上チャル)が、ライバルの天野屋へ移籍してしまう。天野屋へ婿入りするとのこと。彼の才覚を買った、ヘッドハンティングだ。

 

なお北村屋の莫大な借金は、藤吉のボンクラ親父が女子に貢いで作ったものだとわかる。

 

万丈目吉蔵、初登場

★13分30秒(盛り上がり度:78)

藤吉が米を売り歩いている(しかし売れないでしゅんとしている)と、「この穀潰しがああああああ!!!」という女性の声と、「ぎゃあああああ!!」という男性の声が聞こえてきた。

 

男性は、家から飛びてできて路地裏の壁にバウンドした。

男性の声の主は、万丈目吉蔵だった。藤吉の元芸人仲間。女性の声の主はその妻の歌子(枝元萌)。

 

歌子は吉蔵の襟を掴み「こんなところで油売っとらんと、さっさと寄席の仕事のひとつも見つけてこんかい!」と暴力的に要求した。

 

この時点のSNSでの反応:

隆キタ━━
藤井くん!さすが新喜劇出身
いきなりの新喜劇はじまたw

 

キース、嫌な予感

★15分(盛り上がり度:83。今回最高の盛り上がり)

再会を懐かしむ藤吉と吉蔵。その場に、キースも現れた。

藤吉は二人に、今自分が置かれている状況を説明した。店を立て直して、啄子に認めてもらわなければならないことも。

 

するとキースが「よっしゃ、任さんかい!」と言って「いい儲け話、あるで」と藤吉につぶやいた。

 

キースといえば、これまでもアホな商売でやらかして、藤吉ともどもチンピラに追われる羽目になるなど、とにかく彼が何かをやりだすと言ったら嫌な予感しかない。

 

この時点のSNSでの反応:

また余計なことしそうやなw
キースの儲け話、ダメゼッタイ
嫌な予感しかしないw

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

番頭 ヘッドハンティング 引き抜き」「藤井隆 登場www」「キース 儲け話 あかん 嫌 予感」「店 ダメ 立て直す」などのコメントが多く投稿された。

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

前回やや持ちなおしていたが、今回はまた壊滅的に低くなっている。ただし、「可愛い・かっこいい」の数値だけは高い水準となっている。

 

低い理由はいくつかあるが、まずは藤吉に顔以外の魅力がないことと、てんに存在感がないということ。

藤吉が何かをやりだすと言っても、視聴者はどう彼に向き合えばいいのだろうか。ダメ男が「やったるで~」と言うのはコメディとして見ていれば面白いかもしれないが、どうも今回の話はコメディではない。しかもやりだすのはやっぱり何の工夫もないダメ商売。

ダメ男藤吉がダメな商売をやりまっせー」ということを全面に出して、面白おかしく見せるとか、そういう演出ならわかりやすいのだが。松坂桃李さんの演技力やイメージ戦略(人気俳優は制約が多い)のために、面白おかしく見せることは封印されているのだろうか。

 

演技といえばおてんちゃんも、なんだか「脚本に書いてあることをただ一生懸命やってます」という感じがしてしまって存在感がない。対照的なのは藤井隆さん(好き嫌いはあるにしても)。脚本の内容を自分なりに解釈して、自分だったらどう演じるかという工夫を、ベテランだから当然なのだが自然にやってると思う。

葵わかなさんにはもっともっと、思いっきりやってほしい。脚本がアレなんだから、もうその枠を飛び越えて自分の魅力を視聴者に伝えれば良いと思うのだ。がんばって!

感想・評価わろてんか

Posted by tomo