『わろてんか』てん、大きな氷の塊の上で冷やし飴を売る(実話)才覚を見せる-第44回

感想・評価わろてんか

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第8週・第44回(2017年11月21日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回の記事はこちら

このドラマ、藤吉の登場シーンが少なければ少ないほど、SNS上の評価が上がるという現象があるのですが、今回もそうでした。

今回はてんのアイディアで、風鳥亭の前で冷やし飴を売るシーンがありました。これは実話をもとにしています。後述します。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は伊能栞役の高橋一生さん。最後に出てきて1位をかっさらった。だが最近出すぎてはいないだろうか。栞を使いすぎ、こすられすぎると、肝心なところでのインパクトが欠如してしまう可能性がある。

2位は藤岡てん役の葵わかなさん。今回は才覚を発揮する。

3位は藤吉の母・啄子(つえこ)役の鈴木京香さん。この人に寄席を運営してほしい。

4位は北村藤吉役の松坂桃李さんでした。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含む)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

冷やし飴の販売を始める

★8分30秒(盛り上がり度:39)

てんが、寄席で冷やし飴(飴とショウガを溶かした、瓶入りのジュースみたいなもの)を売ることを思いついた場面。当時は冷房なんてものはないから、冷たい飲み物はよく売れるという発想。

そこに啄子のアイディアが加わり、これを建物の中だけではなく、外でも売ることになった。

 

さらにそこにてんのアイディアが加わる。いかにも冷たそうな氷の塊を置き、その上で冷やし飴を転がして客を呼び込んだ。これで冷え冷え感がダイレクトに伝わる。てんの才覚である。才覚は、北村屋の家訓の一つで「どこに商いの勝機があるか見極め、誰もやっていないことをやること」

この時点のSNSでの反応:

てん、商才発揮
冷やし飴美味いよね
え、冷やしあめ、ローカル?

 

冷やし飴って昔の飲み物かと思ったら、今でも関西にはあるらしい。関西ローカルの飲み物とのこと。

 

この冷やし飴のくだりは実話をもとにしている。後のネタバレの箇所でもうすこし詳しく書く。

 

伊能栞が登場(BGM付き)

★13分(盛り上がり度:74。今回最高の盛り上がり)

伊能栞が風鳥亭に現れた場面。

例によってテーマ曲を伴っている。

 

栞「ずいぶんと盛況ですね

てん「伊能さん!

啄子「あれまあ! ようこそおいでやす

栞「お久しぶりです。この氷の仕掛けは、おてんさんが考えたのか?

関心する栞であった。

 

この時点のSNSでの反応:

伊能さんきたー
伊能さんも感心してる!
またBGMと共に来た栞はんw

 

おてんさん、レンタルされる!?

★15分(盛り上がり度:74)

栞は、活動写真の輸入を始めたという。

 

少々の世間話の後、栞は藤吉に「おてんさんを、僕に貸してくれないか」と言った。

藤吉は「何冗談を」と言ったが、栞はそれを無視しててんに「僕には君が必要なんだ」と言った。

 

てんと藤吉は、このドラマでなんども見たことがある、二人揃って口を半開きにして、いつもの、ワンパターンな驚き顔をした。

この時点のSNSでの反応:

栞様に借りられたい
この際貸すだけやのうて乗り換えよう
てんちゃんをシェアするですって!

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

冷やし飴のくだりは、このドラマのモデルとなった吉本せいの実話をもとにしたネタである。

冷やし飴自体は、関西ではどこにでもあるようなもので、珍しいものではなかったらしい。

だが、あの氷の塊に置いて売ったというのは、他の店にはない良いアイディアだったということである。

 

ちなみに吉本せいはもうちょっとエグいこともやる。

寄席の売店で、スルメや酢昆布ばかり売ったという。これらはしょっぱいので、客は甘い飲み物が欲しくなる、という寸法である。

純粋にお客さんのことを考えてやる部分と、利益追求のために多少ダークな(!?)部分、両方併せ持つのが吉本せいだったようで、今のところただ純粋で従順なおてんちゃんとは違う部分かも。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

平均値より高くなった。このドラマにおいては珍しいことである。

冒頭に書いたとおり、藤吉の活躍が少ないと、評価が高くなる。

今回は、啄子、てん、そして栞の活躍があった。

藤吉は今のところ何もやっていないように見えるが、裏では一生懸命働いていると信じたい。